12/16/2021

Excel。データ内で一番多い得点は何点なのか?そして何件あるのかを知りたい。

Excel。データ内で一番多い得点は何点なのか?そして何件あるのかを知りたい。

<MODE.SNGL関数・COUNTIF関数>

大量なデータがあれば、色々確認したいことがでてきます。

例えば次の表を使ってみます。


この程度のデータ量でしたら、目視で探すこともできそうですが、大量データの場合、一番多くの人が取った得点を知りたいとしたら、目視では大変です。


また、アンケート結果などの1~5程度の数値の件数を算出するならば、COUNTIF関数をつかうことで、算出することもできます。

ただし、0~100点というように、範囲が広い場合は、算出数が増えてしまい、効率が悪くなります。


このようなケースで使用するのが、「MODE.SNGL関数」です。


MODE.SNGL関数は、データの中で一番よく現れる値を算出することができる関数です。

一番よく現れる値のことを「最頻値」といいます。


「最頻値」は、最大値や中央値。

そして平均値(算術平均)と同じようにデータの傾向を知るために算出する項目の一つです。


D2に次の数式を作成します。

=MODE.SNGL(B2:B11)

算出結果は、54。


最多数が同数で複数ある場合も想定することができますので、その場合には、「MODE.MULT関数」を使用します。


あとは、何件あるのかを算出してみます。

B列に先程。算出した54が何件あるのかを算出したいので、COUNTIF関数をつかいます。


D5の数式は、

=COUNTIF(B2:B11,D2)


算出結果は、3件ということがわかりました。


このように、大量なデータの時に使うと、簡単に算出することができる関数というのが、Excelには色々あります。


色々調べてみて、つかってみたら、業務が改善できたというのがあるといいですね。