Excel。誕生月を数える方法を教えてほしいというリクエストがありまして その1
MONTH関数とCOUNTIF関数
保育園のスタッフさんから、
園児さんの誕生月ごとに何人いるのか集計する方法を教えてほしいというリクエストがありました。
誕生月ごとに何かプレゼントやイベントとかあるのでしょうね。
別に保育園のスタッフさんでなくても、現場レベルでも、
月ごとに集計するなんてこともあるでしょうから、勉強して損はありませんよね。
ということで、今回は、その1として、MONTH関数とCOUNTIF関数をつかって、
2段階で集計する方法をご紹介します。
Excelには、様々な方法で算出していくことが出来ますが、現場で大切なのは、
自分のわかる範囲、出来る範囲のテクニックを使って、
簡単に算出していくかということになります。
ですので、Excelのベテランさんだと、3ステップで算出できたとしても、
Excelの初心者さんだと、10ステップかかることもありますが、それはそれで、OKなのです。
算出できるという事が大切ですからね。
さて、このような表を使って集計してみます。
直接一発で算出する方法もありますが…ちょっと難解なので、ステップを踏んでいきますので、
一列「月」という列を挿入しておきます。
では、D3をクリックして、MONTH関数のダイアログボックスを表示しましょう。
シリアル値は、C3 を入力します。すると、月を算出してくれますので、
OKボタンをクリックしましょう。
もし、算出した結果が、1900/1/8のように日付になっていた場合は、
表示形式が日付になっていますので、表示形式を標準にかえるといいでしょう。
あとは、オートフィルを使って、数式をコピーしましょう。
これで、ステップ1は完成しました。次はそれぞれの月ごとに集計していきますので、
G3をクリックして、
今度は、COUNTIF関数のダイアログボックスを表示しましょう。
まず、範囲ですが、これは先程「月」を算出した列ということになりますので、
D3:D20が該当します。
ただ、算出後、オートフィルで数式をコピーをしていきますので、その点を考慮して、
絶対参照を設定する必要がありますので、範囲は、$D$3:$D$20 とします。
そして、検索条件は、F3。
このF列は、単純に数値を1~12までの数値を入力してあります。
ここで、1月というように、月をつけて入力してしまうと、
「文字」になってしまい算出することが出来なくなってしまいますので、注意が必要です。
あとは、OKボタンをクリックしましょう。
これで、人数が算出することが出来ましたね。
MONTH関数とCOUNTIF関数という比較的、わかりやすい関数を使って算出できましたね。
次回は、なじみが薄い関数を使って、一発で算出させる方法をご紹介したいと思います。