11/23/2015

Excel。SORT。横縞を条件付き書式とMOD&ROW関数のコラボで設定してみよう。


Excel。横縞を条件付き書式とMOD&ROW関数のコラボで設定してみよう。

<条件付き書式+MODとROW関数と並び替え>


前回、一行おきにセルの塗りつぶしをした行を並び替えしたら、

スプライト柄が崩れて、一行おきにセルの塗りつぶしでなくなってしまった。

ということを書きまして、テーブルにすればいいのでは、とご紹介したところ、
もうちょっと、違った方法を教えてほしいということでしたので、

今回は、以前書いたことがあります。
条件付き書式とMOD+ROW関数のコラボレーションで、対応してみましょう。

さて今回登場する2つの関数について確認しておきましょう。

MOD関数ですが、この関数は、割り算の「あまり」を算出する関数ですね。
この関数を使うと、偶数か奇数かを判断することが出来たりします。

5を2で割れば、あまりは1ですよね。4を2で割れば、あまり0ですよね。

ROW関数は、アクティブになっている行番号を教えてくれる関数ですね。
B5なら5という数値を算出してくれます。

この2つを使うと、今の行は、奇数か?偶数か?を求める事出来るわけですね。

そして、そこに、条件付き書式で、その関数の結果が1だったら、塗りつぶす。
ということを設定してあげれば、いいわけですね。

では、早速設定していきましょう。

B3:F9を範囲選択しましょう。条件付き書式は、書式なので、
先に範囲選択をしてから設定するのがいいでしょう。

ホームタブの条件付き書式の新しいルールをクリックしましょう。

すると、新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。

ルールの種類を選択してくださいは、【数式を使用して、書式設定するセルを決定】を選択して、
【次の数式を満たす場合に値に書式設定】のボックスをクリックして、
ここに数式を作成していきます。

関数の挿入ボタンとか使えませんので、手入力になります。
ボックスに、

=MOD(ROW(),2)=1

という数式を入力します。

この数式は、小文字でもOKですよ。

次に、書式ボタンをクリックしましょう。

セルの書式設定ダイアログボックスが表示されますので、塗りつぶしタブに移動して、
背景色からお好みの色を選択しましょう。

そして、OKボタンをクリックしましょう。

先程の、新しい書式のルールダイアログボックスに戻ってきますので、
OKボタンをクリックしましょう。

結果、表はどうなったのかというと、ちゃんと、一行おきにセルが塗りつぶすことが出来ましたね。


では、合計を降順で、並べ替えてみましょう。
F3をクリックして、データタブの降順ボタンをクリックしましょう。

結果は、

合計が降順で並びましたが、スプライト柄のシマシマ。一行おきに塗りつぶされていますよね。

これは、条件付き書式を設定したので、通常の塗りつぶしとは異なっているからなんですね。

アイディアによっては、3色に塗りつぶすことも出来ますので、
テーブルよりも汎用性があるかもしれませんね。