Excel。HYPERLINK関数でGoogleMapにLet’s Go!
郵便番号でもLet’s Go!
HYPERLINK関数
出張先や会議先、打合せ先などを確認するのに、
最近は、地図ではなくて、
ネット上の例えばGoogleMapなんかを使って確認することが多くなりましたね。
ブラウザを起動して、GoogleMapを表示させて、
行先を入力して検索という流れだと思いますが、
今回紹介するHYPERLINK関数を少し知っていると、
意外と便利なExcelファイルを作ることが出来ます。
下記のような表をつくります。
ポイントは、C4に入力してあるアドレスです。
https://www.google.co.jp/maps/place/
このアドレスは、GoogleMapのアドレスで、このアドレスの後に、
C6で入力する場所や郵便番号を入力すると、
C8にリンクされた文字が表示される仕組みになっていきます。
通常のハイパーリンクの設定ですと、文字や図形にハイパーリンクの設定をしますが、
その場所にしかリンクすることができません。
そうなると、複数の文字や図形を用意して、
それぞれにハイパーリンクの設定をしないといけなくなり、効率が悪くなります。
作業を進めましょう。
C6に東京ドームと入力しておきます。
C8をクリックして、HYPERLINK関数のダイアログボックスを表示しましょう。
リンク先には、
C4&C6
と入力します。
これは、GoogleMapのアドレスと、
C6に入力した文字を&を使って文字を結合させた状態になります。
CONCATENATE関数を使ったのと同じですね。
GoogleMapを使って検索すると、URLはhttps://www.google.co.jp/maps/place/
のあとに、検索キーワードが続く構造になっています。
ですから、CONCATENATE関数を使ってあげれば、
C6を変えるだけで、検索できる地域を変えることが出来るわけです。
別名には、C6と入力します。
あとは、OKボタンをクリックしましょう。
では、C8をクリックしてみましょう。
東京ドームが検索されて、表示されましたね。
では、C6をランドマークタワーと入力してみましょう。
C8がランドマークタワーに変わりましたね。
では、クリックしてみましょう。
このように、検索場所の文字を変えるだけで、リンク先を変えることが出来ますので、
いちいち全部用意したり、ハイパーリンクの設定をする必要はありません。
さらに、C6に210-0001と入力してみます。
C8をクリックすると、どうなったでしょうか?
郵便番号で検索することが出来ました。
これを使えば、郵便番号を入力するだけで、地図を表示することが出来ます。
今回は、HYPERLINK関数というあまり知られていない関数をご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか?
このように、少し知っているだけでも、
実務・実践において有効に使えそうなテクニックもありますので、
今後も、ご紹介していきたいと思います。