4/10/2020

Excel。国語・英語・数学。標準化すれば、どこを強化すればいいか見えてきます。【STANDARDIZE関数】

Excel。国語・英語・数学。標準化すれば、どこを強化すればいいか見えてきます。

<AVERAGE関数・STDEV.S関数・STANDARDIZE関数>

会議の資料によくある、数字ばかりの資料。売上高や得点など実際の数値の方に目が向きやすい傾向があります。

単純にいえば、教科の得点など、数値が大きい方が、いいのに決まっていますから、そこに着目するわけですね。

例えば、次の教科ごとのテスト得点表があります。

国語と英語と数学のテスト結果の一覧ですが、これを見て、Aさんは数学を重点的に強化したほうがいい感じを受けますよね。

しかし、教科ごとによって、テスト内容は違いますし、難易度も変わりますよね。

これは、売り場ごとの商材によっても変わるのと同じですね。

このように条件が異なる場合では、平均と標準偏差を算出し、その後、平均と標準偏差を使って『標準化』した値を算出することで、状況が見えてきます。

では、平均と標準偏差を算出していきます。

お馴染みの平均ですが、B6の数式は、
=AVERAGE(B2:B5)
続いて標準偏差ですが、標準偏差を算出する関数は、STDEV.S関数です。

STDEV.S関数ダイアログボックスを表示してもいいですが、簡単なので、直接入力してもつくれます。

標準偏差を算出しているB7の数式は、
=STDEV.S(B2:B5)
数式自体はあっさりしていますが、これで標準偏差を算出することができます。

あとは、オートフィルで数式をコピーします。

この表だけではまだ『標準化』を算出したわけではありません。

今回は下側に同じフレームの表を用意します。

B10に標準化した結果を表示していきます。
標準化するための関数も用意されています。

それが、『STANDARDIZE関数』です。
平均と標準偏差を算出したのは、このSTANDARDIZE関数の引数で必要になるのも理由の一つです。

では、B10をクリックしてSTANDARDIZE関数ダイアログボックスを表示します。

Xには、B2を設定します。

平均には、B$6を設定します。

複合参照にしているのは、このあと、オートフィルで数式をコピーするからですね。
行番号を固定しておきます。

標準偏差には、B$7を設定します。平均と同じように、複合参照にしておきます。

あとは、オートフィルで数式をコピーします。

そして、平均と標準偏差も改めて算出しましょう。

これで、標準化を算出することができました。

標準正規分布グラフを思い出せばわかってきますが、0に近い方が平均に寄っているわけです。

要するに0から遠ざかると、平均値から外れる。

さらに、マイナスの場合は平均値以下ということなので、今回のような成績の場合、より注視されるのはマイナスの数値で、0より遠い数値ということになります。

例えばBさんの場合、英語が60点といい感じがしますが、国語の50点よりも、英語全体から見れば、よくないことがわかります。

なので、まずは英語をより注視して対応するほうがいいということが、見えてきたりします。

このように、数字の大小だけを判断材料にするのは、ちょっとどうなのかな?という時には、いろんな角度からみられる資料を作ってみるというのもいいのかもしれませんね。

4/09/2020

Excel。グラフの復習。時間経過の折れ線グラフ~横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える【Graph】

Excel。グラフの復習。時間経過の折れ線グラフ~横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える

<グラフ>

Excelのグラフは、用途に合わせて様々なグラフを作ることができます。
今回は、グラフの復習ということ、4つをピックアップ

・Excel。時間経過の折れ線グラフ。実は散布図で作るとより綺麗に描けるのです。
・Excel。折れ線グラフを、横でなくて、縦で折れ線グラフを描く方法。
・Excel。折れ線グラフのマーカー。最高値最低値が変わったら自動的に色が変わるグラフ
・Excel。グラフの横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える方法

Excel。時間経過の折れ線グラフ。実は散布図で作るとより綺麗に描けるのです。

時間経過に関する折れ線グラフの場合には、ただ折れ線グラフを作るのもいいのですが、散布図で作ってみるというのもいいですよ。
時間経過の折れ線グラフ

<続きはこちら>
Excel。時間経過の折れ線グラフ。実は散布図で作るとより綺麗に描けるのです。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/08/excelgraph.html

