3/15/2018

Excel。B/S(貸借対照表)をグラフ化してみよう!Exce2013【Balance sheet】

Excel。B/S(貸借対照表)をグラフ化してみよう!Exce2013

<貸借対照表>

会計ソフトを使ってとか、Excelで簡易的にデータを使って、
決算やら月次決算やらと数値の表で資料を見てもわかりにくいので、
グラフ化したいということで、
以前Excel2010でのB/S(貸借対照表:バランスシート)を
グラフ化する作り方をご紹介したことはあるのですが、
今回はExcel2013でリニューアルしてみましょう。

作成するB/S(貸借対照表:バランスシート)のグラフを確認しておきましょう。

左側に、『資産』。右側に、『負債』と『資本』というグラフになっています。

では元の表を見てみましょう。

各勘定科目の合算済みのデータですね。

会計ソフトの場合は簡単に算出してくれますね。

ところがこのデータのままでは、作りたいグラフは作れません。

グラフを作る時の基本。
「作りたいグラフのための表を作る」ことをしなければいけませんので、
次のようにグラフのための表を作成します。

それでは、B10:D15を範囲選択して、
挿入タブの縦棒から「100%積み上げ縦棒」をクリックしましょう。

100%積み上げ縦棒グラフが挿入されますね。
「おすすめグラフ」から選んでもOKですね。

グラフを加工していきましょう。積み上げを選んだにもかかわらず、
積み上がっていませんので、積み上げる作業からアレンジしていきます。

グラフツールのデザインタブにある「データの選択」をクリックしましょう。

データソースの選択ダイアログボックスが表示されます。

行/列の切り替えをクリックしましょう。

凡例項目(系列)に、流動資産計などの項目が移動してきました。

グラフ自体は、この時点で積み上がったのですが、
項目の順番がいい加減になっていますので、
上下ボタンを使って項目の順番を入れ替えします。

上から、「固定資産計」「流動資産系」「純資産合計」
「固定負債計」「流動負債計」として、OKボタンをクリックしましょう。

グラフはこのようになりましたね。

凡例と横軸は不要なので、削除しましょう。

縦軸の目盛間隔を20%に変更していきますので、
縦軸をダブルクリックするか、

グラフツールの書式タブから、グラフ要素が、
縦(値)軸になっているのを確認して、
選択対象の書式設定をクリックしましょう。

画面の右側に、軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。

軸のオプションの目盛間隔の目盛を0.2に変更します。

ついでに、縦軸のフォントサイズは、9ptと小さく読みにくいので、
ホームタブのフォントサイズを使って縦軸の文字を大きくしておきましょう。

棒グラフの幅を広げる作業を行いますので、棒グラフをクリックします。

作業ウィンドウが、データ系列の書式設定に変わりますので、

系列のオプションの「要素の間隔」を0%しましょう。

グラフはこのように変わってきました。

データラベルを表示していきましょう。

グラフ要素からデータラベルのその他のオプションをクリックしましょう。

データラベルの書式設定作業ウィンドウが表示されます。

ラベルオプションのラベルの内容に、
「系列名」を追加して、区切り文字を「改行」に変更しましょう。

なお、一度にまとめて変更できませんので、それぞれ行う必要があります。

あとは、データラベルのフォントサイズを大きくして、
グラフタイトルを変更して完成ですね。

会計ソフトによっては、編集できないものもあったり、
または、グラフ化する機能がなかったりするようなので、
見える化」するためにも、知っておくといいかもしれませんね。