3/31/2020

今週のFacebookページの投稿 2020/3/23-2020/3/29

今週のFacebookページの投稿 2020/3/23-2020/3/29

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月23日
Excel。DAVERAGE関数。
読み方は、ディーアベレージで、条件を満たすレコードの平均を算出

3月24日
Excel。DAY関数。
読み方は、デイで、日付から日を算出する

3月25日
Excel。DAYS関数。
読み方は、デイズで、2つの日付の間の日数を算出

3月26日
Excel。DAYS360関数。
読み方は、デイズ360で、1年を360日として2つの日付の間の日数を算出

3月27日
Excel。DB関数。
読み方は、ディービーで、減価償却を旧定率法で算出。depreciation, fixed-Declining Balance methodの略

3月28日
Excel。DCOUNT関数。
読み方は、ディーカウントで、条件を満たすレコードの数値の個数を算出

3月29日
Excel。DCOUNTA関数。
読み方は、ディーカウントエーで、条件を満たすレコードの空白以外のセルの個数を算出

Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training
https://www.facebook.com/exceltechniqueandmsoffice/

3/29/2020

Excel。最新納品日を確認するにはDMAX関数ではなくMAXIFS関数の出番です。【MAXIFS】

Excel。最新納品日を確認するにはDMAX関数ではなくMAXIFS関数の出番です。

<DMAX関数・MAXIFS関数>

納品一覧データがあって、それぞれの商品ごとの最新納品日を管理する場合、なかなか大変でした。
例えば、次のような表で考えてみます。

A1:B11に納品一覧データがあり、D1:E5には商品ごとの最終納品日が表示されています。

Excelは、データベース内で最初に登場するデータ。

要するに一件目のデータを抽出するのは、比較的簡単なのですが、最終。
すなわち最新のデータというのは、おおむね複数回登場しているわけです。

そこで、データベース内から関数を使って最終納品日を抽出するのは、DMAX関数を使う方法がありました。

しかしながら、このDMAX関数は事前に、条件となるフィールドを用意しておかないといけないとか、使用するのに準備がいるので少々面倒な関数です。

では、E2にDMAX関数をつかって、数式を設定していきます。

E2をクリックして、DMAX関数ダイアログボックスを表示します。

データベースには、$A$1:$B$11を設定します。データベース全体ですね。

フィールドは、納品日の最大値を算出したいので、$B$1。

条件ですが、この条件は、見出しのフィールドと抽出したい条件が上下で隣接している必要があります。

今回は、商品名ごとの最終納品日を算出したいので、D1:D2を設定します。

OKボタンをクリックして結果を確認してみましょう。

最終納品日が抽出されました。

ここまでは、以前からあるDMAX関数を使った方法なのですが、この関数欠点があって、引数の条件が、見出しフィールドをセット。
隣接していないといけないわけです。
なので、今回のように複数の商品がある場合、オートフィルで数式をコピーしても機能しません。

ところが、Office365のExcelとExcel2019で新しく加わった【MAXIFS関数】が登場したことで、DMAX関数の問題も解決し、数式自体の設定も簡単になりました。

【MAXIFS関数】

では、改めて、E2にMAXIFS関数の数式を作っていきます。MAXIFS関数ダイアログボックスを表示します。

最大範囲には、
$B$1:$B$11
オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照は忘れずに設定します。

条件範囲1には、$A$1:$A$11
こちらも、オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照を設定します。

そして、条件範囲1の対になる条件が、D2です。
OKボタンをクリックして、オートフィルで数式をコピーしてみましょう。

E2の式は、
=MAXIFS($B$1:$B$11,$A$1:$A$11,D2)

このように、商品名ごとの最終納品日を確認することができました。

最近新しく加わった関数によっては、いままで面倒だったことが改善されているかもしれないので、確認してみるといいかもしれませんね。

3/28/2020

Excel Technique_BLOG Categoryに追加しました。2020/3/28

Excel Technique_BLOG Categoryに追加しました。

<目次サイト>

このBLOGの記事を、
カテゴリー分けにした【Excel Technique_BLOG Category】に追加しました。

Excel。①の丸付き数字をオートフィルを使って連続コピーで入力する方法。

丸付き数字をオートフィルハンドルを使って表示する方法をご紹介します。

<続きはこちら>
Excel。①の丸付き数字をオートフィルを使って連続コピーで入力する方法。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/04/excelcontinuous-copy.html


Excel。HYPERLINK関数でGoogleMapにLet’s Go!郵便番号でもLet’s Go!

