11/13/2018

Excel。初めての人が困る。IF+IF関数のネスト。そしてIFS関数【IFS】

Excel。初めての人が困る。IF+IF関数のネスト。そしてIFS関数

<IF関数・IFS関数>

Excelの経験が少ない人。初心者の人。
初めての人が困りやすいテクニックというのがどうしてもありまして、
今回は、複数の関数をつかう。

【ネスト】の代表格のIF+IF関数を改めてご紹介していきます。

そして、今、Offiice365のExcel2016から登場したIFS関数を知っていれば、
このIF+IF関数から逃げることができますので、
そちらも合わせて確認しておきましょう。

次の表があります。

C列の判定には、
得点が80点以上なら A
得点が60点以上なら B
それ以外は C
という判定をしたいわけです。

このぐらいの件数ならば、
根性で『目視』というのでもOKかもしれませんが、
件数が増えたらそういうわけにもいきません。

ですから、数式を作って、
オートフィルで数式をコピーしていくというのが
基本的な作業の流れになるわけですね。

ここでポイントになるのが2つあります。

1つめは、図解にすること。Excelの経験値が増えてくると、
この図解を頭の中でイメージするのですが、経験値が少ない人は、
図解=イメージ図を作ることが最優先だと考えます。


流れとしては、最初の質問をします。
その結果が80点以上なのかを『判定』させます。
その後、二つ目の質問をして、60点以上なのかを『判定』させることをしたい。

これで、関数の引数=カッコの中の情報が揃いましたので、
関数を作っていく作業に入っていきます。

2つ目は、”以上”というのExcelでは、
【比較演算子】というのを使って表現します。

さすがに、日本語で”以上”と書いてもExcelは理解してくれません。

当然英語でもダメですね。

今回は、”以上”は>=と書きます。
≧という字は直接入力でないので、>=と書きます。

なお、=>と逆に書くとエラーになってしまいます。
この比較演算子を知る必要があります。

では、実際に作っていきます。Excelのベテランさんは手入力だと思いますが、
今回は、関数挿入ダイアログボックスで作っていきます。

関数挿入ダイアログボックスを表示して、IF関数を探します。

関数名からIFを選択してOKボタンをクリックすると、
IF関数のダイアログボックスを表示します。

論理式は、質問文なので、ここには、
B3>=80
値が真の場合は、YESなので、
“A”
そして、値が偽の場合には、次の質問文をセットする。

つまり、再度IF関数を作る必要があります。

ここが、今回最大のポイントですね。

名前ボックスが、ネスト用の関数挿入ボックスに変わりますので、
▼をクリックして、一覧からIF関数を見つけてクリックします。

最初、IF関数が消えちゃったと思ってしまうのですが、
数式バーをみると、IF関数を作っている途中ということがわかりますので、
慌てずに作成を継続していきましょう。

論理式には、
B3>=60
値が真の場合には、”B”
値が偽の場合には、”C”
と入力して、あとはOKボタンをクリックして完成です。

完成した数式をオートフィルでコピーして作業終了ですね。

C3の数式は、
=IF(B3>=80,"A",IF(B3>=60,"B","C"))
と入力されていることが確認できます。

今回のIF+IF関数ですが、Excelの経験が少ない人は、
まずIF関数を練習してから
IF+IF関数を練習するとスキルが定着しやすいように感じます。

ビジネスでは、知っているといいスキルの一つですので、
練習していきましょう。

そして、ご存知の方は、経験が少ない人に教えてあげていきましょう。

【新しく加わったIFS関数】

IF+IF関数というのは、
Excel関数の初級から中級へ向かう一つのステップなのですが、
Office365のExcel2016に【IFS関数】というのが登場して、

今回のような判断分岐は、IFS関数を使うと便利になっていますので、
IFS関数の場合も合わせて確認しておきましょう。

C3をクリックして、IFS関数ダイアログボックスを表示します。

論理式1には、B3>=80
値が真の場合1には、”A”
論理式2には、B3>=60
値が真の場合2には、”B”
論理式3には、”TRUE”
値が真の場合3には、”C”
そして、OKボタンをクリックして、オートフィルで数式をコピーしましょう。

“TRUE”がそれ以外ということですね。
ここがこの関数のポイントなのかも?
なかなかTRUEって思い浮かばないかも…

C3の数式は、
=IFS(B3>=80,"A",B3>=60,"B",TRUE,"C")

このように、IFS関数というのも新しく登場しましたので、
IF+IF関数もIFS関数も両方とも使えるようになるといいですね。