Excel。グラフを作る時に、縦軸。気を付けていますか?
講義をしていると感じるのですが、
テキストなどでは、
グラフを作ることができます。
とだけ書いてあることが多いのですが、なぜグラフにするのかということを書いてあるものが比較的少ない。
「なぜ、グラフにするのか?」というと、
ビジュアル化にしたほうが、視覚に訴えるので、
分かりやすい効果を得ることができるので、グラフにするわけですね。
要するに、
数字は所詮文字でしかない。
表を作成しただけでいい場合もありますが、
プレゼンをはじめとした資料をするには、グラフにすることが、大切になってきます。
大切で、作成も簡単だからこそ、注意しないといけないところがあるのです。
それが、
縦軸。
さて、下記のような表があったとして、
東京と神奈川を比較したいけど分かりにくいので、グラフにしたとします。
さて、早速、東京と神奈川のグラフを作成しました。
一見してみて、どう思いましたか?
どっちの成績がいいように見えましたか?
もしかしたら、神奈川のほうが、成績がいいようにみえたら、
トラップに引っかかったことになります。
正解は東京のほうが成績は上です。
表の数字をみればわかりますよね。
グラフの縦軸は、Excelが自動的に最大値を持ってくるわけですね。
普通に作成するならば、構わないかもしれませんけど。
今回のように比較したいときには、縦軸の数字を揃えないといけませんね。
比較をしたいときには、縦軸を揃えないといけないので、そろえる方法は、
まず、グラフの縦軸をクリックして、書式設定を出します。
その中にあります、
軸のオプションの最大値を自動から固定に変更します。
仮に、メリハリがあまりない、折れ線グラフの時は、最小値も変更するといいでしょう。
また、細かすぎるとわかりにくくなりますので、目盛間隔も、調整しましょう。
グラフは簡単に作成できるからこそ、ディディールに凝る。というのが大切になりますね。
このように、手間暇を惜しまないことをすると、より一層、わかりやすく、伝わりやすくなるわけです。
なぜ、グラフにしたのか?忘れずに。