Excel。移動年計のZチャートを作ってみよう。
Zチャート
先日、Zチャートを教えてほしいと、お話がありましたので、今回はそれを題材に書いてみましょう。
移動年計は、季節変動が大きい場合は、特に大切ですね。
まず、移動年計を算出してみましょう。
下記のようなデータがあります。さらに、移動年計用の表も作ります。
まずは、単月を入力します。
次に累計を算出しましょう。
F2をクリックして、SUM関数を作っていきます。
今回は手入力したほうが楽なので、数式バーに直接、
=SUM($E$2:E2)
と入力していき、オートフィルを使ってコピーしていきます。始点を絶対参照にして、その始点までという範囲で設定するだけで、累計ができます。
次に、移動年計を算出します。
移動年計は、過去1年間の数値を合計した数字を時系列で比較した数値です。
なので、2011/4は、2010/5~2011/4までの合計ですね。
2011/4は、オートSUMボタンを使って計算しましょう。
=SUM(B3:B14)
オートフィルでコピーします。
これで、移動年計は完成しました。
さて、Zチャートグラフを作っていきます。範囲は、この表全体ですね。
そして、折れ線グラフを挿入します。
これで完成ですね。移動年計が出来れば、グラフは簡単ですね。