Excel。データ内で一番多い得点は何点なのか?そして何件あるのかを知りたい。
<MODE.SNGL関数・COUNTIF関数>
大量なデータがあれば、色々確認したいことがでてきます。
例えば次の表を使ってみます。
この程度のデータ量でしたら、目視で探すこともできそうですが、大量データの場合、一番多くの人が取った得点を知りたいとしたら、目視では大変です。
また、アンケート結果などの1~5程度の数値の件数を算出するならば、COUNTIF関数をつかうことで、算出することもできます。
ただし、0~100点というように、範囲が広い場合は、算出数が増えてしまい、効率が悪くなります。
このようなケースで使用するのが、「MODE.SNGL関数」です。
MODE.SNGL関数は、データの中で一番よく現れる値を算出することができる関数です。
一番よく現れる値のことを「最頻値」といいます。
「最頻値」は、最大値や中央値。
そして平均値(算術平均)と同じようにデータの傾向を知るために算出する項目の一つです。
D2に次の数式を作成します。
=MODE.SNGL(B2:B11)
算出結果は、54。
最多数が同数で複数ある場合も想定することができますので、その場合には、「MODE.MULT関数」を使用します。
あとは、何件あるのかを算出してみます。
B列に先程。算出した54が何件あるのかを算出したいので、COUNTIF関数をつかいます。
D5の数式は、
=COUNTIF(B2:B11,D2)
算出結果は、3件ということがわかりました。
このように、大量なデータの時に使うと、簡単に算出することができる関数というのが、Excelには色々あります。
色々調べてみて、つかってみたら、業務が改善できたというのがあるといいですね。