Excel。非表示でオートフィル。非表示には、そのままにしたい
<非表示とオートフィルとオートフィルター>
データをコピーするのに便利なオートフィル機能ですが、非表示になっているものも対象になってしまうので、コピーされてしまいます。
次の表を使って確認していきます。
提出日が空欄ではなくなったら、C列に「レ(チェックマーク)」を入力します。
B4:B6まで、提出日が空欄です。
4行目から6行目までを非表示にします。
C2のデータをオートフィル機能で、C7までコピーしました。
非表示を解除してみます。
非表示にした行のC4:C6にもデータがコピーされていることが確認できます。
つまり、オートフィル機能は表示・非表示に関係なくデータをコピーすることがわかります。
このような場合、非表示ではなくて、オートフィルター機能のフィルターをつかうことで、解決することができます。
データタブの「オートフィルター」をクリックして、オートフィルター機能を追加します。
B列の提出日フィールドのフィルターをクリックします。
フィルターから「(空白セル)」を除くようにチェックマークを外します。
これで、非表示と同じように表示されます。
C2をクリックして、オートフィルでC7までデータをコピーします。
それでは、オートフィルターのフィルターを解除します。
フィルターの対象になっていたデータには、チェックマークが入力されていないことが確認できます。
非表示にするのではなく、オートフィルター機能をつかって、フィルターを設定することで、オートフィルで、手早くデータをコピーすることができます。
見た目同じような非表示ですが、設定によって、結果が微妙に異なることがありますので、色々なパターンで探してみると、意外と手早く処理できるものが見つかるかもしれませんね。