HYPERLINK関数を少し知っていると、意外と便利なExcelファイルを作ることが出来ます。


<続きはこちら>
Excel。HYPERLINK関数でGoogleMapにLet’s Go!郵便番号でもLet’s Go!
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/04/excelhyperlinkgooglemaplets-golets-go.html


Excel。絵グラフをつくってみよう。

プレゼンテーション用の資料をはじめとして、通常のグラフよりもわかりやく、見栄えもいい、絵グラフを作ってみようと思います。

<続きはこちら>
Excel。絵グラフをつくってみよう。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/04/excel2013picturegraphexcel2013.html


Excel。意外と難しい(1)というカッコ付数値を表示する方法。マイナスになっちゃう。

カッコ付数値を連続でつくりたいんですが、うまくいかない。マイナス表示になってしまうので、どうやったらいいのでしょうか?


<続きはこちら>
Excel。意外と難しい(1)というカッコ付数値を表示する方法。マイナスになっちゃう。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2015/04/excelbrackets-with-numbers1.html

3/26/2020

Access。AccessでExcelの条件付き書式にあるデータバーのようなものを作りたい【Data bar】

Access。AccessでExcelの条件付き書式にあるデータバーのようなものを作りたい

<Access:String関数>

Excelには、データの大小をわかりやすく見せる機能が色々搭載されています。

例えば条件付き書式にある『データバー』。

セル内に横棒グラフを表示してデータの大小を比較することができます。

Accessには、なかなかグラフィカルな表現方法は用意されていないようですが、データ(数値)の大小を『データバー』のように視覚的に判断させてみたいと思います。

このようなテーブルを用意しました。

残念ながらAccessには条件付き書式のデータバーという機能はありませんので、クエリで次のような、「それっぽい」ことを目指します。

データバーというフィールドですが、フィールドの千の数値分、大きな星『★』を表示しています。

フィールドの百の数値分、「*」のアスタリスクで表示させています。

このようにすれば、データの大小を視覚的に判断することができるようになります。

そこでクエリの作り方。

演算フィールドの「千」は、
千: Int([売上高]/1000)
という演算フィールドを設定します。

Int関数は整数化する関数です。
1000で除算しますので、千の位だけが算出されます。
この値が大きな星『★』の数として算出されました。

演算フィールドの「百」は、
百: Int(([売上高]-[千]*1000)/100)
という演算フィールドを設定して作成します。

Excelだったら、MOD関数とか使えそうですが、Accessには、MOD関数がないので、売上高の千の位を除外することで、百の位を算出することが可能になります。

ここで算出された値は、「*」のアスタリスクの元の値として使用します。

演算フィールドの「データバー」について紹介していきます。
演算フィールドは、
データバー: String([千],"★") & String([百],"*")
として設定しました。

ここで使うAccessの関数は、『String関数
ExcelのREPT関数と似ていることができる関数です。

つまり、String関数は、指定した回数だけ文字を繰り返し表示することができる関数なのです。

そして、それぞれのString([千],"★")とString([百],"*")をお馴染みの「&」で文字列を結合させています。

それでは、実行してみましょう。

ご覧のように、「千の値」と「百の値」の回数だけ文字を表示していることが確認できます。

この方法をつかうことで、条件付き書式の「データバー」もどきをつくることが可能になります。

まぁ、データバーというよりも、ExcelのREPT関数をAccessでどうやるの?というのが正しいのかもしれませんが…

Excelでできることを、どうやってAccessで表現できるのか、考えてみると色々Access上で表現できるのかもしれませんね。

3/25/2020

Excel関数辞典 VOL.27。FACT関数~F.DIST.RT関数

Excel関数辞典 VOL.27。FACT関数~F.DIST.RT関数

<Excel関数>

今回は、FACT関数~F.DIST.RT関数までをご紹介しております。

FACT関数
ファクト
数値の階乗を算出する
FACT(数値)


FACTDOUBLE関数
ファクトダブル
数値の二重階乗を算出する
FACTDOUBLE(数値)


FALSE関数
フォルス
FALSEを返す
FALSE()


