12/16/2025

Excel。困ってしまう。行の非表示で折れ線グラフにトラブル発生。【hidden】

Excel。困ってしまう。行の非表示で折れ線グラフにトラブル発生。

<グラフトラブル>

次のデータから、時系列がわかる折れ線グラフをつくりました。


A1:B16を範囲選択して、折れ線グラフをつくっています。


折れ線グラフは、D2:K13の範囲に置いてあります。


表が大きいので、一部非表示にして、5日ごとにしてみます。

3行目から5行目まで行を非表示にしてみます。


折れ線グラフが非表示に合わせて縮んでしまいました。


グラフはそのままにしてほしいのですが、行の非表示に合わせて、折りたたまってしまったようです。


これでは、困るわけです。


ということで、非表示トラブルの1つ目としては、非表示にした行や列に連動して、縮んでしまう。変形してしまうということです。


このトラブルの解消方法をご紹介します。

非表示にした行を再度表示しておきます。


グラフエリアを選択します。

書式タブの選択対象の書式設定をクリックします。


右側にグラフエリアの書式設定作業ウィンドウが表示されます。


グラフオプションのプロパティにある「セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない」を選択します。


これで、非表示にしてもグラフの大きさは変わらなくなりました。


改めて、5日おきのデータ以外は非表示にしてみましょう。


確かに折れ線グラフは縮むことはなくなりました。


ただ、折れ線グラフがおかしくなっています。


非表示にした行のデータは、横軸にはラベルが表示されているのに、プロットされていません。


これでは、縮まなくなっても意味がありません。


このトラブルの対応方法をご紹介します。


グラフをクリックします。


グラフのデザインタブにある「データの選択」をクリックします。


データソースの選択ダイアログボックスが表示されます


「非表示及び空白のセル」をクリックします。


非表示および空白のセルの設定ダイアログボックスが表示されます。


「非表示の行と列のデータを表示する」のチェックボックスをオンにします。

OKボタンをクリックします。


再度、データソースの選択ダイアログボックスが表示されますので、こちらもOKボタンをクリックします。


非表示にした行もふくめた折れ線グラフにすることができました。

12/15/2025

Excel。0%以上100%以下の データの四分位数を算出するのがQUARTILE関数【QUARTILE】

Excel。0%以上100%以下の データの四分位数を算出するのがQUARTILE関数

<関数辞典:QUARTILE関数>

QUARTILE関数

読み方: クォータイル  

分類: 互換性 

QUARTILE関数

QUARTILE(配列,戻り値)

0%以上100%以下の データの四分位数を算出します

12/14/2025

Excel。2025/11/9-11/15にシート名の注意点について紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/11/9-11/15にシート名の注意点について紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

11月9日

Excel。

シート名は31文字までOKです。全角半角は関係ありませんね。


11月10日

Excel。

シート名には、:(コロン)は使えませんね。


11月11日

Excel。

シート名には、¥(円マーク)は使えませんね。


11月12日

Excel。

シート名には、/(スラッシュ)は使えませんね。

ということは、日付。2021/1/1はNGなんですね。


11月13日

Excel。

シート名には、?(クエスション)は使えませんね。


11月14日

Excel。

シート名には、*(アスタリスク)は使えませんね。


11月15日

Excel。

シート名には、[ ](大カッコ)は使えませんね。

12/13/2025

Word。ルビを設定すると行間(行の高さ)が変わってしまう【ruby】

Word。ルビを設定すると行間(行の高さ)が変わってしまう

<Wordとルビと行間>

Wordにはルビというフリガナを設定するボタンが用意されています。


フリガナを設定したい箇所を範囲選択します。


ホームタブのルビをクリックすると、ルビダイアログボックスが表示されます


フリガナがあっているか、確認したら、OKをクリックします。


これでルビを表示することができます。


ルビは設定できたのですが、行間(行の高さ)が変化していることがわかります。


広くなってしまった行間を元に戻すにはどのようにしたらいいのでしょうか。


最初に、もともとの行間はいくつなのか確認する必要があります。


レイアウトタブからページ設定ダイアログボックスを表示します。


行送りの数値が行間(行の高さ)なので、この行送り、今回は18ptをメモしておきましょう。


確認だけなので、ページ設定ダイアログボックスは閉じます。


ルビを設定した行、あるいは段落を選択します。


ホームタブの段落ダイアログボックスを表示します。


行間を「固定値」にして、間隔を行送りの数値、「18pt」にします。

OKボタンをクリックします。

ルビと行間

これで、本来の行間に戻すことができます。

12/12/2025

Excel。動画で紹介。FILTER関数で、抽出結果を手早く別表にすることができます。【FILTER】

Excel。動画で紹介。FILTER関数で、抽出結果を手早く別表にすることができます。

<Youtube>

オートフィルターをつかって、条件に合致するデータを、抽出。

その抽出したものを、別のところに表示する

とりわけ、難しい作業ではありませんが、少し面倒な作業です。


そこで、FILTER関数をつかうと、抽出結果の別表を手早く作ることができます。


そのFILTER関数について、ご紹介しております。

12/11/2025

Excel。PV関数は現在の価値を算出します【PV】

Excel。PV関数は現在の価値を算出します

<関数辞典:PV関数>

PV関数

読み方: ピーヴィ  

読み方: プレゼントバリュー

PV関数


分類: 財務 

PV(利率,期間,定期支払額,[将来価値],[支払期日])

現在の価値を算出します Present Value の略

12/10/2025

Excel。条件付き書式の罠?優秀だけなのに最優秀も含まれる?!【String target】

Excel。条件付き書式の罠?優秀だけなのに最優秀も含まれる?!

<条件付き書式>

数値の判定表があります。


C列の判定には、優秀と最優秀という文字列が入力されています。


優秀という文字がわかりやすいように、条件付き書式をつかって、セルを塗りつぶすことにしました。


C2:C10を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式。


条件付き書式のセルの強調表示ルールにある「文字列」をつかいます。


文字列を選択すると、文字列ダイアログボックスが表示します。


優秀という文字を設定してOKボタンをクリックします。


すると、優秀だけに設定したいのに、「最優秀」も含まれてしまっています。


これでは、困ってしまいます。


原因は、条件付き書式の文字列をつかったためです。


先ほどの文字列ダイアログボックスをよくみると、「次の文字列を含むセルを」とあります。文字列を含むということなので、最優秀も優秀という文字が含まれています。


つまり、文字列では、ダメなわけです。


このように、特定な文字だけを対象にしたい場合には、「等しい」を使う必要があります。


それでは、改めて、C2:C11を範囲選択します。


ホームタブの条件付き書式にある、セルの強調表示ルールの「指定の値に等しい」を選択します。


指定の値に等しいダイアログボックスが表示されますので、「優秀」と入力してOKボタンをクリックします。

条件付き書式の罠?優秀だけなのに最優秀も含まれる?!

これで、優秀だけを対象にすることができました。


文字が条件なので、文字列と書かれているものを選択したくなりますが、それでは、「含む」という条件のため、うまくいかないことがありますので、注意が必要です。