Excel。NUMBERSTRING関数をつかうと漢数字を手早く表示できます。
<NUMBERSTRING関数>
満年齢を算出することができる、「DATEDIF関数」があります。
ただ、このDATEDIF関数は、関数挿入ダイアログボックスや、手入力でも表示されない。
いわゆる「隠れた関数」なのですが、DATEDIF関数以外にも、NUMBERSTRING関数というのがあります。
今回紹介する。
NUMBERSTRING関数は、数値を手早く漢数字に変換することができる関数です。
B2の数式は、
=NUMBERSTRING(B1,1)
と設定してあります。
B1には、「12345」という数値を入力してあります。
NUMBERSTRING関数の2つ目の引数に1~3までの値を設定することで、漢数字は漢数字でも色々な形式で算出することができます。
2番目の引数を「1」にすると、桁も漢字にした漢数字で表示することができます。
「2」にすると、漢数字は漢数字でも「大字」という、手形や小切手などでつかう、桁も含めて難しい漢字をつかった表示になります。
「3」にすると、桁は漢字として表示されず、単純に数値を漢数字に変換することができます。
ただ、この関数、ちょっと問題もありまして、算出結果に「+1」しても、「#VALUE!」というエラーを表示してしまいます。
NUMBERSTRING関数の結果は、「数字文字列」になってしまい、文字列扱いになります。
そのため、計算式として、使用するとエラーが表示されてしまいます。