FDIST関数
エフディスト
F分布の右側(上側)確率を算出する
FDIST(x,自由度1,自由度2)


F.DIST関数
エフ・ディスト
F分布の確立を算出する
F.DIST(x,自由度1,自由度2,関数形式)


F.DIST.RT関数
エフ・ディスト・ライトテール
F分布の右側(上側)確率を算出する
F.DIST.RT(x,自由度1,自由度2)

3/23/2020

Excel。分布の形を把握する、歪度と尖度を条件付きでは算出するには並び替える【Skewness and kurtosis】

Excel。分布の形を把握する、歪度と尖度を条件付きでは算出するには並び替える

<SKEW関数・KURT関数>

調査したデータがどのように、偏っているのか?平均値近くにあるのか?など分布の形をみる時に使う関数に、SKEW関数・KURT関数というのがExcelにはあります。

SKEW関数は、歪度(わいど)を算出する関数で、歪度とは分布が平均値を起点としてどちらに偏っているのかを確認することできます。

KURT関数は、尖度(せんど)を算出する関数で、尖度とは分布が平均値の近くに集中しているかどうかを確認することができます。

このSKEW関数・KURT関数は、算出させるには、とても簡単な関数なのですが、問題は、SUMIFS関数のように、条件付きで算出することができない関数なのです。

つまり次のような表の場合、ひと工夫しないと、算出することができないのです。


サンプルのAとBがどのように分布しているのかを確認するには、SKEW関数・KURT関数を使えば簡単に算出できるわけです。

G2のサンプルAの歪度を算出するには、
=SKEW(C2:C16)
という数式を設定するだけです。

またサンプルAの尖度を算出するには、
=KURT(C2:C16)
という数式を設定するだけです。

あとは、オートフィルで数式をコピーすればいいわけです。

それぞれの引数は範囲設定するだけなのですが、性別や商品名ごとなど、それぞれではどのように分布されているのかを算出するには、データをまとめる必要があります。

飛び地になっているセルをいちいち選択するのは面倒です。

データをまとめるのは、小計機能でも行いますよね。

このようにExcelでは、ちょくちょくデータをまとめないといけない処理というのがあります。

では、どのようにデータをまとめるのかというと、単純に【並び替え】をおこなえばいいわけです。

今回は、単純に性別のB列を昇順で並び替えを行いました。

このようにすれば、算出方法自体はかわりませんので、SKEW関数・KURT関数を使って算出することができます。

では、算出して確認してみましょう。

このように、男女での違いがわかるようになりましたね。

なお、歪度の結果、0に近ければ左右対称の分布になりますが、負数のときは、山の頂点が右側にある分布図となり、正数ならば逆に左側によった分布図で表現されます。

女性のBが0.84とAと比べると0から遠くなっているので、偏った分布になっていることがわかります。実際の数値で確認してみると、
2・3・4・10・3・10
と平均からみて偏ったデータになっていることからも、歪度で確認することができるわけです。

また、尖度の結果、0に近ければ正規分布に近く、負数ならば、平坦な分布図で表示され、正数ならば鋭角的な尖った分布図に表示されます。

3/22/2020

今週のFacebookページの投稿 2020/3/16-2020/3/22

今週のFacebookページの投稿 2020/3/16-2020/3/22

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月16日
Excel。CSCH関数。
読み方は、ハイパーポリック コセカントで、数値の双曲線余割を算出します

3月17日
Excel。CUMIPMT関数。
読み方は、キュムアイピーエムティー:キュミュラティブ・イントレスト・ペイメントで、元利均等返済における指定期間の金利累計を算出します

3月18日
Excel。CUMPRINC関数。
読み方は、キュムプリンク:キュミュラティブ・プリンシプルで、元利均等返済における指定期間の元金返済額累計を算出します

