9/11/2023

Excel。シナリオをつかうと、手早く数値を入れ替えて確認することができます。【scenario】

Excel。シナリオをつかうと、手早く数値を入れ替えて確認することができます。

<シナリオ>

表の一部を、それぞれのパターンを確認するために、データを入力し直したり、コピーしたりするのは、面倒な作業だといえます。

シナリオ

たとえば、B2:B4には、売上目標を入力します。


ただ、平日と土日祝日で数値が異なるわけです。


データを入れ替えるのに、入力するのは面倒ですし、コピーするのも面倒です。


そこで、「シナリオ」という機能をつかうことで、簡単に入れ替えることができます。


データタブの「What-If分析」にある「シナリオの登録と管理」をクリックします。


シナリオの登録と管理ダイアログボックスが表示されます。


追加ボタンをクリックします。

シナリオの編集ダイアログボックスが表示されます。


シナリオ名には、「平日」と入力します。

変化させるセルには、$B$2:$B$4

必要に合わせて、コメントを入力しておくとわかりやすいですね。


OKボタンをクリックします。


シナリオの値ダイアログボックスが表示されます。


入力するボックスに、データを入力します。今回は平日のデータを入力します。


あと、もう一つの土日祝日を設定しますので、追加ボタンをクリックします。


先程と同じように、シナリオ名を入力します。


「土日祝日」と入力したら、変化させるセルを確認して、OKボタンをクリックします。


土日祝日のデータを該当するボックスに入力します。


OKボタンをクリックします。


シナリオの登録と管理ダイアログボックスにもどったら、表示したいシナリオを選択して、表示ボタンクリックすると、設定した箇所の数値が入れ替わることが確認できます。


説明で使用したデータは、3件でシナリオも2つでしたが、入れ替えるデータ量が増えたり、シナリオが増えたりすれば、再入力やコピーで対応するよりも、シナリオで管理することで、手早く数値を入れ替えて確認することができます。