3/21/2018

Excel。事務職のデータ分析その19。分析ツールを使って順位とパーセンタイル順位を簡単に算出してみる【Analysis tool】

Excel。事務職のデータ分析その19。分析ツールを使って順位とパーセンタイル順位を簡単に算出してみる

<分析ツール>

様々な資料を作るにあたり、
順位と百分位(パーセントタイル順位)を算出したりするだけでも、
簡単にその資料が改善されるわけですね。

ただ、関数を使って算出してもいいのですが、
入力して関数の数式を作るにしても、少し時間がかかるわけですね。

そこで、『分析ツール』を使ってみると、
簡単に、順位と百分位の順位を算出することができますので、
確認してみましょう。

では、次の表があります。

A列にNO。通し番号ですね。
B列に氏名が、C列に得点が入力されています。

このC列の順位と百分位(パーセンタイル順位)を
『分析ツール』を使って算出してみましょう。

まずは、『分析ツール』が使える状態になっているかどうか確認しましょう。

データタブの右端に、『データ分析』がなければ、
アドインする必要がありますので、ファイルタブのオプションをクリックして、
Excelのオプションダイアログボックスを表示しましょう。

アドインの分析ツールを選択して、設定ボタンをクリックします。

アドインダイアログボックスが表示されますので、
有効なアドインにある、『分析ツール』にチェックマークをつけて、
OKボタンをクリックします。

データタブに、「データ分析」が登場しましたので、早速クリックしましょう。

データ分析ダイアログボックスが表示されますので、
「順位と百分位数」を選択してOKボタンをクリックします。

順位と百分位数ダイアログボックスが表示されますので、
入力範囲には、C列の得点を選びますので、C1:C16を範囲選択します。

絶対参照が設定されますので、$C$1:$C$16と変わります。

先頭行をラベルとして使用にチェックマークを付けます。

出力オプションは、このシート上に算出しますので、
出力先をオンにして、E1をクリックします。絶対参照が設定されますので、
$E$1と変わります。

あとはOKボタンをクリックしましょう。

順位と百分位(パーセンタイル順位)が表示されましたね。

F列の得点は降順にならび、それに基づいた順位がG列に算出されて、
H列に百分位が算出されています。

このように、アドインの『分析ツール』を使うことで、
簡単に算出することができます。

ただ、ちょっと困ったことに、
氏名が無いので、氏名の列を追加しましょう。

VLOOKUP関数を使えば簡単に算出することができますね。

F2をクリックして、VLOOKUP関数を作成しましょう。
F2の数式は、
=VLOOKUP(E2,$A$2:$C$16,2,FALSE)
となっています。

これで完成しました。

このように、『分析ツール』を使うことで、
順位と百分位を簡単に算出することができます。