4/07/2023

Excel。条件付きの標準偏差を算出することができるDSTDEVP関数【DSTDEVP関数】

Excel。条件付きの標準偏差を算出することができるDSTDEVP関数

<DSTDEVP関数>

データ全体を母集団として、標準偏差を条件付きで算出したい場合には、DSTDEVP関数をつかうことで、算出することができます。

DSTDEVP関数

今回は、クラスがAの標準偏差を算出していきます。

STDEVP関数では、条件を付けての算出ができませんので、「DSTDEVP関数」の出番というわけです。


C11の数式は、

=DSTDEVP(A1:C8,C1,A10:A11)


これで、標準偏差を算出することができます。

DSTDEVP関数の引数を確認しておきましょう。


最初の引数は、「データベース」です。

表全体を選択しますので、A1:C8と設定します。


2つ目の引数は、「フィールド」です。

ポイントの標準偏差を算出したいわけなので、C1の「ポイント」を選択します。


最後の引数が、「条件」なので、準備しておいた、A10:A11を選択します。


これで、算出することができます。

手早く算出することができますが、条件は事前に準備しておく必要があります。