Excel。絶対値を算出するなら、ABS関数で解決します
<ABS関数>
Excelには様々な関数が用意されていますが、今回は、ABS関数を紹介。
数値から「正」「負」の記号を取り除いた数値である『絶対値』を算出したいときにしようするのが、ABS関数です。
ABS関数の読み方は「アブス」といいます。
絶対値を英語だと、「Absolute value」というので、「エービーエス」って読むよりも、「アブス」ってほうがしっくりきそうですね。
ABS関数の引数は、
ABS(数値)
関数の分類は、「数学・三角」に所属しています。
次の表を使って確認してみましょう。
B2に数式をつくり、オートフィル機能を使って数式をコピーします。
B2につくる数式は、
=ABS(A2)
結果はこのようになりました。
B列のABS実行後の算出された値は同じになりましたね。
絶対値は、「0(ゼロ)」からの距離ということなので、プラスやマイナスの記号がとれた数値のみという結果になります。
ABS関数のみで使用することは少ないかもしれませんが、関数を多く知ることで、作業効率が改善できる可能性が広がりますので、少しずつ知っている関数を増やしていくのもいいかもしれませんね。