Excel。HSTACK関数は、手早く列ごとに抽出することができます。
<HSTACK関数>
2022年3月に追加された、「HSTACK関数」
表から、必要な列だけを抽出して、別の表を手早くつくることができる便利な関数です。
まずは、どのような構文なのかを確認しておきましょう。
HSTACK関数
読み方: エイチスタック
分類: 検索/行列
HSTACK(array1,[array2],…)
次にどのように使うのかを確認します。
A1:E7に3年分のデータが用意されています。
上記の表から、2023年だけを抽出した、新たな表を作りたいときに、HSTACK関数を使用すると手早くつくることができます。
A11に次の数式を設定します。
=HSTACK(A2:B7,E2:E7)
A2:B7とE2:E7を設定するだけです。
この程度の表の大きさならば、コピーペーストのほうが早いかもしれませんが、この列とこの列とこの列と…というようにアチコチから列を持ってきたい時には、このHSTACK関数をつかうことで、手早くつくることができます。
今回新しく加わった関数は、使えるものが多いようですので、色々試してみると、日頃の作業が改善できるものがあるかもしれませんね。