3月19日
Excel。DATE関数。
読み方は、デイトで、指定した日付を算出

3月20日
Excel。DATEDIF関数。
読み方は、デイトディフで、2つの日付の間の年・月・日数を算出する

3月21日
Excel。DATESTRING関数。
読み方は、デイトストリングで、西暦の日付を和暦の日付に変換する

3月22日
Excel。DATEVALUE関数。
読み方は、デイトヴァリューで、日付を表す文字列をシリアル値に変換する

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3/20/2020

Excel。範囲内に小計があると最大値を算出するのが面倒なので、どうにかしたい【MAX】

Excel。範囲内に小計があると最大値を算出するのが面倒なので、どうにかしたい

<SUBTOTAL関数・AGGREGATE関数>

簡単そうな処理でも、ちょっと表の条件が変わると面倒になることが多いのもExcelの特徴といえば特徴ですが、次の表もそのパターン。

四半期ごとの集計が途中に表示されている表なのですが、半期の売上高の最高金額を算出したい場合、意外と面倒なことが発生します。

何が面倒なのかというと、B10の数式は、
=MAX(B2:B4,B6:B8)
というように、小計値を含めてしまうと、合算値なので、一番大きな数値なのは決まっていますから、いちいち範囲選択をわけて設定しないといけないわけです。

当然、第2四半期までですが、これが、第3・第4というように増えるとさらに範囲選択を繰り返す必要が発生します。

まして、四半期ではなく、さらに大きなデータの場合は、面倒です。

できれば、範囲選択を一度で済ませたい。

なんで、そうなってしまうのかというと、小計の数式に問題があるのです。

B5の数式を確認してみると、
=SUM(B2:B4)
別に何の問題もない、SUM関数で合計値を算出しています。

B9も同じようにSUM関数を使っています。

このSUM関数をある関数に変更するだけで、そして、最大値を算出するのもMAX関数ではなくて、ある関数に変更するだけで、範囲選択に小計を含めても最大値を算出することができます。

【SUBTOTAL関数かAGGREGATE関数で小計を算出】

Excelには、小計を算出するための『SUBTOTAL関数』というのが用意されています。

B5にSUBTOTAL関数をつかって小計を算出していきます。

SUBTOTAL関数は手入力で設定するほうが引数の設定が楽です。

最初の引数、集計方法は、109のSUMを選択します。先頭に”1”が付いている集計方法は、行の非表示にも対応しています。

今回非表示にすることはありませんが、109のSUMで設定してきます。

次の参照1には、B2:B4を範囲選択します。

B5の数式は、
=SUBTOTAL(109,B2:B4)
と設定しております。

同じように、第2四半期のB9も設定します。

算出結果を確認すると、先程のSUM関数と同じ結果になっていますね。

そして、ここからが本題。

最大値をMAX関数ではなくて、SUBTOTAL関数をつかって算出していきます。

B10にSUBTOTAL関数で最大値を算出します。
今回は、104の最大値を使用します。

そして、参照の範囲は、B2:B9と小計を含めて範囲選択を設定します。
B10の数式は、
=SUBTOTAL(104,B2:B9)

では、確認してみましょう。

MAX関数の時のように、わざわざ範囲選択を分けて設定する必要はなく、小計を含めて範囲選択して算出することができました。

このように、SUM関数だけでなく、SUBTOTAL関数を使うことで、他の作業を追加していくときに利便性が向上します。

また、SUBTOTAL関数ではなく「AGGREGATE関数」を使っても同じように最大値を求めることができます。

3/19/2020

Excel。グラフの復習。強調円グラフ~再びのパレード図【Graph】

Excel。グラフの復習。強調円グラフ~再びのパレード図

<グラフ>

Excelのグラフは、用途に合わせて様々なグラフを作ることができます。
今回は、グラフの復習ということ、4つをピックアップ

・Excel。電車内のCMでみた、歯周病の円グラフを作ってみよう。
・Excel。合格ラインがわかるように棒グラフと積み上げ面グラフで表現してみる
・Excel。グラフ作成トラブル!セルの結合が命取り?!陥る罠を回避しよう
・Excel。ABC分析でおなじみのパレート図を再び作成してみる。

Excel。電車内のCMでみた、歯周病の円グラフを作ってみよう。

一部変形している円グラフでして、これを円グラフで作ることは出来ないかなぁ~と思いまして、作成してみましたので、それを今回ご紹介してみようと思います。

<続きはこちら>
Excel。電車内のCMでみた、歯周病の円グラフを作ってみよう。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/07/excelpie-graphcm.html

Excel。合格ラインがわかるように棒グラフと積み上げ面グラフで表現してみる

このように、棒グラフと積み上げ面グラフとの合わせ技など、第2軸をうまく使えば、様々な表現をすることが出来ますので、アレコレ考えてみて使っていきましょう!

