Excel。CORREL関数をつかえば、2つのデータ間の相関係数を算出できます
<CORREL関数>
来客数と売上高など、2項目の関連の度合いを知ることで、次の一手を打つための資料になるわけですが、ExcelのCORREL関数をつかうことで、簡単に、「相関係数」を算出することができます。
次のデータでみてみましょう。
B列には、来店数。
C列には、売上高。
この2つのデータ間には、関係性が強いのか弱いのかを知るのが、相関係数です。
F1には、CORREL関数をつかい、相関係数を算出してあります。
F1の数式は、
=CORREL(B2:B6,C2:C6)
算出された値は、0.91…となっています。
相関係数は「1」に近いほど、正の関係性が強いといわれていますので、この2つのデータ間には、何らかの関係がありそうということが数値として知ることができました。
逆に、「0」に近ければ、関係性は弱いというか、薄いといえるわけです。
では、CORREL関数の基本情報を確認しておきましょう。
CORREL関数の読み方は「コーレル」です。
所属は、「統計」です。
CORREL関数の引数は、
CORREL(配列1,配列2)