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8/23/2023

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数です。【dictionary】

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数です。

<Excel関数辞典:VOL.84>

今回は、TRANSPOSE関数~TRIMMEAN関数までをご紹介しております。

Excel関数辞典

TRANSPOSE関数

読み方: トランスポーズ  

TRANSPOSE(配列)

縦横を入れ替えた表をする 



TREND関数

読み方: トレンド  

TREND(既知のy,[既知のx],[新しいx],[定数])

重回帰分析による値を予測する 



TRIM関数

読み方: トリム  

TRIM(文字列)

不要なスペースを削除する 



TRIMMEAN関数

読み方: トリムミーン  

TRIMMEAN(配列,割合)

異常値を除いて平均値を算出します

8/08/2020

Excel。データはあるので、いつもの資料にプラスしたい値アレコレ【Add to material】

Excel。データはあるので、いつもの資料にプラスしたい値アレコレ

<TRIMMEAN・MEDIAN・MODE.SNGL&MODE.MULT関数>

データはあるけど、マンネリの資料に何かプラスしたいという話を耳にしたので、次の表を使って、こんな値を追加したらどうかなぁ~という紹介をしていきます。
 
ほぼ毎日の参加人数を管理しています。

最低限、合計・平均・最大値・最小値・データの件数は、算出したいところですね。

この5種類の計算は、オートSUMボタンにすべて準備されているので、簡単に算出できます。
 
E1の合計は、=SUM(B2:B128)
SUM関数で算出します。

E2の平均は、=AVERAGE(B2:B128)
AVERAGE関数ですね。

E3の最大値は、=MAX(B2:B128)
MAX関数で、最大値を算出できますね。
MIN関数で最小値でした。

E4の最小値は、=MIN(B2:B128)
件数ですが、検索対象が数値なので、数値の個数。

すなわちCOUNT関数で算出できました。
=COUNT(B2:B128)

これだけでは、データあるのにもったいないですね。

プラスする値ですが、平均に着目したいですね。

AVERAGE関数は、算術平均、または相加平均と呼ばれています。

平均は算出しやすいのですが、対象の数値に幅があると、適切な平均値でない場合があります。

いわゆる、「異常値」が含まれているとおかしな数値になってしまうわけです。

そこで、異常値を除外して平均を算出した値も表示したいところです。
この時に使う関数が、TRIMMEAN関数です。
 
H1につくった数式は、
=TRIMMEAN(B2:B128,0.1)
TRIMMEAN関数の引数は、配列=範囲選択と割合で構成されていますが、割合はほぼ0.1だと思います。

異常値の上位5%下位5%を除くといいといわれています。
この5%+5%で10%なので、割合は、0.1として算出します。

結果は、48.2087。
AVERAGE関数で算出した結果とは変わりましたね。

次に追加したいのは、中央値です。

データを昇順にしたときに、ちょうど中央にある値が中央値です。

Excelでは、MEDIAN関数で簡単に算出できます。
 
H2の数式は、
=MEDIAN(B2:B128)
結果が31。最大値が209なので、全体的に、小さい数値が多いイメージがしますね。

もう少し追加したいですね。

追加するのは、最頻値と呼ばれている数値です。

データの中で一番多く登場する数値のことですね。
数値がどのあたりに、「群れているか?」を確認することができます。

Excelでは、MODE.SNGL関数で算出することができるのですが、この関数、ちょっと問題があって、一位が複数ある場合、最初に見つけた数値だけを表示しちゃう。

複数ある場合、ほかの一位がわからないので、まず、最頻値の件数を算出するといいですね。
 
H4の数式は、
=COUNT(MODE.MULT(B2:B128))
MODE.MULT関数は、複数の最頻値を算出する関数です。

その数を知りたいので、COUNT関数とネストして算出します。

今回は、1種類しかないので、最頻値はMODE.SNGL関数をつかって算出したのが、H5で、結果が8。

オートSUMボタンの関数以外でも、少しプラスするだけで、データを深くみることができるようになりますので、機会がありましたら追加してみませんか?