<続きはこちら>
Excel。合格ラインがわかるように棒グラフと積み上げ面グラフで表現してみる
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/07/excelgraph.html


Excel。グラフ作成トラブル!セルの結合が命取り?!陥る罠を回避しよう

グラフに関するトラブル回避方法をご紹介

<続きはこちら>
Excel。グラフ作成トラブル!セルの結合が命取り?!陥る罠を回避しよう
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/07/excelgraph_25.html


Excel。ABC分析でおなじみのパレート図を再び作成してみる。

パレート図の作り方が、よくわからなくなっちゃった。

<続きはこちら>
Excel。ABC分析でおなじみのパレート図を再び作成してみる。
https://infoyandssblog.blogspot.com/2016/08/excelabcexcel2013.html

3/17/2020

Excel。SEQUENCE関数。連番を作るのに画期的な関数が登場しました。【SEQUENCE】

Excel。SEQUENCE関数。連番を作るのに画期的な関数が登場しました。

<SEQUENCE関数>

Office365のInsiderで新しく追加された関数がいくつかあります。

そのなかで、今回は【SEQUENCE関数】をご紹介していきます。

このSEQUENCE関数。
正直いうと、あまり使用しない人が多いかもしれませんが、結構面白いことができます。

次の表をご覧ください。

5の倍数ずつ増えていき、5列したら、下の行に表示している、この表を作る場合。

例えば、A1に5とB10に10と入力して、オートフィルを使うなど、色々なアイディア・方法で作ると思います。

どの方法でも簡単に作れることは作れますが、面倒なのは間違いありません。

このように、指定した行数・列数。
そして、プラスしていく数が決まっている時に役立つ関数。
それが、【SEQUENCE関数】なのです。

それでは、A1をクリックして、SEQUENCE関数の数式を作っていきます。

SEQUENCE関数の引数は、
SEQUENCE(行,列,開始,目盛り)で構成されています。

行は、4行でつくりたいので、4。
列は、5列でつくるので、5。
開始は、5の倍数にしたいので、5。
最後の目盛りは、いくつずつプラスしていくのかということで、5倍ですから、5。

数式を完成させると、Office365のInsiderで新たに追加された『スピル』機能によって、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。

あっという間に、数値が入力されました。

A1の数式は、
=SEQUENCE(4,5,5,5)

この関数は、スピル機能と一体になっているからこそ、使える関数ですね。

なお、この関数は、正数だけではなくて、負数にも対応しています。
=SEQUENCE(4,5,-1,-5)
という数式に変更してみると、

さらに、小数にも対応しています。

=SEQUENCE(4,5,0.1,0.5)
という数式に変更してみます。

アイディアで使える関数みたいですね。

例えば、目盛りに、RAND関数を使ってみると、ランダムで増加することができます。

数式を、
=SEQUENCE(4,5,1,RANDBETWEEN(1,10))
と変更したら、このようになりました。

RANDBETWEEN関数をつかうと、ランダムで、最小の1から最大の10の間で数値を算出することができます。

RANDBETWEEN関数をつかうことで、目盛りを固定させないで、増加させることができます。

7ずつ増加していますが、F9キーを押して、更新すると、

今度は、RANDBETWEEN関数が10と算出したので、目盛りが10として算出しました。

RANDBETWEEN関数と組み合わせて使うというアイディアで、このような方法ができることがわかりました。

今回、Office365のInsiderで追加された、新しい関数は色々登場しましたので、確認してみると面白ですし、現場でつかえるものもあるかもしれませんね。

3/16/2020

今週のFacebookページの投稿 2020/3/9-2020/3/15

今週のFacebookページの投稿 2020/3/9-2020/3/15

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月9日
Excel。CUBEKPIMEMBER関数。
読み方は、キューブケーピーアイメンバーで、主要業績評価指標(KPI)を返します

