4/26/2022

Excel。CHOOSECOLS関数は好きな列データを抽出できるので便利です。【CHOOSECOLS】

Excel。CHOOSECOLS関数は好きな列データを抽出できるので便利です。

<CHOOSECOLS関数>

2022年3月に追加された、「CHOOSECOLS関数」。

なんで今までいなかったの?といえるほど、便利な関数が追加されました。


次のデータで説明します。

CHOOSECOLS関数

A1:G6には、店舗別の年度別になった来店客数と売上高のデータがあります。


このデータから、売上高の列だけをA8:D13のように、まとめたい場合、イチイチCtrlキーをつかい範囲選択して、コピーするという方法を取りますが、データ量が多かったり列数が多かったりすれば、とても面倒な処理になります。


このためだけに、Excel VBAでプログラムをつくるというのも面倒です。


そこで、新しく登場した「CHOOSECOLS関数」をつかえば、手早く抽出したデータの表をつくることができます。


A8には、次の数式を設定します。

=CHOOSECOLS(A1:G6,1,3,5,7)


あとは、スピル機能によって、勝手に数式がコピーされますので、一列置きにデータを抽出することができました。


CHOOSECOLS関数の引数は、

CHOOSECOLS(array,col_num1,[col_num2],…)

arrayは、配列=範囲で、col_numは範囲の列番号ということで、とてもわかりやすい関数ですね。

たぶん、読み方は、チューズカラムズ だと思いますが…。


なお、この関数は、現在、Office InsiderのMicorsoft365。

バージョン2203ベータチャネル版にしか、追加されていません。

おいおい、Micorsoft365のExcelにも追加されること思われます。