6/21/2017

Excel。Excel2013で上下対称グラフを作ってみよう【Up and down】

Excel。Excel2013で上下対称グラフを作ってみよう。

<上下対称グラフ>

プラスとマイナスの数値を一つの棒グラフで表す【上下対称グラフ】。

そのつくり方を確認してみましょう。

作りたい【上下対称グラフ】は、このようなグラフです。

作り方自体はとても簡単なんですよ。

では、次の表から集合縦棒グラフを作って行きましょう。

A1:C7を範囲選択して、
挿入タブの縦棒グラフから2-D縦棒グラフの「集合縦棒」を
クリックしましょう。

まずは、次のようなグラフが表示されてきました。

グラフタイトルには、「上期売上経費関係」など入力しておきます。

最初に、プラスの棒グラフとマイナスの棒グラフを
一つに合体させる作業から取り掛かります。

マイナスの経費の棒グラフをクリックしましょう。

書式タブのグラフ要素が、系列 "経費"になっていることを確認したら、
「選択対象の書式設定」をクリックします。

左側に、データ系列の書式設定作業ウインドウが表示されてきます。

系列のオプションにある、「系列の重なり」を100%にすることで、
プラスの棒グラフとマイナスの棒グラフの間隔がなくなり、
ひとつの棒グラフのようになります。

これで、合体しましたね。

なお、この一つにする「系列の重なり」ですが、2-Dしかありません。
3-Dには、奥行きに関するコントロールはあるのですが、
重なりを変化させることは出来ないようです。

次の作業は、横(項目)軸が、棒グラフの上に乗ってしまっていますので、
棒グラフの下端に移動させます。

横(項目)軸をクリックすると、
作業ウインドウが、軸の書式設定に変わりますので、

軸のオプションのラベルにある、
「ラベルの位置」を下端/左端に変更しましょう。

これで、横(項目)軸をグラフの下側に移動させることが出来ましたね。

ついでに、縦 (値) 軸も、見やすいように修正しておきましょう。

縦 (値) 軸をクリックして、軸の書式設定作業ウインドウの軸のオプションにある、

境界値の最小値と最大値を、
最小値-100
最大値350
と入力します。

これで、縦 (値) 軸がかわり、棒グラフ全体が大きくなり見やすくなりました。

あとは、データラベルを表示すれば完成ですね。

プラスの売上の棒グラフをクリックしておいて、
デザインタブの「グラフ要素を追加」をクリックして、
データラベルから、表示したい場所をクリックしましょう。

今回は、「内側」にしてみました。

マイナスの経費の棒グラフをクリックして、
同じようにデータラベルを表示させていきましょう。

これで完成しましたね。

グラフはパーツで構成されていますので、
色々確認して試すことによって、様々なグラフを作ることが出来ますので、
アレコレ作ってみてください。