11/24/2013

Excel。祝日がわかるようにする自動表示するカレンダー


Excel。祝日がわかるようにする自動表示するカレンダー

IFERROR+IF+MATCH関数

Excel。毎月のスケジュール管理などで、良く作るカレンダー。
今回は、祝日がわかるように、祭日の列に”祝”という字を表示させるようにしてみましょう。
実は、この祝日が曲者。
昔は、10月10日は体育の日とか、固定だったのですが、
近年はラッキーマンデーの登場に伴い、不定日になってしまったので、
アレコレ考えないといけなくなった訳です。

まず、前回まで作成していたカレンダーのC列に祭日という列を作りましょう。

そして、祝日を判定するために、祝日一覧を作成するのがポイントです。
下記のような表を作成します。

今回やりたいのは、
日付がこの祝日一覧にあったら、祝。
そうでなかったら空白ということをやりたい訳です。
こういう時は、MATCH関数の登場です。
MATCH関数は、検索して見つかれば、
何番目にそのデータがあるのかという数字を返してくれます。
すなわち、見つかれば、1以上の数字を返してくれるわけですね。

それでは、早速作成していきましょう。
まず、データが合致しないとエラーを返してしまうので、
IFERROR関数のダイアログボックスを表示しましょう。

先に、エラーの場合の値を入れておきましょう。””(空白)ですね。
それでは、値を作っていきましょう。IF関数のダイアログボックスを表示していきましょう。

これも先に、真の場合と偽の場合を先に設定しておきましょう。
真の場合には、”祝”
偽の場合には、”” (空白)
を入力しておきます。
そして、論理式には、MATCH関数を挿入していきますので、
MATCH関数のダイアログボックスを表示しましょう。

検索値は、A5を入力します。
検査範囲は、$F$5:$F$21。
照合の種類は、完全一致なので、0を入力します。
数式は、
=IFERROR(IF(MATCH(A5,$F$5:$F$21,0)>0,"祝",""),"")

あとは、OKボタンをクリックして、オートフィルで連続コピーしましょう。

 これで、完成ですね。次回は、土日祝に色を付けてみましょう。