Excel。あれれ。行を非表示にしたら、グラフがおかしくなっちゃった!
折れ線グラフ
データが多い表だったので、一部を非表示にして、折れ線グラフを作成したら、なんと、摩訶不思議な事になったんだけど、どうしたらいいかな?
非表示にしたらダメなのかな?とご質問を受けましたので、
今回は、その解決方法をご紹介したいと思います。
たしかに、大きな表のままグラフと一緒に印刷するには、
大きな表の一部を非表示にするということもあるでしょう。
では、下記の表があります。
このような大きな表を、一部データを非表示にしてみます。
このように、半月ごとにデータを非表示にしてみました。
これで、準備完了ですね。
この表を、マーカー付折れ線グラフにしていきます。
まずは、範囲選択をして、
挿入タブの折れ線から2-D折れ線のマーカー付折れ線グラフを選択してみましょう。
すると、マーカー付折れ線グラフが挿入されます。
これで、完成。
ってわけには、いきませんよね。
非表示にしたとはいえ、
データが表示されているポイントを結ぶように折れ線が描かれてしまっています。
できれば、データは非表示といっても、全部のデータを表示したいですよね。
それでは、どうしたらいいかというと、データの選択に答えがあるのです。
デザインタブのデータの選択をクリックしましょう。
すると、データソースの選択ダイアログボックスが表示されてきます。
そして、今回は、行/列の切り替えをするわけではありません。
左下にある、【非表示および空白のセル】ボタンをクリックしましょう。
非表示および空白のセルの設定ダイアログボックスがひょうじされますので、
非表示の行と列のデータを表示するにON(チェックマークを付けます)します。
データソースの選択ダイアログボックスにもどりますので、こちらもOKボタンをクリックしましょう。
すると、グラフがこのように変わりましたね。
あとは、横(項目)軸が、斜めになっていて、込み入っているので、
以前紹介したように、6か月ごとに表示していきます。
横(項目)軸をダブルクリック。
あるいは、横(項目)軸をクリックして、レイアウトタブのグラフ要素が、
横(項目軸)なのを確認して、選択対象の書式設定をクリックします。
クリックしますと、軸の書式設定ダイアログボックスが表示されます。
目盛間隔を固定にして、6とします。
補助目盛間隔を固定にして、1とします。
そして、
目盛の種類を 交差。
補助目盛の種類を 内向き
します。そして、閉じるボタンをクリックします。
これで、見やすいグラフになりましたね。