3/25/2014

Excel。どっちかの条件が合致した場合。IF関数だけじゃ面倒です。IF+OR関数


Excel。どっちかの条件が合致した場合。
IF関数だけじゃ面倒です。

IF+OR関数


Excelのネスト。関数の入れ子。関数の組み合わせの中でも、
初心者の方が、難しいとおっしゃるものの一つに、このIF+OR関数があります。
仕事でつかえるExcel講座でも、おなじみの内容を今回は紹介してみましょう。

OR関数は、AとBという条件のどちらか一方を満たしていればOKと判定する関数です。

下記の表があります。

やりたいことは、I列の判定に、
「前期中間と前期期末のどちらか一方が80点以上ならば優秀。そうでなければ空白」
という判定をしたいわけです。

そこで、あえてというか、OR関数を知らない場合、
IF関数だけを使って、求めたらどうなるのかを、やってみましょう。

I5をクリックして、まずは、IF関数のダイアログボックスを表示しましょう。

まずは、
論理式は、G5>=80
真の場合には、すでに条件を満たしましたので、”優秀”と入力します。
偽の場合は、もう一方が満たしているかどうかを判断しますので、
IF関数を再び挿入していきます。
IFのネストをしていきます。

名前ボックスの▼をクリックして、IF関数を選択しましょう。

そうすると、IFの中のIF関数ダイアログボックスが表示されてきます。

論理式は、H5>=80。
真の場合は、”優秀”
偽の場合は、””
ですね。
これでOKボタンをクリックして、完成ですね。

IF+IFのネストでも、算出は出来ますが、ちょっとイメージしてみましょう。
2つの条件ではなくて、これが4つ5つとなったとしたら、
それだけIF関数を使用した煩雑なネスト構造をもつ、数式が出来上がってしまいます。

確かに、算出されますので、かまわないといえば、かまわないのですが、
さらに条件が増えるという場合。
そして、ネスト構造は、Excel2003までのバージョンでは、6階層しかできません。

それに、数式自体も、たった2つの条件だけなのに、
=IF(G5>=80,"優秀",IF(H5>=80,"優秀",""))
と、ひと目には、分かりにくい構造になっています。
これでは、修正が発生した場合は大変ですね。

そこで、今回のテーマであります。IF関数とOR関数のコンビを使ってみましょう。
このOR関数は単独で使用することは、まず無いと考えられます。というのも、
TUREかFALSEを返す。
つまり、その条件が成立するか?しないか?ということだけを判定する関数なのです。

OR関数を使ったことが無い方も多くいらっしゃいますので、
講座の際には、一度使い方もかねて、まずはOR関数だけで作ってみたいと思います。

では、先ほど、算出したI列のデータは削除しておきましょう。
そして、I5をクリックして、OR関数のダイアログボックスを表示させましょう。

論理式のボックスに、条件を入力していくことになりますので、
論理式1には、G5>=80。
論理式2には、H5>=80。
という様に入力していくわけです。それでは、OKボタンをクリックしてみましょう。

算出した結果は、合致しないので、FALSEと表示されました。
これでは、なんだかわからないので、
IF関数と組み合わせて、分かりやすいようにするわけです。

それでは、やっと本題である、IF+OR関数を作成していくことにしましょう。
では、先ほど、算出したI列のデータは削除しておきましょう。

I5をクリックして、IF関数のダイアログボックスを表示させましょう。

では、早速、論理式を、と展開していくところなのですが、
ココにノウハウがありまして、論理式を作り始める。
すなわち、OR関数を入れていくわけなのですが、
そうすると、このダイアログボックスの真の場合と偽の場合が空欄のまま、進んでしまい、
OR関数のダイアログボックスのOKをクリックしてしまうと、
真と偽の場合が空欄のままため、エラーが出てしまいます。

IF関数のダイアログボックスに、戻ってくることを忘れてしまう危険性を下げたいわけですね。

そこで、今回は、先に、真の場合が”優秀”。偽の場合は””。と入力しておきましょう。
こうしておけば、OR関数のOKボタンをクリックしても、エラーを防止することができます。

