2/24/2016

Excel。Checklist。チェックリストを作成して、作りこんでみる。前編


Excel。チェックリストを作成して、作りこんでみる。前編

<フォームコントロールのチェックボックス>


企業研修で、色々と「こういうのを作りたいのですが…」と聞かれるものの中の一つに、

「チェックリスト」

があります。

決まったことをやっているのか?備品はそろっているのか?等々、
チェックリストを使う事は、ビジネスに限らずアチコチで見かけると思います。

そこで、今回は、そのチェックリストを作成して、
しかも、それを下記の様に作りこんでみたいと思っております。

次のような表があります。

どのようになっているのか?といいますと、
まず、B列にチェックボックスをON OFFでチェックマークがつくようになっています。

そして、チェックボックスがOFFならば、その行のセルが塗りつぶされてわかりやすくしています。

さらに、チェックボックスがONになっている数を数えて、
全体項目数のうち、どれぐらいチェックがついたのかがわかるようにしてあるのが、E2。
という内容の表です。

これを作成していきます。

まずは、B列のチェックボックスから紹介していきましょう。

このチェックボックスを挿入していくのには、
開発タブが表示されていないと挿入することが出来ませんので、
まず開発タブを表示させておきましょう。

なお、表示方法は、ファイルタブのオプションをクリックして、
Excelのオプションダイアログボックスを表示させます。

リボンのユーザー設定から、右側のメインタブにあります、
開発にチェックマークをONにすると、開発タブが表示されましたよね。

B3にチェックボックスを挿入していきましょう。

開発タブの挿入にある、フォームコントロールから、チェックボックスをクリックします。

大きさは調整しますので、とりあえず、B3のあたりに、
四角を描く感じで、チェックボックスを挿入していきます。

チェック1という文字も一緒に挿入されてしまいますので、
今回は不要ですので、チェックボックスの上で右クリックをして、テキストの編集で削除しましょう。

その後、チェックボックスの大きさを調整して、セル内に収まるようにします。

これと同じことを、全部の項目で処理すると大変なので、チェックボックスをコピーしていきます。

図形と同じコピー方法が使えますので、
垂直方向下に、Ctrl + Shift +ドラッグで、コピーしていきましょう。

これで、チェックボックスは完成しました。
クリックするとON と OFFに切り替わることが確認できましたね。

しかし、どうやったら、チェックマークすなわち、

チェックボックスがONにいくつなっているのかを数える事

が出来るのでしょうか?

ということで、後編に続きます。