Access。フォームでコンボボックスを使った検索。コンボボックスのデータを並び替えるには？
＜Access：フォームのコンボボックス＞
T顧客管理というテーブルがあります。
このテーブルのデータを入力しやすくするので、F顧客管理というフォームを作りました。
入力用のフォームでも閲覧用のフォームでも、検索できると作業効率が改善できます。
そこで、検索するためのリストを、コンボボックスを使って作っていきます。
F顧客管理をデザインビューで表示します。
フォームデザインツールのコントロールにある、「コンボボックス」をクリックして、フォームヘッダーにコンボボックスを描きます。
コンボボックスウィザードが起動します。順を追って確認していきましょう。
検索するボックスを作りますので、「コンボボックスで選択した値に対応するレコードフォームで検索する」にチェックマークをつけて、次へボタンをクリックします。
今回は、「ふりがな」フィールドを使って検索したいので、「ふりがな」フィールドを設定し、次へボタンをクリックします。
列幅の設定ですが、調整が必要でしたら調整して、次へボタンをクリックします。
コンボボックスと同時に挿入されるラベルの名前を設定しますので、今回は「ふりがな検索」とします。最後に、完了ボタンをクリックします。
作成した、コンボボックスのラベルには、名前を設定しましたが、コンボボックス自体には、名前が設定していませんので、プロパティシートを表示して、「ふりがな検索」という名前で設定しておきます。
では、フォームビューにして、検索ができるか、確認してみましょう。
ふりがなの一覧が、コンボボックスに表示されているのが確認できましたね。
【コンボボックスの一覧を五十音順で表示したい】
ところが、T顧客管理テーブルの「ふりがな」フィールドを使っているために、登録順で一覧が表示されています。これでは、検索するのが大変なので、五十音順で表示したいのですが、どうしたらいいのでしょうか？
先ほど設定したコンボボックスウィザードには、そのような設定はありませんでした。
今回のように昇順や降順にしたい場合は、プロパティシートで設定すれば、コンボボックス内の一覧を並び替えることができますので、確認していきましょう。
デザインビューにして、コンボボックスの「ふりがな検索」をクリックして、プロパティシートを表示しましょう。
プロパティシートのデータタブにある、「値集合ソース」のビルドボタンをクリックします。
クエリビルダーが開きますので、並び替えをしたいフィールドに昇順の設定をします。
これで、設定は完成ですので、クエリビルダーは閉じてOKです。
上書き保存したら、フォームビューに表示を変えて確認していきましょう。
先程と異なり、五十音順のコンボボックスになっているのが確認できましたね。
このように、Accessでは、何か設定してみたいと思ったら、プロパティシートをみてみると解決策が見つかるかもしれませんね。