では、論理式のボックスをクリックしてOR関数のダイアログボックスを表示しましょう。

OR関数は、名前ボックスの▼をクリックしてその一覧の中にあればクリックしましょう。

なんで、ネストにすると、論理式4が飛び出しちゃうんだか??
論理式には、それぞれ、先ほどもやりましたように、
論理式1には、G5>=80。
論理式2には、H5>=80。
と入力をして、OKボタンをクリックすると完成します。

条件数が増えれば増えるほど、IF関数だけでは煩雑になるので、
OR関数の有効性を確認することが出来ますね。

機会があれば是非、使ってみましょう。

3/22/2014

Excel。両方の条件が合致した場合。IF関数だけじゃ面倒です。IF+AND関数


Excel。両方の条件が合致した場合。
IF関数だけじゃ面倒です。

IF+AND関数


Excelのネスト。関数の入れ子。
関数の組み合わせの中でも、初心者の方が、難しいとおっしゃるものの一つに、

このIF+AND関数があります。

仕事でつかえるExcel講座でも、おなじみの内容を今回は紹介してみましょう。

AND関数は、AとBという条件をどちらも満たしているものを判定する関数です。

下記の表があります。

やりたいことは、D列の判定に、
「前期中間と前期期末の両方共が80点以上ならば優秀。そうでなければ空白」
という判定をしたいわけです。

そこで、あえてというか、AND関数を知らない場合、
IF関数だけを使って、求めたらどうなるのかを、やってみましょう。

D5をクリックして、まずは、IF関数のダイアログボックスを表示しましょう。

まずは、
論理式は、B5>=80
真の場合には、80以上なので、次のIF関数を挿入します。これは、後程。
偽の場合は、80以上でないので、空白を意味する””を入力します。
では、真の場合の作業に入りましょう。
IFのネストをしていきます。
名前ボックスの▼をクリックして、IF関数を選択しましょう。

そうすると、IFの中のIF関数ダイアログボックスが表示されてきます。

論理式は、C5>=80。
真の場合は、”優秀”
偽の場合は、””
ですね。
これでOKボタンをクリックして、完成ですね。

IF+IFのネストでも、算出は出来ますが、ちょっとイメージしてみましょう。
2つの条件ではなくて、これが4つ5つとなったとしたら、
それだけIF関数を使用した煩雑なネスト構造をもつ、数式が出来上がってしまいます。

確かに、算出されますので、かまわないといえば、かまわないのですが、
さらに条件が増えるという場合。
そして、ネスト構造は、Excel2003までのバージョンでは、6階層しかできません。
それに、数式自体も、たった2つの条件だけなのに、
=IF(B5>=80,IF(C5>=80,"優秀",""),"")
と、ひと目には、分かりにくい構造になっています。
これでは、修正が発生した場合は大変ですね。

そこで、今回のテーマであります。
IF関数とAND関数のコンビを使ってみましょう。
このAND関数は単独で使用することは、まず無いと考えられます。
というのも、TUREかFALSEを返す。
つまり、その条件が成立するか?しないか?ということだけを判定する関数なのです。

AND関数を使ったことが無い方も多くいらっしゃいますので、
講座の際には、一度使い方もかねて、まずはAND関数だけで作ってみたいと思います。

では、先ほど、算出したD列のデータは削除しておきましょう。
そして、D5をクリックして、AND関数のダイアログボックスを表示させましょう。

論理式のボックスに、条件を入力していくことになりますので、
論理式1には、B5>=80。
論理式2には、C5>=80。
という風に入力していくわけです。それでは、OKボタンをクリックしてみましょう。

算出した結果は、合致しないので、FALSEと表示されました。
これでは、なんだかわからないので、IF関数と組み合わせて、分かりやすいようにするわけです。

それでは、やっと本題である、IF+AND関数を作成していくことにしましょう。
では、先ほど、算出したD列のデータは削除しておきましょう。

D5をクリックして、IF関数のダイアログボックスを表示させましょう。

では、早速、論理式を、と展開していくところなのですが、
ココにノウハウがありまして、論理式を作り始める。
すなわち、AND関数を入れていくわけなのですが、そうすると、
このダイアログボックスの真の場合と偽の場合が空欄のまま、進んでしまい、
AND関数のダイアログボックスのOKをクリックしてしまうと、
真と偽の場合が空欄のままため、エラーが出てしまいます。

