5/05/2014

Excel。パレート図の作成にはグラフノウハウてんこ盛り! その1


Excel。パレート図の作成にはグラフノウハウてんこ盛り! 
その1

パレート図

前回ご紹介したABC分析(パレート図)の続きの作業をご紹介していきましょう。
今回は、グラフ化。
つまり

パレート図

を作ってみようという訳です。
このパレート図を作ることはないなぁ~という方も多いと思いますが、
この作成手順の中に、グラフに関するノウハウが多く詰まっていますので、
実は、作れるようになると、ググッとExcelグラフのテクニックが上昇しちゃうわけですね。

ですので、手間暇かかりますが、仕事で使えるExcel講座でもご紹介しております。

それでは、前回は条件付き書式を使って、A/B/Cのそれぞれで、
行で色分けできる設定をしてきた表を使っていきます。

まずは、範囲選択をしていきましょう。A列の店舗名とB列の金額と、D列の累計を選択します。

挿入タブの縦棒グラフの集合縦棒をクリックして、集合縦棒を作成しましょう。

まず、グラフが小さいので、グラフを大きくしてみましょう。
または、グラフだけを新しいシートに移動してもいいですね。

今回は、グラフだけを別のシートに移動してみます。
グラフを選択して、デザインタブのグラフの移動をクリックしましょう。

そうすると、グラフの移動ダイアログボックスを表示されます。

新しいシートにチェックをして、シート名をパレート図としてOKをクリックすると、
パレート図という新しいシートが出来て、グラフだけが移動しましたね。

凡例を下に移動しましょう。凡例を選択して、
凡例を下に配置をクリックしましょう。凡例が下に移動します。

累計の数値が小さすぎるので、棒グラフが全く見えない状態にありますね。
このような時には、右側に第2軸を表示させることによって、表示させることが出来ます。
それでは、やっていきましょう。

ポイントなのは、累計が小さすぎて触れないので、レイアウトタブか書式タブのどちらかにある、
グラフの要素ボックスの▼をクリックして、系列累計をクリックします。

そして、

選択対象の書式設定のボタンをクリックすると、
データ系列の書式設定ダイアログボックスが表示されてきます。

系列のオプションの使用する軸の第2軸にチェックを付けて閉じるボタンをクリックしましょう。
そうすると、今まで、見えなかった、累計の棒グラフが見えるようになってきましたね。今触っている状態ですので、このままにして、グラフを棒グラフからマーカー付折れ線グラフに変更していきます。

デザインタブのグラフの種類の変更をクリックすると、グラフの種類の変更ダイアログボックスが表示されます。

マーカー付折れ線グラフを選択してOKボタンをクリックしましょう。
棒グラフだった累計がマーカー付折れ線グラフに変わりましたね。

これで、まずは、パレート図は完成しましたが、見た目がカッコ悪いので、
次回はこの続きを紹介していきます。