8/23/2022

Excel。並べ替えしたデータを抽出するにはSORT関数を使うのが便利です。【SORT】

Excel。並べ替えしたデータを抽出するにはSORT関数を使うのが便利です。

<SORT関数>

テーブル機能を追加した表を「並べ替え」するだけなら、いつものように並べ替えボタンを使うとか、昇順や降順といったボタンを使えばいいわけです。


ただ、並べ替えを実施した後に、そのデータを抽出というかコピーするとしたら、一度で出来る方が、作業効率的に、わざわざコピー&ペーストしなくても、いいわけですね。


それができるのが、SORT関数です。

次の表を使って説明します。


A1:D11までの範囲はテーブルになっていて、テーブル名を「売上表2月」と設定しています。


このテーブルのD列の売上高フィールドを降順としたデータを抽出したいわけです。

そこで、F2に次の数式を設定します。

=SORT(売上表2月,4,-1)


たったこれだけで、OKです。スピル機能があるので、オートフィルで数式をコピーする必要もありません。


とても便利なSORT関数なのですが、日付型データが含まれている場合、表示形式が解除されてシリアル値に戻ってしまうため、あとで、表示形式を再度設定する必要があります。


あと、SORT関数の引数も確認しておきましょう。

SORT(配列,[並べ替えインデックス],[並べ替え順序],[並べ替え基準])


なお、「並べ替え順序」ですが、昇順は「1」で降順は「0」ではなく「-1」です。