IF関数のダイアログボックスに、戻ってくることを忘れてしまう危険性を下げたいわけですね。

そこで、今回は、先に、真の場合が”優秀”。偽の場合は””。と入力しておきましょう。
こうしておけば、AND関数のOKボタンをクリックしても、エラーを防止することができます。

では、論理式のボックスをクリックしてAND関数のダイアログボックスを表示しましょう。

AND関数は、名前ボックスの▼をクリックしてその一覧の中にあればクリックしましょう。

なんで、ネストにすると、論理式4が飛び出しちゃうんだか??
論理式には、それぞれ、先ほどもやりましたように、
論理式1には、B5>=80。
論理式2には、C5>=80。
と入力をして、OKボタンをクリックすると完成します。

条件数が増えれば増えるほど、IF関数だけでは煩雑になるので、
AND関数の有効性を確認することが出来ますね。

機会があれば是非、使ってみましょう。

3/18/2014

Excel。ゴールシークを使って数値を予想してみよう。


Excel。ゴールシークを使って数値を予想してみよう。

ゴールシーク

仕事でつかえるExcel講座で、最近ビックデータからの流れなのか、
Excel2010の分析機能である、What-If分析に関して、ご質問が多くなってきたように感じます。
そこで、今回は、What-If分析の中の、【ゴールシーク】に関して、ご紹介していきましょう。

この【ゴールシーク】は、数式の計算結果を指定して、その結果をどうやったら出来るのか?
を逆算する機能です。
ゴールシークを知っているだけでも、販売店さんなどは、重宝するのでないでしょうかね?
それに、この【ゴールシーク】は
、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のExcel2010 Expertの
試験範囲でもありますので、
Expert。すなわち上級資格の取得を考えている人も必須の機能といえます。

それでは、早速ご紹介。
下記の表があります。

この日の売上予測の売上金額を10万円にするとしたら、
あと、いったいどれだけのA定食を販売したらいいのでしょうか?
というケースがあったとします。
そこで、登場するのが、ゴールシークなのです。
このゴールシーク。馴染みがありませんので、どこのタブに入っているのかというと、
データのデータツールにある、

What-If分析

の中にあります。

では、どうやって使うのか、やってみることにしましょう。
まずは、希望の数値のセル。すなわち、D4をクリックします。
ここの数値を10万円にしたい訳ですね。
そして、ゴールシークをクリックします。

数式入力セルは、クリックしてあったD4がすでに入力されています。
目標値は、10万円にしたいので、100000と入力します。
変化させるセルは、A定食の数量なのでC7をクリックします。
なお、クリックしますと、絶対参照が設定されて、$C$7と変わりますが、
絶対参照設定のままでOKです。

あとは、OKボタンをクリックして、出来上がりです。

さらに、OKをクリックして終了。

結果が、小数点で表示されてきましたので、
A定食のC7と合計のC10に桁区切りのカンマのボタンを押しましょう。

これで完成ですね。

A定食を30食販売することができれば、目標達成することがわかりました。
このように、ゴールシークを知っているだけで、
このようなちょっと、高度な計算でも、比較的簡単に算出してくれるわけです。

今回のゴールシークは、
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のExcel2010 Expertの試験範囲でもありますので、
よく確認をしておきましょう。

資格取得の有無にかかわらず、知っておいて損はない機能ですので、覚えておきたいところです。

3/14/2014

Excel2010。SUMIF関数では大変なので、小計で集計。その1


Excel2010。SUMIF関数では大変なので、
小計で集計。その1

小計

Excel。ビッグデータが花盛りの昨今、仕事で、店舗ごとに集計したいんだけど、
というリクエストがあって、よくご質問に対応したり、講座でもご紹介しているものの中に、

