Excel。レーダーグラフと塗りつぶしレーダーグラフの違いって何?どこが違うの?
<レーダーグラフ>
よくチーム成績だとか、料理や材料の栄養素などでおなじみの
レーダーグラフ。
そのレーダーグラフに関して、意外な質問が、ちょこちょこありまして、
それが、今回ご紹介する、
【レーダーグラフと塗りつぶしレーダーグラフ】
の違いに関してなのです。そして、この微妙な違いを知っておかないと、グラフを作り直す必要が出てしまったりするのです。
では、下記のレーダーグラフをご覧ください。
さて、どっちが、レーダーグラフで、どっちが塗りつぶしレーダーグラフでしょうか?
答えは、レーダーグラフは、右側で、塗りつぶしレーダーグラフは左側なのです。
で、だから…と思うかもしれませんよね。
けど、ここからが本題で、では、目立たしたい、
大塚さんのグラフの内側に色を付けてわかりやすくしようと思います。
では、左側の塗りつぶしレーダーグラフでやってみましょう。
系列”大塚”を選択して、グラフツールの書式にある、
図形の塗りつぶしで好きな色で塗りつぶしてみましょう。
ご覧のように塗りつぶしをすることができましたね。
では、右側のレーダーグラフで同じように色を付けてみたいと思います。
先ほどと同じように、系列”大塚”を選択して、
書式タブの図形の塗りつぶしを選択して好きな色で塗りつぶそうと思っても…なんと、
塗りつぶすことができないのです。
けど、ボタンはクリックできているようですね。
これは、マーカーが表示されていませんが、マーカーがその色で塗りつぶされているのです。
ですので、あくまでも、レーダーグラフは、線のみであって、
線の内側を塗りつぶすことができないようになっております。
なので、もし、ここを強調したいと思ったとしても、
通常のレーダーグラフでは、その機能が【ない】ので、
ビジネスレベルにおいて、急ぎではなく汎用性を求めるのであれば、
塗りつぶしレーダーグラフを選択して、塗りつぶしなしとしておいたほうが、いいように思われます。
ちょっとしたことですが、レーダーグラフの特徴を知っておくといいかもしれませんね。
さて、最後に、塗りつぶしレーダーグラフの作り方を確認しておきましょう。
B2:G5までを範囲選択して、その他グラフの中から、
【塗りつぶしレーダーグラフ】をクリックします。
グラフが表示されます。
あとは、それぞれの系列を選択して、塗りつぶしなしにして、
図形の枠線で色を付けて線の太さを変更すれば、
レーダーグラフと同じように作成することができます。