4/26/2023

Excel。非表示でオートフィル。非表示には、そのままにしたい【hidden】

Excel。非表示でオートフィル。非表示には、そのままにしたい

<非表示とオートフィルとオートフィルター>

データをコピーするのに便利なオートフィル機能ですが、非表示になっているものも対象になってしまうので、コピーされてしまいます。


次の表を使って確認していきます。


提出日が空欄ではなくなったら、C列に「レ(チェックマーク)」を入力します。


B4:B6まで、提出日が空欄です。


4行目から6行目までを非表示にします。


C2のデータをオートフィル機能で、C7までコピーしました。


非表示を解除してみます。


非表示にした行のC4:C6にもデータがコピーされていることが確認できます。


つまり、オートフィル機能は表示・非表示に関係なくデータをコピーすることがわかります。


このような場合、非表示ではなくて、オートフィルター機能のフィルターをつかうことで、解決することができます。


データタブの「オートフィルター」をクリックして、オートフィルター機能を追加します。


B列の提出日フィールドのフィルターをクリックします。


フィルターから「(空白セル)」を除くようにチェックマークを外します。


これで、非表示と同じように表示されます。


 C2をクリックして、オートフィルでC7までデータをコピーします。


それでは、オートフィルターのフィルターを解除します。


フィルターの対象になっていたデータには、チェックマークが入力されていないことが確認できます。


非表示にするのではなく、オートフィルター機能をつかって、フィルターを設定することで、オートフィルで、手早くデータをコピーすることができます。


見た目同じような非表示ですが、設定によって、結果が微妙に異なることがありますので、色々なパターンで探してみると、意外と手早く処理できるものが見つかるかもしれませんね。