4/30/2022

Access。クロス集計クエリで列の表示順序を希望通りにするにはどうするの【Cross tabulation】

Access。クロス集計クエリで列の表示順序を希望通りにするにはどうするの

<Access:クロス集計クエリ>

作成タブの「クエリウィザード」などで作成することで、テーブルから、簡単にクロス集計を算出したクロス集計クエリをつくることができます。


特に、クエリウィザードをつかえば、ウィザード形式で設定していくので、とても簡単です。


ただ、完成したクエリをデータシートビューで見たときに、列の順番を変更したいとか、決まった店舗順にしたいと思った場合、どのようにしたら、希望する店舗順にすることができるのでしょうか。


例えば、横浜と渋谷を入れ替えるだけならば、Excelのピボットテーブルのように、列を選択して、ドラッグすることで順序を変更することができます。

完全で手作業レベルです。


ただし、列数が多く、また、移動箇所も多い場合、ドラッグ作業で対応するとなれば、かなり面倒な作業となってしまいます。


そこで、プロパティシートの「クエリ見出し」を使うことで順序を変更することができます。


デザインビューに変更します。

プロパティシートを表示したら、「列見出し」のフィールドをクリックします。


クエリ列見出しに、並べたい順番を入力します。

「"新宿","渋谷","品川","横浜"」


では、保存して、データシートビューに変更して、クロス集計クエリを確認してみましょう。


クエリ列見出しに設定した順番で、フィールドが並んでいることが確認できます。


実務では、順序をExcelなどでつくっておいて、クエリ列見出しに、コピーアンドペーストするといいでしょう。


プロパティシートには、様々なものが用意されていますので、調べてみると、意外と問題を解決する方法が見つかるかもしれませんね。