小計という機能があります。

Excel2003では、集計なんですが、Excel2007以降では小計になっていますが、
ここでは、小計でいきたいと思います。

今回の、小計は、非常に便利なのですが、最初にある処理をしないで始めると、
結果が、【大惨事】になってしまいます。
その点も含めて、早速、ご紹介していきましょう。

まず、このようなデータがあります。データの件数は、284件です。

このデータを基に、店舗別に金額の合計を算出したいのが今回の目的です。
以前紹介した、SUMIF関数やDSUM関数を使ってもいいのですが、
それだと、店舗数分作業しないといけないわけです、店舗数が少なければいいでしょうけど、
多くなると、これらの関数を使用するのは、ちょっと効率が悪いわけですね。

そこで、登場するのがデータタブにある、小計というわけです。

操作自体は、簡単なのですが、先ほども書きましたように、最初が肝心なのです、
それは、

【合計する基準を並び替えすること】。

つまり、今回は、店舗で並び替える必要があるのです。ここがポイントになります。

それでは、B1の店舗のセルをクリックして、データタブの並び替えとフィルターにある、
昇順ボタンをクリックしましょう。
別に降順でも構いません。
ちなみに、昇順とは、小さい順。五十音順。A~Z順ですね。

すると、さいたま~宇都宮~と並んだのが確認できますね。

そうしましたら、A1のセルをクリックしてデータタブの小計のボタンをクリックします。
A1じゃなくても、この表の中のどのセルでもアクティブにしていればOKですが、
わかりやすく、左上のセルであるA1を使っております。

クリックすると、集計の設定ダイアログボックスが表示されます。
小計を押したのに、集計?わかりにくい気もしますが…

グループの基準は、今回並び替えたフィールドが、基準ですよね。ですので、店舗。
今回は、店舗ごとに集計したいわけですから。
集計方法は、今回は、合計。
集計するフィールドは、金額にチェックマークがついていることを確認します。
なお、この集計するフィールドは、Excelが勝手に判断しますので、
最初から最後まで、確認する癖をつけておきましょう。
でないと、関係ないフィールドの集計をしちゃいます。

あとは、そのままOKボタンをクリックします。コレで完成。

行番号の左側に1~3のアウトラインが表示されましたね。
このボタンをクリックするとデータが折り畳まれます。
では、今の3の状態は、全展開です。それでは、2をクリックしてみましょう。

おおっ、店舗ごとに集計されているのがわかりますね。
ちなみに、集計という文字が店舗のセルに表示されていますが、
作業上、邪魔な場合は、空白で置換しちゃえばいいでしょう。

それでは、今度は、1をクリックしてみましょう。

おおっ、今度は、全店舗集計ですね。
SUMIF関数やDSUM関数を使うよりも、楽に店舗ごとに集計ができましたね。

それでは、ここで、なぜ、最初に、

基準で並び替えないといけないのか

をやってみることにしましょう。

まず、データがあります。A1をクリックしておきます。

このまま、データタブの小計をクリックしたら、どうなるのでしょうか?
まず、集計の設定ダイアログボックスが表示されますので、先ほどと同じ設定をしましょう。

それでは、OKボタンをクリックしたらどうなったでしょうか?

あれれ?集計しているけど、一行毎に??
実は、この小計。基準であるデータが同じものが続いている間は、
それがグループだと判断してくれて、集計してくれるというわけです。
ですので、並び替えをして、データをまとめておきませんと、
このようなことになってしまう訳ですね。

ということで、最初に基準で並び替えることが重要になるわけです。
余談ですが、データベース関係は、元に戻すボタンが使えなくなることがありますので、
元のデータを残しておくことをお勧めします。

それか、通し番号を振っておくといいでしょう。

3/10/2014

Excel2010。棒グラフの並び順を表の順番にしたい。軸反転


Excel2010。棒グラフの並び順を表の順番にしたい。軸反転

横棒グラフ

Excelのグラフですが、仕事でもいろんなグラフをつくったりしますし、
Excelの講座でも、当たり前のようにメニューの中にグラフが研修内容や、
講座内容に組み込まれていますが、時間の都合のあるためか、
だいたいはグラフの作成方法が中心で、
あとは、凡例やら、グラフタイトルやらで、基本的なところは終わってしまうことが多いと思います。

