Excel。日付付きの通し番号を作って管理したいけど、どうしたらいいの?
<TEXT関数とCOUNTIF関数>
Excelの表示形式というのは、なかなか難しいというか、苦手な人も多いようで、
日付を使った通し番号を作りたいのだけど、
なかなかうまくいかなくて、いいアイディアはないですかね?
ということでしたので、「どんなことしたいの?」ということで、次のようなものした。
A列の管理番号は、日付にその日の件数を加えたコードで管理したいんですね。
このような管理番号を作りたい場合には、
一度に数式を作るよりも作業列を使ってみるほうが、いいように思えますね。
ベテランさんならば、一発で数式を作れちゃうかもしれませんが、
慌てずに、一つずつ作っていきましょう。
E列に、7月1日を0701という表示で算出したいので、
まずは、TEXT関数を使って数式を作っていきましょう。
E2をクリックして、TEXT関数ダイアログボックスを表示しましょう。
当然、手入力で数式を作っても構いません。
値には、B2
表示形式には、"mmdd"
あとは、OKボタンをクリックして、オートフィルでコピーしましょう。
数式は、
=TEXT(B2,"mmdd")
そして、次はF列にその日ごとの連番を作る必要があります。
1・2と入力して、オートフィルでコピーしても、
このような連番を作ると単なる通し番号になってしまいます。
そこで、COUNTIF関数を使って、連番を算出していきます。
F2をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。
範囲には、$B$2:B2
検索条件には、B2
このように範囲の始点を固定しておいてあげますと、
日付が変わった時点でカウントがクリアされる形になりますので、
日付ごとに連番を振りなおすことが出来るようになります。
あとは、OKボタンをクリックしてオートフィルでコピーしましょう。
算出できた、E列とF列を結合させて、A列を作成してきます。
ここでポイントになるのは、ただ、結合してしまうと、
01・02というように表示できませんので、この結合の時にも、
TEXT関数を使って、結合してあげる必要があります。
では、A2をクリックして、数式を作成してきます。
手入力でも十分なぐらい簡単な数式ですので、数式を直接作成してみましょう。
=E2&TEXT(F2,"00")
あとは、オートフィルで数式をコピーしましょう。
これで、日付+通し番号で管理番号を作ることができましたね。
ちなみに、いっぺんに、数式を作るとしたら、
=TEXT(B2,"mmdd")&TEXT(COUNTIF($B$2:B2,B2),"00")
というようになります。ちょっと長い数式というか、単に2つの数式を結合しただけですので、
無理に一発で算出しないで、
今回のように作業列を使って作成する方法でもいいと思いますよ。