Excel。表示形式で日付を”曜日”に変えるとつくかつかないかで、”曜”だけつけるには?
<表示形式>
初心者向けの講習の時に、
簡単なスケジュール表(カレンダー)を作ってみようというのを行ったのですが、
その時にあったご質問。
曜日を表示するのに、直接入力して、オートフィルでコピーするのもいいけれど、
月が替わると連動しないので、表示形式のユーザー定義を使うと、
簡単に日付を曜日に変更することが出来ますよ。
ということをご紹介するのです。
まず、ここまでで、何を言っているのか?と思う方もいらっしゃるかと思いますので、ご説明。
次の表があります。
B列はA列をセル参照させています。B2には、=A2という数式が設定されています。
それでは、表示形式のユーザー定義を使って、表示を曜日に変えてみましょう。
B2:B6を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示します。
Ctrl + 1 のショートカットが便利ですよね。
種類に、
aaa とすると、曜日の一文字目。
aaaa とすると、~曜日と表示されるのです。
では、いよいよ本題。下記の表をご説明します。
B列は、金と直接入力してオートフィルでコピーしてあります。
C列は、先ほどと同じようにセル参照して、表示形式を使って変更しております。
今回のご質問は、aaaaと表示形式を設定すると、
~曜日と表示されるのではなくて、~曜と日を除いて表示するには、
どうしたらいいのか?っていうことでした。
そこで、直接入力の場合と、
aaaという表示形式の場合の2つのパターンに関してご説明していきます。
B2:B6を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
ユーザー定義の種類を
@"曜"
と設定します。これで、”曜”だけを表示しることが出来るようになります。
@は文字の時の意味ですね。
では、今度は、C2:C6を範囲選択して、
同じようにセルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
こちらも表示形式をアレンジしていきます。
しかし、先ほどとことなります。
今度は、種類を
aaa"曜"
と設定します。これは、先ほど紹介した、aaa で曜日一文字目が表示されるので、
そのあとに”曜”と追加してあげれば、~曜と表示することが出来るようになります。
このように、表示形式のユーザー定義を使ってあげることによって、
用途に合わせて表示をアレンジすることが出来るようになりますので、
少し、表示形式のユーザー定義を覚えみるといいテクニックの一つかもしれませんね。
また、機会がありましたら、ユーザー定義について書いてみたいと思います。