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8/23/2023

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数です。【dictionary】

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数です。

<Excel関数辞典:VOL.84>

今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数までをご紹介しております。

Excel関数辞典

TRANSPOSE関数

読み方: トランスポーズ  

TRANSPOSE(配列)

縦横を入れ替えた表をする 



TREND関数

読み方: トレンド  

TREND(既知のy,[既知のx],[新しいx],[定数])

重回帰分析による値を予測する 



TRIM関数

読み方: トリム  

TRIM(文字列)

不要なスペースを削除する 



TRIMMEAN関数

読み方: トリムミーン  

TRIMMEAN(配列,割合)

異常値を除いて平均値を算出します

5/21/2022

Excel。データから手早く複数の予測値を算出するにはどうしたらいいの【Predicted value】

Excel。データから手早く複数の予測値を算出するにはどうしたらいいの

<TREND関数>

次のようなデータがあるので、予測値を算出する。


できれば、様々なケースの予測を同時に算出したい場合、Excelの関数をつかうことで、手早く算出することができます。


今回予測したいのは、来店客数です。

B列には、売上高。C列には、来店客数のデータがあります。


せっかくデータがあるので、売上高を1100にするには、どのぐらいの来店客数があればいいのかを算出したいわけですね。


B列とC列のデータを目視から、「このぐらいじゃない」というのは、マズいわけですね。


来店客数の予測を算出すること自体は、関数で手早く算出できるのですが、前提条件として、売上高と来店客数に、関係性があるのか、ないのか、ということがあげられます。


そこで、F1に、相関係数を算出することから始めます。


F1に設定している数式は、

=CORREL(B2:B12,C2:C12)


CORREL関数は、相関係数を算出できる関数です。


この値が、「1」に近いので、因果関係まではわかりませんが、何らかの関係性は強いと判断できます。

逆に「0」に近ければ、「関係性はない」ということがわかります。


来店客数が増えれば、売上高があがることがわかったわけです。


これを踏まえたうえで、売上高に必要な来店客数を算出していきます。


F4に

=INT(TREND(C2:C12,B2:B12,E4:E12))

という数式を設定します。


予測値を算出するだけならば、FORECAST関数を使うことで算出できますが、複数の予測値を算出するには、TREND関数をつかいます。


予測値を算出するにあたり、回帰直線のy=ax+bに基づき引数を設定していきます。


既知のyには、来客数の予測値を算出したいので、C2:C12を設定します。

既知のxには、売上高がxにあたりますので、B2:B12を設定します。

新しいxには、売上高の予定値を設定しますので、E4:E12を設定します。

今回は、定数は省略しています。


また、算出結果に小数点が表示されます。

来店客数なので、INT関数をつかって、整数化しています。


以前は、配列関数にしなければいけませんでしたが、今は、スピル機能が追加されましたので、F12まで予測値を算出してくれます。


このように、ちょっとしたデータでも、複数の予測値を素早く算出することができますので、今までの資料にも、このような関数を使いすることで、違った角度から資料を見ることができるかもしれませんね。

10/16/2020

Excel。二つのデータに関係性はあるのないの?それなら関数で確認しちゃいましょう。【regression analysis】

Excel。二つのデータに関係性はあるのないの?それなら関数で確認しちゃいましょう。

<CORREL関数・FORECAST.LINEAR関数・TREND関数とスピル機能>

データをまとめた表があります。

 

広告をしてみた結果、来店客数に影響があるのかないのか、例えば、広告代を増やしたら、もっとお客さん来てくれるのかなど、気になるわけですね。

当然のことながら、経営とか見た目などフィーリングで判断するわけにはいきません。


そこで、この二つのデータに「相関関係」はあるのかないのかを知るには、ある関数を使うことで比較的簡単に、確認することができます。


【相関関係の強弱を数値化(相関係数)】

相関係数を算出するには、「CORREL関数」という関数が用意されています。

今回は、広告代を「X」、来店客数を「Y」とします。


F1に次の数式を設定しました。

=CORREL(B2:B13,C2:C13)

二つのデータの範囲をそれぞれ引数に設定するだけで、算出することができます。


算出された数値は、何を意味するのかというと、相関係数「1」に近いほど、関係性が強く、「0」に近いほど、関係性が弱いので、今回は、「0.99」という算出結果から、「1」に近いことから、関係性が強いことがわかりました。