8/22/2019

Excel Technique_BLOG Categoryに追加しました。2019/08/22

Excel Technique_BLOG Categoryに追加しました。

<目次サイト>

このBLOGの記事を、
カテゴリー分けにした【Excel Technique_BLOG Category】に追加しました。

Excel。平均値ってこれでいいのか?よくないんじゃない その1 平均値と中央値

平均値というのは、あくまでも、総和をその個数で割った数でしかないわけですね。そうしますと、ビジネスではこのまま、オートSUMボタンの平均を使う訳にはいかないケースというのが、あるわけですね。

<続きはこちら>
Excel。平均値ってこれでいいのか?よくないんじゃない その1 平均値と中央値
https://infoyandssblog.blogspot.com/2014/10/excel.html


Excel。平均値とゼロの関係。ゼロを含める?含めない?平均アレコレ その2 AVERAGE関数とAVERAGEIF関数


平均値というのは、総和を総個数で割ったものなので、ゼロも加えて、その個数も加えて総個数とした場合、確かにその平均値では、よろしくないケースがあります。そこで、今回は、ゼロを除いて平均値を算出する方法をご紹介します。

<続きはこちら>
Excel。平均値とゼロの関係。ゼロを含める?含めない?平均アレコレ その2 AVERAGE関数とAVERAGEIF関数
https://infoyandssblog.blogspot.com/2014/10/excel_19.html


Excel。平均値。今回は文字列をゼロとして計算したい。平均アレコレ その3 AVERAGEA関数

欠席などの文字がデータに入っているときに、ゼロとして認識したい時に使う、VERAGEA関数をご紹介しましょう。

<続きはこちら>
Excel。平均値。今回は文字列をゼロとして計算したい。平均アレコレ その3 AVERAGEA関数
https://infoyandssblog.blogspot.com/2014/10/excel3.html


Excel。一定の上限と下限の数値を除外して平均値を求める方法をご紹介 TRIMMEAN関数


上限10%と下限10%に該当するものを除外するとした場合、上限10%と下限10%を算出するだけでも大変ですよね。

<続きはこちら>
Excel。一定の上限と下限の数値を除外して平均値を求める方法をご紹介 TRIMMEAN関数
https://infoyandssblog.blogspot.com/2014/10/excel-trimmean.html

8/24/2018

Excel。事務職のデータ分析27。最初は数値データの全体像を把握しましょう。【Numeric data】

Excel。事務職のデータ分析27。最初は数値データの全体像を把握しましょう。

<MAX・MIN・AVERAGE・TRIMMEAN・MEDIAN・MODE.SNGL・COUNT・MODE.MULT>

色々な統計分析についての書籍があって読むけど、
最初に何をしたらいいのかが、よくわからないと耳にしますので、
あまりExcelを使っていないけど、どのような数値を会議資料として、
分析用の資料として用意すればいいのかを改めて、簡単に説明していきましょう。

【全体像の特徴を知る】

数値データではわからないので、
全体像の特徴をはあくすることから始めるといいですね。

簡単に算出できるものが多いので、重要性を感じないかもしれませんが、
大切な数値だったりします。

次のデータがあります。

単に数値が並んでいるだけですが、最小値と最高値を知るところから始めます。

当然、MAX関数とMIN関数を使うわけですが、
この2つの項目を知るだけでも、重要です。

日々の日報だったら、なぜこの日だけ売上高がよくないのか?
ということがわかるわけですよね。

改善点を見つけることに繋がるかもしれませんよね。

なので、単純であっても、重要です。

E1の最大値の数式は、
=MAX(B2:B26)
E2の最小値の数式は、
=MIN(B2:B26)