Excel。折れ線グラフを、横でなくて、縦で折れ線グラフを描く方法。

Excelには、縦方向の折れ線グラフは用意されていないので、縦方向の折れ線グラフなのですが、使うのは、【散布図】。
縦方向の折れ線グラフ

<続きはこちら>
Excel。折れ線グラフを、横でなくて、縦で折れ線グラフを描く方法。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/08/excelline-graph.html

Excel。折れ線グラフのマーカー。最高値最低値が変わったら自動的に色が変わるグラフ

最高値と最低値だったら、マーカーの色を変えるマーカー付き折れ線グラフを紹介します。

<続きはこちら>
Excel。折れ線グラフのマーカー。最高値最低値が変わったら自動的に色が変わるグラフ
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/09/excelgraph.html

Excel。グラフの横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える方法

そのアレンジというか、「条件付き書式モドキ」というか、横軸の文字を、最大値・最小値で色を変える。さらに自動的に色が変わるというものを紹介しています。
グラフの横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える


<続きはこちら>
Excel。グラフの横軸。最大値・最小値で自動的に文字の色を変える方法
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/09/excelgraph_27.html

4/07/2020

Excel VBA。文字列の一部の文字が合致しているかどうかを判断するには?【Mate】

Excel VBA。文字列の一部の文字が合致しているかどうかを判断するには?

<Excel VBA>

横浜市が担当になったので、住所の一部に横浜市とあれば、担当に○を表示させたいわけです。

次の表のようにしたいわけです。

やりたいことは簡単ですが、大量のデータだとしたら、非常に面倒なわけですね。

このようなケースは、Excel VBAをつかって、処理をさせるほうが、高速でかつ楽だと思います。

プログラム文をつくってみましょう。
Sub 文字列一部検索()
    Dim i As Integer
     For i = 2 To 8
        If Cells(i, "b") = "横浜市" Then
            Cells(i, "a") = "○"
        End If
    Next
End Sub

実行してみると、横浜市のデータには、○は表示されません。
理由はいたって簡単ですね。

If Cells(i, "b") = "横浜市" Then

このIf文の条件が合致しないからです。

この文の意味は、「B列のセルの値が横浜市ならば」ということですね。
ただ、このプログラム文が問題というよりも、B列のデータが問題なのです。

つまり、住所が都道府県から市区町村まで含まれてしまっているのが問題なわけです。

本来ならば、都道府県の列と市区町村の列をわけて管理していれば、
このプログラム文で何ら問題は無いのですが、一つのセルの中に、抽出したい条件が含まれてしまっています。

今回は、神奈川県の横浜市なので、左から4文字目から3文字が横浜市なのかという条件にしてもいいかもしれませんが、あまり汎用的ではありませんし、この条件を作るには少々面倒です。

文字列の一部を検索したい場合は、ワイルドカードの『*(アスタリスク)』を横浜市の前後に挟めばいいわけなのですが、そう簡単にはいきません。

それでは、次のように修正します。
Sub 文字列一部検索()
    Dim i As Integer
     For i = 2 To 8
        If Cells(i, "b").Value Like "*横浜市*" Then
            Cells(i, "a") = "○"
        End If
    Next
End Sub

まず、実行してみましょう。

目的通り、横浜市という文字がある場合、担当に「○」が表示されています。

If文を次のように修正しました。
If Cells(i, "b").Value Like "*横浜市*" Then

Like "*横浜市*"とすることで、セル内の文字列の一部に横浜市という文字があるかどうかという条件をつくることができました。

Like "*横浜市*"の形は、Accessのクエリでワイルドカードを使用した時の条件と同じ方法ですね。

今回のように、セル内の一部の文字と合致するものを見つける場合には、Likeとワイルドカードを組み合わせて使う必要がありますので、覚えておくと、意外と便利です。

ただ、できれば、住所という列ではなくて、都道府県と市区町村にわけて管理すれば、もっと簡単に処理することができますので、まずはExcelの基本的な考えに沿って作ることを考えると、さらにいいかもしれませんね。