グラフ、実は結構細かいところを知っている、いないで、
結構スキル差が出来てしまいます。
そこで、今回は、初心者さん向けExcel講座や、仕事で使えるExcel講座の時の、
グラフの講座の際に、
よくご質問をうける、棒グラフの並び順に関してご紹介しましょう。

下記の表があります。今回は、年別合計の横棒グラフを表と同じよう、
2010年~2013年という順番で作成してみようと思います。

それでは、グラフで重要なのは、範囲選択ですので、
今回は、B2:B6とF2:F6を選択したたら、
挿入タブのグラフにある横棒をクリックして2-D横棒の集合横棒を選択しましょう。

そうすると、グラフが作成されますね。けど、よく見ると、年度の軸の数字。
2013年が一番上に来て、表の一番上にあった、2010年が一番下になっていますよね。
つまり、上下が逆さまになっているのがわかりますね。
このグラフのままでも、グラフとしては成立しているのですが、
今回は、表と同じ並び順にしたいわけですね。

そこで、今回は、軸を反転する方法で、やってみることにしましょう。

年をひっくり返したいので、項目軸をダブルクリックする、
あるいは、項目軸をクリックして、選択対象の書式設定ボタンをクリックしましょう。

そうすると、軸の書式設定ダイアログボックスが表示されてきます。

この中で軸のオプションになっていることを確認しましょう。
細かいことを設定したい時には、
だいたい、書式設定とオプションとプロパティを見てみるといいでしょう。
さて、この軸の書式設定ダイアログボックスの2か所を修正するだけでいいのですが、

まずは、軸を反転するにチェックマークを付けてみましょう。
すると、グラフは、どうなったでしょうか?

軸が反転して、表と同じように、2010年~2013年と並んだことは並んだのですが、
今度は、数値軸もいっしょに、上にいっちゃいましたね。
まぁ、これもアリと言えばアリなのですが、数値軸は元の位置である、下側にあってほしいので、
今度は、そちらの対応をしてみましょう。
また、項目軸の、軸の書式設定ダイアログを表示しましょう。

軸の書式設定ダイアログボックスの横軸との交点の【最大項目】にチェックを入れてみましょう。

これでしょうでしょうか?
表と同じように、2010年~2013年の順番で、並びましたね。

チェックを2か所つけるだけなのですが、このようにグラフは、
ちょこっとしたことを知っている・いないで、スキルが大幅にアップしちゃいます。

出来る限り、仕事でつかえるExcel講座などの講座をするときには、
グラフを一緒に作成する時間を多くするようにしております。

3/06/2014

Excel。Excel VBAの資格試験はネーミングがわかりにくい。

Excel。Excel VBAの資格試験はネーミングがわかりにくい。

Excel VBA ベーシック&スタンダード


Excelの講座をアレコレやっていたりしますと、Excel VBAの話題というのも、
ちょくちょく出てきまして、お話をするのですが、
よくご質問をいただくものの中に、
「Excel VBAの試験ってあるのですか?」とか
「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)みたいな試験ですか?」などがあります。



そこで、資格試験があること、
そして、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のような試験ではないこと。
をお伝えするのですが、
そこで、受講者さんの頭の上に【?】が浮かぶシーンに、
必ずと言っていいほど、遭遇するので、
今回は、このExcel VBA試験の概要に関して書こうと思います。

その、遭遇するというのは、どこかといいますと、
Excel VBAの試験概要で、2種類の試験があって、その名前が…というあたり。

今回は、Excelのみで書きますが、Accessも同様にあります。
まず、この2種類というのは、

「VBA エキスパートのExcel VBA Basic」

と

「VBA エキスパートのExcel VBA Standard」

の2種類があるわけですが、内容の前に、このネーミングがわかりにくい。
出だしの冠で、
【VBA エキスパート】。
エキスパートって、
すごい人向けというか、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)で、
エキスパートっていったら、上級資格ですので、やはり上級者向けのイメージがしますよね。

さらに、

【Basic】と【Standard】。

ここで、初めて聞く方や、初心者でゆくゆくは、取得を目指してみようかな?
と思っている方が混乱するところなんですね。

ようするに、
【Basic】と【Standard】ってどっちが、レベルが上か聞いただけでわかりますかね?

