1/02/2016

Excel。Aggregate。曜日別に金額を集計する方法を知りたいということで。その2。


Excel。曜日別に金額を集計する方法を知りたいということで。その2。

<TEXT&SUMIF関数 編>


今回は、予告通りに前回ご紹介しました、
WEEKDAY関数とSUMIF関数を使って、曜日別に金額を集計する方法ですが、
今回は、もうちょっと、簡単に算出する方法をご紹介します。

前回は、WEEKDAY関数と表示形式を使って算出してみたわけですが、
なかなか、Excelの経験値が少ない方・初心者の方には、ちょっと縁遠い関数ですので、
今回のほうが、もう少しわかりやすいかと思います。

では、下記のような表を作っていきます。

さて、B列の日付はOKとしまして、C列を今回は、TEXT関数を使って求めていきます。

C4をクリックして、TEXT関数ダイアログボックスを表示しましょう。

値には、B4と入力します。

表示形式は、B4をどのような形式で表示したいのか?ということなので、
今回は曜日で表示したいので、aaa と入力しましょう。

そして、OKボタンをクリックして、オートフィルハンドルを使って数式をコピーしましょう。

これで、元の表は完成しましたので、次に、集計表を作成していきましょう。

前回は、F列の曜日を1と入力して、表示形式を云々かんぬんとかご紹介しておりましたが、
今回は、日~土とただ単純に入力しておきましょう。

そして、G4には、前回と同じですが、SUMIF関数を使って数式を作っていきますので、
G4をクリックして、SUMIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

範囲には、C列の曜日ですね。ですので、$C$4:$C$18 と入力します。
絶対参照を忘れないようにしましょう。

検索条件は、曜日を入力したところですから、F4

そして、合計範囲は、合計したいデータのある、D列なので、$D$4:$D$18 と入力しましょう。

こちらも、数式をコピーする関係から絶対参照を忘れないようにしましょう。

範囲選択をしたら、すぐにF4キーを押すと絶対参照が簡単に設定できますので、
F4キーを忘れずに。

OKボタンをクリックしましょう。

そして、数式をオートフィルハンドルを使ってコピーしましょう。

これで完成しましたね。

前回のWEEKDAY関数と異なって、こちらのほうがシンプルだと感じられますね。

要員の一つが、F列をそのまま日~土と入力してOKなことと、C列の曜日が、
TEXT関数を使うことによって、表示形式で処理できたことが、
きっとシンプルに感じさせてくれるのではないかと思われます。

このテクニックは、以前条件付き書式で曜日でセルを塗りつぶす時にもご紹介した方法ですね。

TEXT関数を使うことによって、文字として認識してくれるので、
F列に文字を直接入力しても、判別してくれて計算してくれますので、
TEXT関数という関数を少し覚えておくと、色々と現場・実践で使えるように思えますので、
機会があったら、使ってみてはどうでしょうか?