Excel。一日のタイムスケジュールを管理する24時間横棒グラフを作ってみる
<24時間横棒グラフ>
スケジュールというと、様々なものがありますが、今回作成してみようと思うのが、
一日24時間のタイムスケジュールが把握できる、
【24時間横棒グラフ】
です。よく、夏休みとかの一日のスケジュールっていうのがあったと思いますが、
ずばり、それの横棒グラフ版です。
次のようなグラフを作っていきます。
このような、独特なグラフを作りたい場合には、
それを作成するための表を作るのがポイントになるわけですね。
で、その表がこちらです。
B列は、時刻を入力しております。0:00と表示させてもいいのですが、
「~」を付けたほうがわかりやすいと思ったので、
表示形式をユーザー定義の[h]:mm”~”変更しております。
そして、アイディアとしてですが、入力していってもいいのですが、
D列に時間を入力する必要がありますので、
B5からB12までは、時刻+時間という数式を設定しておくと、入力する手間が幾分緩和されます。
例えば、B6には、=B5+D5という数式です。
C列には、内容や予定を入力してあります。
D列は、先程も書きましたが、時間を入力しておきます。
では、これで準備完了。
グラフを作成していきます。
C3:D12までを範囲選択をして、積み上げ横棒を作成していきます。
すると、このような積み上げ横棒グラフが作成されます。
積み上げ横棒グラフになっていませんね。
これは、行と列を切り替える必要がありますので、行/列の切り替えを行います。
これで、積み上げ横棒グラフになりましたね。
さて、横(値)軸がなんだか、表示がおかしくなっていますので、わかりやすくしていきましょう。
そして、目盛間隔を3時間毎。補助目盛間隔を1時間毎に設定していきましょう。
横(値)軸を選択して、書式設定ダイアログボックスを表示していきます。
軸の書式設定ダイアログボックスの軸のオプションを修正していきましょう。
最小値は、固定で0
最大値は、固定で1
これは、シリアル値で、1が1日。すなわち、24hということです。よって1と入力します。目盛間隔は、固定で、0.125。
これは、3時間毎なので、24h/3で8。3時間というのは、1日のうちで1/8ですので、シリアル値1を8で割った数です。
1/8=0.125
補助目盛間隔は、固定で、0.0417。
これも、1時間毎なので、1時間というのは、1日のうちで1/24。シリアル値1を24で割った数です。割り切れませんので、0.0417とします。
今のままだと24:00が表示できないので、表示形式も修正しておきます。
表示形式コードに、[h]:mmと入力して、追加ボタンをクリックします。
グラフは、このようになってきましたね。
あとは、凡例を削除して、その代りにデータラベルを表示していきます。
データラベルの書式設定ダイアログボックスのラベルオプションにある、
ラベルの内容を、系列名に変更していきます。
なお、積み上げ横棒グラフですから、面倒ですけど、一つずつ修正していきます。
最後に、就寝は同じ色に統一して完成です。