Excel。DSUM関数。その4 複合条件は複数列×複数行です。
DSUM関数
データベース関数の代表格である、DSUM関数。今回は、その第4弾。複数条件で算出する方法をご紹介しましょう。
ただ、これが、思うような結果にならないことがありますので、
ちょっと、知っておく必要があります。
準備は、条件を複数列と複数列にするだけでOKです。
下記のようなシートがあります。
今回も、DSUM関数を使うの為に、事前に準備する必要があります。
それが、
F1:G3にある。条件範囲。これを準備しておきましょう。
F2にケーキがG2にローズ。F3に和菓子がG3に京都本舗が、入力されております。
ここが、ポイントなのですが、商品区分が、ケーキと和菓子。
メーカー名がローズと京都本舗が抽出条件なのではなく、
商品区分がケーキでメーカー名がローズ。
または、商品区分が和菓子でメーカー名が京都本舗という意味の抽出条件なのです。
ですので、
商品区分を逆にしたら、条件がことなってしまいます。
ちなみに、結果は0になります。
これは、商品区分が和菓子でメーカー名がローズ。
または、商品区分がケーキでメーカー名が京都本舗という意味の
抽出条件になってしまいます。
ですので、注意が必要です。
また、F1とG1の商品区分とメーカー名いう文字は、
データのフィールド名と合致する必要があります。
空白列があってはダメです。
それでは、作っていきましょう。
F6をクリックして、DSUM関数のダイアログボックスを表示しましょう。
データベースには、A1:D24と入力します。見出し行も範囲に含めるのがポイントです。
VLOOKUP関数の範囲は、通常見出し行は含めないのですが、
含めたり含めなかったりと、このあたりが混乱する一つの要因ですね。
続いて、
フィールドですが、これは、フィールド名のことです。
で、集計したいフィールド名なので、
フィールド名が入っているC1をクリックするのでもOKですが、売上数量と入力します。
フィールドは、"売上数量"
最後の条件ですが、これが、F1:G3。
入力が終わったら、OKボタンをクリックして完成。
結果は、102個となりますね。