なんとなく、「こんど」と「つぎ」ってどっちが先?みたいな関係ですね。

一応、Googleさんの翻訳機能を使うと、
【Basic】は基本。
【Standard】は標準。
だそうで、どっちもどっちの意味というか…確かにわかりにくい。

仕事柄、【Basic】を先に受験して、次に【Standard】を受験するというのを頭で理解しているので、
当たり前と言えば当たり前なのでしょうが、
全く知らない人が、この単語だけを聞くと、
わからないというか、わかりにくいというのは、分かる気がしますね。

主催している、Odyssey(株式会社オデッセイコミュニケーションズ)さんの栞には、
【Basic】には
「Excel VBAの基本文法の理解力と、Visual Basic Editorを使った基本的なマクロの読解・記述能力を診断します。」
「変数、セル・シートやブックの操作、条件分岐、ループなどが含まれます」

【Standard】には、
「プロパティやメソッドなどのExcel VBAの基本文法の理解力と、「Excel VBA Basic」に比べ、より高度なマクロの読解・記述力診断します。」
「配列、ファイルの操作、OLE、ユーザーフォームの利用などが含まれます」

と記載されております。
ですので、説明をするときには、必ず、Standardにある、
“より高度な”を強調して伝えるようにしております。

まず、挑戦するならば、【Basic】から。
“B”→“S”とアルファベット順で受験しようとお話しております。

ちなみに、お値段は、
【Basic】は12600円。
【Standard】は14175円。
(※消費税5%)
ともに、試験時間は、50分ですが、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)とことなり、
見直すことが出来ます。

確かに、資格なんかなくても、Excel VBAで、バシバシ、仕事でつかっている方も多いので、
現在すでに、やっている方には、不要かもしれませんが、
Odyssey(株式会社オデッセイコミュニケーションズ)さんのサイトによると、
【Basic】の合格者の半分近くが、すでに女性の方で、事務の方が多いようです。

ですから、
今後、転職やら、Excelを使ったお仕事をしたいなぁ~と考えている人で、
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)だけじゃなく、
もうちょっと、何かプラスをと考えている方は、検討してもいいかもしれませんね。

ただ…この資格試験。
日頃からVBAをやっている。という方でも、なめてかかると、やられちゃいますよ。
ノウハウは、ココでは書きませんが、注意すべき点として、

50分という時間の中で、あること。
見直せるので、疑心暗鬼になること。

この2つのトラップには、注意しないといけませんね。

そうそう、余談ですが、合格したい方は、なんだかんだいっても、
おひざ元が発行している公式テキストを購入して勉強してみるのも、いいかもしれませんね。
【Basic】は青本。
【Standard】は緑本。

再度いいますが、
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)と違いますよ。なめるとやられます。

ご注意してくださいね。

3/03/2014

Excel。複合参照を勉強するには九九が最適ですね。


Excel。複合参照を勉強するには九九が最適ですね。

複合参照

先日ご紹介した、絶対参照ですが、この発展したスキルで、複合参照というのがあります。
お仕事でつかえるExcel講座では、時間がないときは、スルーする複合参照というスキル。
前も書きましたが、まずは、絶対参照をしっかりマスターしてから複合参照に、
はいりませんと両方とも身につかないという事になってしまいます。

そこで、今回はしっかり絶対参照を理解した上という状態だとして、
複合参照を勉強する方法をご紹介してきましょう。
確かに、複合参照を身につければ、さらにお仕事でExcelをつかえるようになるでしょうしね。

複合参照を勉強するにあたって、結構わかりやすいかなと思うのは、九九の表を作ることです。

時たま、九九のできない学生さんをお見かけしますが…。
別にExcelやら電卓があるので、九九が出来なくても、
しっかり計算というか掛け算が出来れば問題ないでしょう。

それでは、早速、紹介してきましょう。
下記の表があります。

これで、始めてもいいのですが、分かりにくいので、
2行目の数字の表示形式を大字に変えて、少しわかりやすくしてから、処理を始めたいと思います。
ところで、

表示形式を大字にする方法ってどうするの?