4/06/2020

今週のFacebookページの投稿 2020/3/30-2020/4/5

今週のFacebookページの投稿 2020/3/30-2020/4/5

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。


3月30日
Excel。DDB関数。
読み方は、ディーディービーで、減価償却を定率法で算出。depreciation, Double-Declining Balance methodの略

3月31日
Excel。DEC2BIN関数。
読み方は、デックトゥビンで、10進数を2進数に変換する

4月1日
Excel。DEC2HEX関数。
読み方は、デックトゥヘックスで、10進数を16進数に変換する

4月2日
Excel。DEC2OCT関数。
読み方は、デックトゥオクトで、10進数を8進数に変換する

4月3日
Excel。DECIMAL関数。
読み方は、デシマルで、n進数を10進数に変換する

4月4日
Excel。DEGREES関数。
読み方は、ディグリーズで、ラジアンを角度に変換する

4月5日
Excel。DELTA関数。
読み方は、デルタで、2つの数値が等しいかどうか調べる

Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training
https://www.facebook.com/exceltechniqueandmsoffice/

4/04/2020

Excel。正規分布のグラフをつくって、尖度の変化もグラフならわかりやすい【normal distribution】

Excel。正規分布のグラフをつくって、尖度の変化もグラフならわかりやすい

<正規分布グラフ>

色々なグラフをExcelは作ることができますが、今回は、分析関係でお馴染みの『正規分布グラフ』をつくっていきます。
正規分布

グラフを作るには、データがなければ作ることができませんので、次のような表を用意しました。

正規分布グラフを作りますが、平均を「0」で標準偏差を「1」としたものを「標準正規分布」と呼ばれていますので、今回は、標準正規分布グラフを作っていきます。

4行目からの表は、グラフを作るためのデータです。

横軸のA列は、-4から4まで0.5ずつで作りました。
なお、細かくすると綺麗な正規分布グラフを作ることができます。

B列の正規分布は、『NORM.DIST関数』を使って算出します。

正規分布を英訳すると、Normal Distributionなので、わかりやすい関数ですね。

なお、B5の数式は、
=NORM.DIST($A5,B$1,B$2,FALSE)
NORM.DIST関数ダイアログボックスで確認してみましょう。

Xには、$A5
Xはグラフの横軸です。複合参照にしているのは、このあと、歪度・尖度のグラフを作るためです。

平均には、B$1
標準偏差には、B$2
関数形式には、FALSE
TRUEは、『累積分布関数』で算出しますが、今回は、『確率密度関数』なのでFALSEを使用します。

OKをクリックして、オートフィルで数式をコピーしたのが、現在の表のデータです。

それでは、グラフにしていきますので、A4:B21を範囲選択します。

挿入タブのグラフにある「散布図」から散布図(平滑線)を選択します。

今回は、グラフを大きく表示したいので、グラフタイトルは削除します。

また、グラフエリアとプロットエリアが白色だとわかりにくいので、着色しています。

確認ですが、尖度とは分布が平均値の近くに集中しているかどうかを確認することができます。

標準偏差が0に近くなれば当然、データのバラツキがすくないわけなので、平均の0に近づいたグラフになるはずです。

本当にそうなのかを確認するために表にデータを追加します。

平均と標準偏差を追加して、それに伴うように、グラフのデータを作りました。

先程B5のデータを算出した数式をオートフィルでコピーしました。

それで、グラフの範囲を修正しましょう。
カラーリファレンスで修正するのが便利ですね。

y2の曲線は、標準偏差の数値が大きいので、なだらかな曲線で表示されました。

y3の曲線は、標準偏差の数値が0に近いので、中心に寄った、尖った曲線で表示されています。
また、平均値の値が正数だと、右側に表示される(偏っている)ことがグラフでわかります。

