Excel。祝日がわかるようにする自動表示するカレンダー
IFERROR+IF+MATCH関数
Excel。毎月のスケジュール管理などで、良く作るカレンダー。今回は、祝日がわかるように、祭日の列に”祝”という字を表示させるようにしてみましょう。
実は、この祝日が曲者。
昔は、10月10日は体育の日とか、固定だったのですが、
近年はラッキーマンデーの登場に伴い、不定日になってしまったので、
アレコレ考えないといけなくなった訳です。
まず、前回まで作成していたカレンダーのC列に祭日という列を作りましょう。
そして、祝日を判定するために、祝日一覧を作成するのがポイントです。
下記のような表を作成します。
今回やりたいのは、
日付がこの祝日一覧にあったら、祝。
そうでなかったら空白ということをやりたい訳です。
こういう時は、MATCH関数の登場です。
MATCH関数は、検索して見つかれば、
何番目にそのデータがあるのかという数字を返してくれます。
すなわち、見つかれば、1以上の数字を返してくれるわけですね。
それでは、早速作成していきましょう。
まず、データが合致しないとエラーを返してしまうので、
IFERROR関数のダイアログボックスを表示しましょう。
先に、エラーの場合の値を入れておきましょう。””(空白)ですね。
それでは、値を作っていきましょう。IF関数のダイアログボックスを表示していきましょう。
これも先に、真の場合と偽の場合を先に設定しておきましょう。
真の場合には、”祝”
偽の場合には、”” (空白)
を入力しておきます。
そして、論理式には、MATCH関数を挿入していきますので、
MATCH関数のダイアログボックスを表示しましょう。
検索値は、A5を入力します。
検査範囲は、$F$5:$F$21。
照合の種類は、完全一致なので、0を入力します。
数式は、
=IFERROR(IF(MATCH(A5,$F$5:$F$21,0)>0,"祝",""),"")
あとは、OKボタンをクリックして、オートフィルで連続コピーしましょう。
これで、完成ですね。次回は、土日祝に色を付けてみましょう。