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12/23/2023

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、WORKDAY関数~WRAPROWS関数です。【dictionary】

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、WORKDAY関数~WRAPROWS関数です。

<Excel関数辞典:VOL.90>

今回は、WORKDAY関数~WRAPROWS関数までをご紹介しております。

Excel関数辞典

WORKDAY関数

読み方: ワークデイ  

分類: 日付時刻 

WORKDAY(開始日,日数,[祭日])

稼働日数後の日付を算出します 



WORKDAY.INTL関数

読み方: ワークデイ・インターナショナル  

分類: 日付時刻 

WORKDAY.INTL(開始日,日数,[週末],[祭日])

週末(曜日指定OK)と祝日を除いた日数後の日付を算出します 



WRAPCOLS関数

読み方: ラップコルズ  

読み方: ラップカラムズ

分類: 検索/行列 

WRAPCOLS(vector,wrap_count,[pad_with])

指定した数の値の後に列で折り返(ラップ)します 



WRAPROWS関数

読み方: ラップロウズ  

分類: 検索/行列 

WRAPROWS(vector,wrap_count,[pad_with])

指定した数の値の後に行で折り返(ラップ)します

7/01/2022

Excel。簡単に、火曜と隔週水曜休みの10日後を算出したいけど、どうしたらいい【10 days later】

Excel。簡単に、火曜と隔週水曜休みの10日後を算出したいけど、どうしたらいい

<WORKDAY.INTL関数>

土日祝日を除いて10日後ならば、WORKDAY関数をつかえば、簡単に算出することができます。

ただ、ちょっと、複雑な条件になると、煩雑で算出するのが大変になります。


例えば、毎週火曜日が定休日で、さらに隔週水曜日も定休日の場合で、その10日後という場合は、どのようにしたら、手早く算出することができるのでしょうか。


Excelには、「隔週」で除くというような関数はありません。


最初に、D列にある、隔週水曜日の日付リストです。

わかりやすいように、E列に曜日を表示させています。


曜日の表示は、表示形式でもOKですし、TEXT関数をつかってもいいですね。

E2には、

=TEXT(D2,"aaa")


という数式をつかって、曜日を表示しております。


本来は、祝日に対応するためのものですが、隔週水曜日として代用しています。


そして、B2には、A2の営業日から、毎週火曜日と隔週水曜日を除いた10日後の日付を算出するために、「WORKDAY.INTL関数」をつかって、数式を設定します。


B2の数式は、

=WORKDAY.INTL(A2,10,13,D2:D5)


と設定しています。


これで、毎週火曜日と隔週水曜日を除いた10日後の日付を算出することができました。


さて、このWORKDAY.INTL関数ですが、手入力すると設定するのが楽な関数です。


なぜかというと、3番目の引数の「週末」の数値を暗記しておくことができないからです。

 

毎週火曜日を除きたいわけですから、「13」の火曜日のみを設定したわけです。


この数値を覚えることに、あまり意味はないと思います。

関数挿入ダイアログボックスだと、この数値を事前に調べておく必要があります。


そのため、手入力がオススメというわけです。

12/21/2019

Excel。今日から土日と火曜を除いた10日後の日付を算出したい【WORKDAY.INTL】

Excel。今日から土日と火曜を除いた10日後の日付を算出したい

<WORKDAY関数・WORKDAY.INTL関数>

見積書などの有効期限を、単純に今日から10日後というのであれば、日付に「+10」すれば簡単に算出することができますが、今日から10日後なんだけど、土日と火曜日を除いた日付を算出したい場合は、どのようにしたらいいのでしょうか?

ということで、今回は、

土日を除く10日後
火曜日を除く10日後
土日と火曜日を除く10日後

を算出していきます。


【土日・祝日を除くなら、WORKDAY関数】

土日・祝日を除いた日を算出するだけならば、WORKDAY関数を使えば簡単に算出することができます。

カレンダーで確認してみると、2日から10日後なので、12月16日月曜日を算出するはずです。

では、B2をクリックして、WORKDAY関数ダイアログボックスを表示します。

開始日は、A2。今回は、2019年12月2日月曜日です。
日数は、10日後なので、「10」と設定します。

今回は、祝日の設定は除きますので、OKボタンをクリックします。

算出されたようですが、シリアル値で算出されてしまいましたので、書式のコピーを使って、A2の書式をB2に書式をコピーしましょう。

カレンダーを使って確認したように、12月16日を算出することができました。

【土日ではなく火曜日を除くなら、WORKDAY.INTL関数】

土日ではなくて、火曜日を除くならどうしたらいいのでしょうか?

