Excel。簡単に、火曜と隔週水曜休みの10日後を算出したいけど、どうしたらいい
<WORKDAY.INTL関数>
土日祝日を除いて10日後ならば、WORKDAY関数をつかえば、簡単に算出することができます。
ただ、ちょっと、複雑な条件になると、煩雑で算出するのが大変になります。
例えば、毎週火曜日が定休日で、さらに隔週水曜日も定休日の場合で、その10日後という場合は、どのようにしたら、手早く算出することができるのでしょうか。
Excelには、「隔週」で除くというような関数はありません。
最初に、D列にある、隔週水曜日の日付リストです。
わかりやすいように、E列に曜日を表示させています。
曜日の表示は、表示形式でもOKですし、TEXT関数をつかってもいいですね。
E2には、
=TEXT(D2,"aaa")
という数式をつかって、曜日を表示しております。
本来は、祝日に対応するためのものですが、隔週水曜日として代用しています。
そして、B2には、A2の営業日から、毎週火曜日と隔週水曜日を除いた10日後の日付を算出するために、「WORKDAY.INTL関数」をつかって、数式を設定します。
B2の数式は、
=WORKDAY.INTL(A2,10,13,D2:D5)
と設定しています。
これで、毎週火曜日と隔週水曜日を除いた10日後の日付を算出することができました。
さて、このWORKDAY.INTL関数ですが、手入力すると設定するのが楽な関数です。
なぜかというと、3番目の引数の「週末」の数値を暗記しておくことができないからです。
毎週火曜日を除きたいわけですから、「13」の火曜日のみを設定したわけです。
この数値を覚えることに、あまり意味はないと思います。
関数挿入ダイアログボックスだと、この数値を事前に調べておく必要があります。
そのため、手入力がオススメというわけです。