3月10日
Excel。CUBEMEMBER関数。
読み方は、キューブメンバーで、キューブからメンバーまたは組を返します

3月11日
Excel。CUBEMEMBERPROPERTY関数。
読み方は、キューブメンバープロパティで、キューブからメンバーのプロパティの値を返します

3月12日
Excel。CUBERANKDMEMBER関数。
読み方は、キューブランクドメンバーで、キューブで指定したランクのメンバーを返します

3月13日
Excel。CUBESET関数。
読み方は、キューブセットで、キューブからセット式を返します

3月14日
Excel。CUBESETCOUNT関数。
読み方は、キューブセットカウントで、キューブセットにある項目数を返します

3月15日
Excel。CUBEVALUE関数。
読み方は、キューブバリューで、キューブから指定したセットの集計値を返します

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3/14/2020

Excel。Wordの差し込み印刷でつかうと表示形式が消えてしまうのでどうにかしたい【Mail Merge】

Excel。Wordの差し込み印刷でつかうと表示形式が消えてしまうのでどうにかしたい

<TEXT関数とWord>

Wordの機能に【差し込み印刷】というのがあります。

差し込むファイルによく、Excelファイルを使うのですが、差し込んだ後に思ったように表示してくれないことがあります。

その場合の対処方法を紹介していきます。

使用するExcelファイルから確認をしましょう。

C列の金額は、数量と単価を乗算した数式。
=A2*B2
を設定しています。

D列の数値は、単純に、数値を入力した列です。

E列の表示形式は、直接入力した数値に、三桁区切りのスタイル(表示形式)を設定してあります。

F列は、表示形式を設定するのではなく、TEXT関数を使って、表示形式を変更しています。

F2の数式は、
=TEXT(C2,"#,##0")
結果は、E列と同様に三桁区切りのスタイルが設定されます。

ただし、算出された結果は、文字型の数値になっているので、左揃えで表示されています。

これだとおかしいので、文字型を数値型に戻したのが、G列。
G2の数式は、
=TEXT(D2,"#,##0")*1
×1することで、文字型数値を数値型に変更することができます。

H列は、数値以外だけでないことを確認したいので、日付を入力してあります。

I列は、先程のF列同様に、TEXT関数をつかって算出しました。
I2の数式は、
=TEXT(H2,"yyyy/m/d")

このExcelをつかって、Wordで差し込み印刷を行った場合どうなるのかを確認してみましょう。

【Wordで差し込み印刷】

次のように、Wordの差し込み文書タブを使って差し込み印刷の設定を行っていきます。

差し込みフィールドの挿入まで完成していますので、Wordの差し込み文書タブにある「結果のプレビュー」をクリックして、どのように表示されるのかを確認してみましょう。

注目するのは、表示形式です。

TEXT関数を使っていないところは、Excelと同じ表示形式になっていません。

数値は、入力した場合と同じ状態になっていますし、日付は、月・日・年というように、米国式で表示されています。

差し込み印刷では、文字を差し込むならば、気にしなくてもいいのですが、このように表示形式が設定されている、関係している場合には、TEXT関数を使う必要があります。

また、アレンジのように、文字型数値を数値型に戻してしまうと、やはり、数値ということで、表示形式が取れてしまいます。

では、ExcelでTEXT関数をやらない場合、つまり、Wordではコントロールすることは出来ないのでしょうか?

【Wordでの対応方法】

Wordに差し込んだ後に、表示形式を変更したい場合には、
結果のプレビューを解除してから、
Alt+F9キーを押して、フィールドコードを表示させます。

MERGEFIELD 表示形式をMERGEFIELD 表示形式 ¥# 0,
と、追記します。

Alt+F9キーで元に戻して、結果のプレビューで確認してみましょう。

カンマ区切りスタイルで表示されていることが確認できますね。

このように、フィールドコードを追記する形をとれば、対応することができます。

数値フィールドは、『¥# スイッチ』で指定してあげると対応します。

「¥# ¥¥0,」とすれば円マーク付きにすることができますし、「¥# “0,円”」とすれば、~円と表示することができます。

【日付はこうすると対応可能です】

では、日付はどうしたらいいのでしょうか?

日付フィールドは、「¥@ スイッチ」で対応します。

ここでポイントになるのは、月のところが、大文字の「M」でないとダメということです。小文字の「m」にすると表示されません。

それ以外は、Excelと同じ表示形式で対応していますので、差し込み印刷で、元号表示にしたい場合には、
「¥@ “ggge年M月d日”」
と設定すれば、元号表示にすることができます。

では、結果のプレビューで確認してみましょう。

このように、差し込み印刷では表示形式に問題が発生しますので、対応する必要があります。