という方もいると思いますので、まずは、そちらから、ご紹介することにしましょう。
まず、B2:I2を範囲選択をして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
セルの書式設定ダイアログボックスは、

【Ctrl + 1】

というショートカットキーでも表示することが出来ますね。
ちなみに、1はテンキーでは出来ませんので、ご注意ください。
セルの書式設定ダイアログが表示されましたら、
表示形式タブの分類はその他の中に、大字というのがありますので、それを選択してみましょう。

OKボタンをクリックすると、表示が変わりましたね。

では、今度は九九に取り掛かっていきましょう。
B3をクリックしまして、=A3*B2という数式を入力してみましょう。

当然4が表示されますね。この数式をオートフィルを使って、下方向に連続コピーしてみましょう。
そうすると、なんか変ですね。B4をクリックして数式を確認してみましょう。

=A4*B3
A4は、使っていいセルなのでいいのですが、B3は、使ってはいけませんよね。使いたいのは、B2。そう、絶対に参照させたいわけですね。では、B3の数式を修正しましょう。
=A3*$B$2
と、B2に絶対参照を設定してみました。この数式を先ほどと同様に、
オートフィルを使って、下方向に連続コピーしてみましょう。
なお、表示形式が大字になった場合は、表示形式を標準に設定しなおしましょう。

すると、今回は綺麗に算出されましたね。
では、B3の数式を今度は、オートフィルを使って、右方向に連続コピーしてみましょう。
すると、どうなったでしょうか?

2×九って512で言い訳ありませんよね。それでは、今度はC3の数式を確認してみましょう。

=B3*$B$2
まず、$B$2っていいのでしょうか?ダメですよね。ここは、2×参をしたいわけです。
つまり、C2じゃないといけないわけですね。お隣のD3の数式も確認してみると、
=C3*$B$2

こちらも、$B$2。絶対参照を設定したので、絶対にB2を参照しちゃうわけですね。
本当は、D2を使いたいのに。そこで登場するスキル、テクニックが【複合参照】なのです。
複合参照とは、絶対参照と相対参照がミックスされたもの、
つまり、$マークが列か行のどちらかにしか設定されていないもののことです。
この$マークがついているほうが、固定されるという考えです。
ですので、今回は、2行目は常に参照して、列番号だけは、
スライドしてくれる方がいいわけですね。
つまり、列番号には$マークは付けずに、行番号には$マークをつけます。
B$2とします。これは【F4キー】を2度押すと設定されます。
それでは、B3の数式を修正してみましょう。

=A3*B$2
これの数式をオートフィルを使って、右方向に連続コピーしてみましょう。
すると、どうなったでしょうか?

ありゃまぁ、もっとひどくなったように見えますが、ここは、慌てずに、
数式を確認してみましょう。
C3の数式は、どうなっているのかというと、
=B3*C$2。
C2は使っていいセルですね。つまりこっち側はよくなったのですが、B3って使えませんよね。
これは、A3じゃないとダメですよね。ようするに、こっちも修正しないと
いけないようですね。

では、今度は、=B3*C$2のB3に注目していくことにしましょう。D3の数式はどうなっているでしょうか?
=C3*D$2。
どうやら、A3を参照してもらわないといけないのに、列が今度はスライドしてしまっていますよね。
ということは、ここも先ほどと同じで、今度は列を固定してあげればいいわけですね。
では、B3の数式を修正していきましょう。

B3には、=A3*B$2という数式が設定されていますので、
A3を$A3と複合参照を設定してあげればいいわけですね。
今度は、列番号に$マークを付けて固定させてあげます。【F4キー】を3度押すと設定されます。

B3の数式は、
=$A3*B$2
この数式を、オートフィルを使って、右方向に連続コピーしてみましょう。

どうでしょう。今回は、綺麗に算出されましたね。これを全体にコピーしていくと、

おおっ!九九の表が完成しましたね。

このように、複合参照を勉強するには九九の表がわかりやすいと思いますので、
参考にしてみてください。