Excel。チェックリストを作成して、作りこんでみる。前編
<フォームコントロールのチェックボックス>
企業研修で、色々と「こういうのを作りたいのですが…」と聞かれるものの中の一つに、
「チェックリスト」
があります。決まったことをやっているのか?備品はそろっているのか?等々、
チェックリストを使う事は、ビジネスに限らずアチコチで見かけると思います。
そこで、今回は、そのチェックリストを作成して、
しかも、それを下記の様に作りこんでみたいと思っております。
次のような表があります。
どのようになっているのか?といいますと、
まず、B列にチェックボックスをON OFFでチェックマークがつくようになっています。
そして、チェックボックスがOFFならば、その行のセルが塗りつぶされてわかりやすくしています。
さらに、チェックボックスがONになっている数を数えて、
全体項目数のうち、どれぐらいチェックがついたのかがわかるようにしてあるのが、E2。
という内容の表です。
これを作成していきます。
まずは、B列のチェックボックスから紹介していきましょう。
このチェックボックスを挿入していくのには、
開発タブが表示されていないと挿入することが出来ませんので、
まず開発タブを表示させておきましょう。
なお、表示方法は、ファイルタブのオプションをクリックして、
Excelのオプションダイアログボックスを表示させます。
リボンのユーザー設定から、右側のメインタブにあります、
開発にチェックマークをONにすると、開発タブが表示されましたよね。
B3にチェックボックスを挿入していきましょう。
開発タブの挿入にある、フォームコントロールから、チェックボックスをクリックします。
大きさは調整しますので、とりあえず、B3のあたりに、
四角を描く感じで、チェックボックスを挿入していきます。
チェック1という文字も一緒に挿入されてしまいますので、
今回は不要ですので、チェックボックスの上で右クリックをして、テキストの編集で削除しましょう。
その後、チェックボックスの大きさを調整して、セル内に収まるようにします。
これと同じことを、全部の項目で処理すると大変なので、チェックボックスをコピーしていきます。
図形と同じコピー方法が使えますので、
垂直方向下に、Ctrl + Shift +ドラッグで、コピーしていきましょう。
これで、チェックボックスは完成しました。
クリックするとON と OFFに切り替わることが確認できましたね。
しかし、どうやったら、チェックマークすなわち、
チェックボックスがONにいくつなっているのかを数える事
が出来るのでしょうか?ということで、後編に続きます。