6/01/2022

Excel。HSTACK関数は、手早く列ごとに抽出することができます。【HSTACK】

Excel。HSTACK関数は、手早く列ごとに抽出することができます。

<HSTACK関数>

2022年3月に追加された、「HSTACK関数」

表から、必要な列だけを抽出して、別の表を手早くつくることができる便利な関数です。


まずは、どのような構文なのかを確認しておきましょう。

HSTACK関数

読み方: エイチスタック

分類: 検索/行列 

HSTACK(array1,[array2],…)


次にどのように使うのかを確認します。

A1:E7に3年分のデータが用意されています。


 上記の表から、2023年だけを抽出した、新たな表を作りたいときに、HSTACK関数を使用すると手早くつくることができます。


A11に次の数式を設定します。

=HSTACK(A2:B7,E2:E7)


A2:B7とE2:E7を設定するだけです。


この程度の表の大きさならば、コピーペーストのほうが早いかもしれませんが、この列とこの列とこの列と…というようにアチコチから列を持ってきたい時には、このHSTACK関数をつかうことで、手早くつくることができます。


今回新しく加わった関数は、使えるものが多いようですので、色々試してみると、日頃の作業が改善できるものがあるかもしれませんね。