そこで、登場するのが「WORKDAY.INTL関数」このINTLは、インターナショナルと読みます。

このWORKDAY.INTL関数は、ダイアログボックスを使うよりも、手入力で設定するほうが楽だと思いますので、今回は、手入力で作っていきます。

除外したい曜日の番号を選択します。火曜日のみ除外したいので、13を設定します。

C2の数式は、
=WORKDAY.INTL(A2,10,13)

シリアル値で算出されますので、書式をコピーして確認すると、12月14日を算出します。念のため、カレンダーで確認してみましょう。

火曜日を除くと、10日後は、確かに14日で間違いありません。

それでは、土日と火曜日を除く場合どのようにしたらいいのでしょうか?

【月曜から日曜を0と1で設定する】

火曜日を除く場合は、WORKDAY.INTL関数では、引数の「週末」を13とすることで、算出することができましたが、土日を加えるにはどうしたらいいのでしょうか?

引数の「週末」は、月曜から日曜までを0と1をつかった7ケタの数値で、除外するか否かを設定することができるのです。

カレンダーで確認すると、12月19日と算出されればいいようです。

使う関数は、先程と同じ、WORKDAY.INTL関数です。

D2に次の数式を設定します。
=WORKDAY.INTL(A2,10,"0100011")

シリアル値で算出されますので、書式をコピーして、確認してみると、12月19日と算出されたことが確認できます。


さて、引数にある、"0100011"は何を意味にしているのかというと、月曜日から日曜日までを該当するなら1。
該当しないなら0と表現した数値です。


0 1 0 0 0 1 1

この方法を使うことで、水曜日から金曜日まで除いてなど、様々なパターンに対応することができます。

8/11/2017

Excel。意外と難しい、5日後の最初の月曜日は何日を求める方法【WORKDAY.INTL】

Excel。意外と難しい、5日後の最初の月曜日は何日を求める方法

<WORKDAY.INTL関数>

ちょっとした話から、
5日後の最初に来る月曜日に資料発送をしたいけど、
計算式をどうしたらいいのかな?というご質問がありました。

なんでも、5日後を求めるのは簡単だけど、
5日後の月曜日ということなので、
IF関数を使ったりして、求めているということでした。

まずは確認しましょう。

注文日が6月1日木曜日なので、
まずは5日後となると、6月6日火曜日になりますから、
そのあとに来る最初の月曜日なので、12日の月曜日というわけですね。

確かに理屈としては、簡単そうですが、ちょっと難解な匂いがしますよね。

実は、これを簡単に処理することが出来る関数があるのです。

ただし、Excel2010から登場した関数で、
WORKDAY.INTL関数】(ワークデイ・インターナショナル関数)
という関数を使用します。

では3行目に作成してみましょう。A3に2017/6/1と入力します。

B3には=A3とセル参照の数式を作成します。

当然同じ日が表示されますので、
表示形式のユーザー定義を使って曜日に変えましょう。

では、B3をクリックして、
セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。

Ctrl+1というショートカットキーを使うのがいいでしょう。

表示形式のユーザー定義の種類を、
aaaと入力すれば、表示が曜日に変わりますね。

あとはOKボタンをクリックしましょう。

ついでに中央揃えも設定しておきます。

これで、準備OKですね。

では、D3にWORKDAY.INTL関数を作っていきますので、
WORKDAY.INTL関数ダイアログボックスを表示しましょう。

開始日には、A3の5日後なので、A3+5と設定します。

日数には、1を設定します。

この日数ですが少々わかりにくいかもしれません。
どちらかというと、日数というよりも、
この場合は、『最初の』という意味でとらえるといいかもしれません。

2にすると、2番目に登場する日になります。

本来は、必要な日数を数値で指定する引数です。

週末には、"0111111"と設定します。

この"0111111"ですが、月曜日から日曜日の稼働日の意味です。

0は稼働日で1はお休みという表現をすることが出来る引数です。

そもそも、WORKDAY.INTL関数は、
「週末(曜日指定可能)と祝日を除いた日数後の日付」
を算出することが出来る関数なのです。

なので、"0111111"とすれば、
月曜日以外は全部お休みという意味になりますから、
月曜日の日付を求めることが出来るということなのです。

今回は、6月なので祭日はありませんので、祝日は飛ばしますが、
本来は、祝日は祝日表を設けておいて設定する必要があります。

それでは、OKボタンをクリックしましょう。

E3は、B3と同じ方法で作成しております。

このようにすれば、
何日後の最初の月曜日はいつ?
ということも算出することが出来きますよ。