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5/29/2025

Excel。小計の四半期集計だけを集めた別表を手早くつくりたい【quarter】

Excel。小計の四半期集計だけを集めた別表を手早くつくりたい

<CHOOSEROW関数>

四半期集計が含まれた、販売表があります。


第一四半期から第三四半期の集計行を、D2を起点として、コピーして別表をつくりたいわけです。


作業としては、コピーして貼り付けを繰り返し行えばいいわけですが、単調なゆえに、面倒な作業です。


あと、貼り付けも、単純な貼付けではなく、値として貼り付ける必要があります。


しかし、値で貼り付ければ、値の修正があった場合、再度コピーしなおさないといけません。


面倒です。


そこで、CHOOSEROW関数をつかうことにしました。


D2にCHOOSEROW関数をつかった数式を設定しました。

=CHOOSEROWS(A2:B13,4,8,12)


この関数は、スピル機能対応なので、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。


この数式だけで、手早く四半期集計だけを抽出することができました。


しかも、値の貼り付けをしたコピーではないので、元表の数値が変わった場合でも、数式なので、連動してくれます。


では、この数式を確認しておきましょう。

=CHOOSEROWS(A2:B13,4,8,12)


最初の引数は、「array」。

範囲のことですね。A2:B13を範囲選択します。


2番目以降の引数は、繰り返しになります。

引数は、「row_num1」。四半期の集計があるのが、範囲選択したA2:B13の中で、4行目、8行目、12行目に四半期集計がありますので、4,8,12 と設定しました。

8/21/2022

Excel。CHOOSEROWS関数は指定された行だけを含む配列を返すことができます。【CHOOSEROWS】

Excel。CHOOSEROWS関数は指定された行だけを含む配列を返すことができます。

<関数辞典:CHOOSEROWS関数>

CHOOSEROWS関数

読み方: チューズロウズ  


分類: 検索/行列 


CHOOSEROWS関数


CHOOSEROWS(array,row_num1,[row_num2],…)

指定された行だけを含む配列を返します 

5/02/2022

Excel。CHOOSEROWS関数は好きな行データを抽出できるので便利です。【CHOOSEROWS】

Excel。CHOOSEROWS関数は好きな行データを抽出できるので便利です。

<CHOOSEROWS関数>

2022年3月に追加された、「CHOOSEROWS関数」。

なんで今までいなかったの?といえるほど、便利な関数が追加されました。


次の表で確認してみましょう。

CHOOSEROWS関数

A1:E7の表があります。

この表は、来店客数と売上高の2行1組のデータで形成されています。


この表から、売上高の行だけを抽出した別表を作る場合、Excel VBAでプログラムをつくるまでもないので、今までならば、オートフィルターを使って、抽出してから、コピーする。

または、根性で、自分で範囲選択するぐらいしかありませんでした。


ところが、新しく追加された「CHOOSEROWS関数」は、この問題を一挙に解決してくれる関数なのです。


A9につぎの数式をつくりました。

=CHOOSEROWS(A2:E7,2,4,6)

あとは、スピル機能によって、算出範囲が広がり、抽出することができました。


CHOOSEROWS関数は、どのような引数をもっているのかというと、

CHOOSEROWS(array,row_num1,[row_num2],…)

となっていて、抽出元を範囲選択して、あとは、先程範囲選択した中の行数目を、設定してあげるだけ、今回は、2・4・6行目が該当するので、2,4,6と設定しました。


もっと早く搭載してほしかったと思う人も多いような気がします。


CHOOSEROWS関数の

読み方は、チューズロウズ だと思います。

分類は「検索/行列」です。


CHOOSEROWS(array,row_num1,[row_num2],…)


なお、この関数は、現在、Office InsiderのMicorsoft365。バージョン2203ベータチャネル版にしか、追加されていません。

おいおい、Micorsoft365のExcelにも追加されること思われます。