せっかく、関連性がわかったので、広告代を思い切って、奮発して、50000にしたら、来店客数はどのぐらいになるのか、予想することもできます。


【FORCAST.LINER関数で予測】

そこで使用する関数が、「FORECAST.LINEAR関数」。

FORECAST.LINEAR関数は、回帰直線による予測値を算出することができる関数です。

引数の設定が簡単なので、使わないのはもったいない関数の一つです。


なお、FORECAST.LINEAR関数は、Excel2016から登場した新しい関数です。


F4の数式は、

=FORECAST.LINEAR(F3,C2:C13,B2:B13)

2338と予測値を算出することができました。


【複数の予測値を算出したいなら、TREND関数】

FORECAST.LINEAR関数は簡単で便利ではあるのですが、欠点があって、複数の予測値を算出することができません。


広告代が30000だったら?35000だったら?と広告代の数値を入力し直すのは面倒です。


そこで、複数の予測値を算出したい場合は、「TREND関数」を使います。

F7の数式は、

=TREND(C2:C13,B2:B13,E7:E11)


F列に広告代別の予測来店客数が算出されました。

広告代が50000のときに、2338.711と算出されています。

先程の、FORECAST.LINEAR関数で算出した結果と同じ算出結果になっていますね。


ところでTREND関数は、配列数式で算出する必要があるので、Ctrl+Shift+Enterで確定する必要が、『かつて』はありましたが、Office365のExcelに新たに追加された『スピル機能』によって、そのままEnterキーで確定するだけで、連続するセルに数式を設定してくれます。


そのため、以前に比べて、配列数式が苦手だった人でも、使い勝手がよくなっています。 

10/02/2018

Excel。事務職のデータ分析30。回帰直線による複数の予測値を算出するにはどうしたらいいの?【Regression line】

Excel。事務職のデータ分析30。回帰直線による複数の予測値を算出するにはどうしたらいいの?

<回帰分析:TREND関数>

Excelのいいところは、統計や分析のことを詳しく勉強していなくても、
ちょっとした数式を使うだけで、資料作りもパワーアップすることができます。

例えば、散布図の近似曲線に表示できる、回帰式。y=ax+b。

この数式を使うことで、回帰直線に予測値を算出することができます。

また、この散布図を作るのも、
次のような簡単な表から作ることができるわけで、
日ごろの資料をパワーアップできる可能性を秘めているわけですね。

改めて確認すると、
回帰式。y=ax+bの、aは「傾き」といって、
SLOPE関数を使うことで算出することができました。

bの「切片(せっぺん)」は、
INTERCEPT関数を使うことで簡単に算出することができました。

この「傾き」や「切片(せっぺん」を算出しないで、
一発で、予測値を算出することができるのが、FORECAST関数でした。

ただし、売上高と来店客数の関係性が高いのか低いのかを知るために、
「相関係数」というのを算出しておく必要がありました。

その相関係数を算出するためには、
CORREL関数を使うことで算出することができました。

この算出された結果が、”1”に近ければ、関係性が高いことを表しています。

さて、F8には、FORECAST関数を使って予測値を算出しています。

売上高を1500にするには、
来店客数は648人必要だろうということがわかったのですが、
複数の予測値を算出したい場合は、どうしたらいいのでしょうか?

いちいち、E8の数値を入力し直したり、
あるいは、F8のFORECAST関数をコピーするという方法もありますが、
複数の予測値を算出するには、
TREND関数を配列関数として使う方法があります。

【複数の予測値は、TREND関数】

次のような複数の売上高の場合、来店客数の予測値を算出してみましょう。

TREND関数を使うのですが、配列関数で処理しますので、
F11:F16を範囲選択して、TREND関数を手入力します。

TREND関数ダイアログボックスを表示する方法でもいいのですが、
配列関数にするのに、ctrl + shift + Enterキーを押すので、
手入力で関数を作るほうが、たぶん楽です。

F11に、
=TREND(C2:C13,B2:B13,E11:E16)
と入力したら、ctrl + shift + Enterキーを押すと、数式は、
{=TREND(C2:C13,B2:B13,E11:E16)}
となります。

そして、予測値が算出されます。

FORECAST関数で算出した結果の売上高1500の値と、
TREND関数で算出した結果が合致しています。

なので、複数の予測値を算出したい場合は、
FORECAST関数よりも、
TREND関数を配列関数で算出させる方法もありますので、
日ごろ作っている資料をパワーアップしたい時には、
使ってみると面白い結果が見えてくるかもしれませんね。