標準正規分布グラフ及び、分布グラフは簡単に作れますので、機会があるときにつくってみると、色々わかりやすくなるかもしれませんね。

4/03/2020

2020年3月の閲覧数TOP10をご紹介

2020年3月の閲覧数TOP10をご紹介

<TOP10>

2020年3月。
皆様に閲覧していただいた項目のTOP10をご紹介させていただきます。

1位
Excel。一日のタイムスケジュールを管理する24時間横棒グラフを作ってみる
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excel24hour-schedule24.html

2位
Excel。折れ線グラフを交点0からスタートさせるには?
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2013/07/excel0.html

3位
Excel。折れ線グラフの間を塗りつぶしたいけど、どうしたらいいの?
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2015/12/excelgraph.html

4位
Excel。料金量がわかりやすい階段グラフの作り方
https://infoyandssblog.blogspot.com/2017/09/excelstaircase-graph.html

5位
Excel。時間経過の折れ線グラフ。実は散布図で作るとより綺麗に描けるのです。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/08/excelgraph.html

6位
Excel。出勤時間を自動で塗りつぶす日勤シフト表を作ってみる。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/05/excelroster.html

7位
Excel。横棒グラフの塗りつぶしを、条件で自動的に色分けしたい。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/10/excelgraph.html

8位
Excel。あれれ!グラフが表示されない!!そんな時は、第2軸で表示しましょう。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/10/excelgraph2.html

9位
Excel。縦棒グラフに自動的に平均値の線を引くにはどうしたらいい?
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/03/excelgraph.html

10位
Excel。円グラフを使って1日のスケジュールを作りたい
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/07/excelpie-chart1.html

4/01/2020

Excel。ピボットテーブルで無いフィールドを集計フィールドでつくってみる【Make because there are no fields】

Excel。ピボットテーブルで無いフィールドを集計フィールドでつくってみる

<ピボットテーブル>

大量のデータを簡単に集計することができる『ピボットテーブル』ですが、フィールドがない場合でも、集計フィールドをつかうことで、さらに集計したピボットテーブルをわかりやすい資料にすることができます。

次のようなデータがあります。

このデータからピボットテーブルで、旅行名ごとの人数と金額の合計値を算出した集計表をつくってみます。

表内のセルをクリックしておいてから、挿入タブの「ピボットテーブル」をクリックします。

ピボットテーブルの作成ダイアログボックスが表示されますので、テーブルの範囲を確認して問題なければ、OKボタンをクリックします。

新しいシートが追加されます。

右側に表示されている、ピボットテーブルのフィールドダイアログボックスを使って、次のような集計表をつくります。

行フィールドのボックスに、「旅行名」を設定します。

値フィールドのボックスに、「人数」と「金額」を設定しています。

【消費税額と税込金額をつくりたい】

金額のとなりに、消費税額と金額と消費税額を合算した、税込金額を作りたい場合、どのようにしたらいいのでしょうか?

例えば、D列に、金額に10%乗算するという計算式をつくると、見た目はいいのですが、抽出やレイアウトを変更した場合、D列はピボットテーブルの外側なので、連動してくれません。

そこで集計フィールドをつくることで、無いフィールドをつくることができるようになります。

ピボットテーブル内をクリックした状態で、ピボットテーブル分析タブにある「フィールド/アイテム/セット」にある、集計フィールドをクリックします。

集計フィールドの挿入ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスを使うことで、集計フィールドを作ることができます。

名前には、「消費税額」と設定します。
数式には、「=0」と初期状態で表示していますので、一度削除して、「=金額*10%」と設定します。

金額は、フィールドのボックスからフィールド名を選択して、フィールドの挿入ボタンをクリックすることで、挿入することができます。

では、OKボタンをクリックしましょう。

消費税額の集計フィールドが表示されました。

同じようにして、税込金額の集計フィールドをつくっていきます。

集計フィールド名は「税込金額」
数式には、「=金額+消費税額」
と設定したら、OKボタンをクリックします。

このように、税込金額の集計フィールドをつくることができました。

ピボットテーブルで集計フィールドをつくることで資料をプラスアルファすることができます。