Excel。RANK関数ほど有名じゃないけど、
順位の関数も便利です。
LARGE関数・SMALL関数
研修やらなんやらで、結構ご紹介することがある、RANK関数。
RANK関数は、順番を付ける関数なのですが、あくまでも順番を付ける”だけ”の関数。
たとえば、データが膨大になると、
どれが、1位はどれか、2位はどれだ、と探すのが大変。
並び替えをすれば、見つかりますが、最初から、1位・2位を見つけるだけなのに、
RANK関数をつかって、並び替えてとか、
オートフィルターを使って、抽出するのも、工程数がかかるわけですね。
たしかに、最大・最小を見つけるだけなら、
MAX関数とMIN関数で用は足りますが、
2位以降~ブービーまでは対応できない。
そこで、紹介するのが、
LARGE関数・SMALL関数。
この関数を使えば、
ダイレクトに、どのデータが何位なのかを見つけることが出来ます。
下記のデータを使って、ご紹介。
まずは、
LARGE関数。
1位をMAX関数ではなく、LARGE関数で算出してみます。F4をクリックして、LARGE関数のダイアログボックスを表示させたら、
配列は、データを選択して、順位は1位の1。これでOK。
今度は、
SMALL関数。
作り方はLARGE関数と同じですね。順位に2をいれることによって、ブービーを求めることができます。
なお、同じ値の場合は、同じ順位で、それ以降の順位が繰り下がっていきます。