続いて、算出したのは、平均値です。

E4の平均値の数式は、
=AVERAGE(B2:B26)
この平均値ですが、ちょっと難しくいうと、
算術平均とか相加平均といったりします。

相加とは、すべての数値の合計をその数値の個数で除算したもののことですね。

ところが、おおむね平均値に数値があるわけではなく、
異常時というケースが含まれていることが多いので、
それを取り除いた平均値も算出したほうがいいわけですね。

例えば、急にブームになった食品とかがあって、
瞬間的にバカ売れしたりすると、平均値に影響を与えてしまうからです。

では、Excelで異常値を取り除いて算出する場合には、
TRIMMEAN関数を使います。

E5の数式は、
=TRIMMEAN(B2:B26,0.1)
割合を0.1=10%としましたが、
これは、上限0.05%・下限0.05%を意味しますので、注意が必要です。

平均値では、把握できないケースがあります。

そこで、全体の数値を並べてみて、
その中心の値を求める中央値というものを算出することも多くあります。

登場する関数は、MEDIAN関数です。

E7の数式は、
=MEDIAN(B2:B26)
金額が全体平均よりも小さいので、
販売金額は、安いほうに比重が大きいようですね。

【データ量が多くなると最頻値がほしくなる】

大量のデータから特徴を見つけ出すのに、
一番多く登場している数値を知ることができれば、
その数値に何かしらの理由。

すなわち購入しやすい価格なのか?などが見えてきます。

データの中で登場回数を算出するために使用する関数は、
MODE.SNGL関数です。

登場する回数が多い数値は、3200だそうですが、
よくみると、29600もデータが2つありますので、最頻値のはずですよね。

このMODE.SNGL関数。欠点があって、
データの最初に登場するほうを算出しちゃうのです。

これでは、会議の資料としては使えません。

そこで、同率一位が、いくつのあるのかを算出して、
該当する数値も算出するといいですよね。

では、同率一位がいくつあるのかを算出してきます。

E10の数式は、
=COUNT(MODE.MULT(B2:B26))

いくつのあるかということなので、COUNT関数。

そして、複数の最頻値を算出することができる、
MODE.MULT関数をネストすると算出することができます。

算出された結果は2なので、2件あるということがわかりました。

E11に、MODE.MULT関数ですが、
{}がついていますが、配列関数にしています。

そこで、この数式の作り方ですが、
最初に、E11:E12を範囲選択します。

先ほどの同率一位の数が5だったら、5つのセルを範囲選択します。

今回は、2と算出されたので、2つのセルを範囲選択しているわけです。

=MODE.MULT(B2:B26)

と入力したら、Enterキーを押さずに、
Ctrl+Shift+Enterキーで配列関数にして完成です。

これで、2つの最頻値を算出することができました。

まずは、このような数値を用意するだけでも
日ごろの資料がグレードアップします。

10/29/2014

Excel。一定の上限と下限の数値を除外して平均値を求める方法をご紹介 TRIMMEAN関数


Excel。一定の上限と下限の数値を除外して
平均値を求める方法をご紹介

TRIMMEAN関数

Excel。前回は、一位と最下位の数値を除いて平均値を算出する方法をご紹介しましたが、
今回も企業研修の際に、データのブレがある場合に、一位と最下位ではなくて、
一程度の割合を除いて平均値を算出することは出来ませんか?とご質問があったので、
その方法をご紹介させていただきました。

たしかに、極端に大きな値や小さい値がを除きたいのに、
一位と最下位だけの2アイテムを除いても、データの件数によっては、役に立ちませんので、
別の方法が必要になりますね。

例えば、上限10%と下限10%に該当するものを除外するとした場合、
上限10%と下限10%を算出するだけでも大変ですよね。

そこで、登場するが、ほとんどなじみのない、

TRIMMEAN関数

をご紹介します。

このTRIMMEAN関数は、
データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを除いた平均値を算出してくれる
関数なのです。

ただ、普通は使うことはないと思いますが、
データ分析業務などでは使うことがあると思われますので、
こんな関数もあるんだぁ~と知っているだけでも、プラスになるでしょう。

数式の作り方自体は、シンプルなので、早速やってみましょう。
下記のような表があります。

内藤さんから大久保さんまでの数値が10件ありますので、上限と下限。
それぞれ10%を除外した平均値をC14に算出したいと思います。

なお10件で10%なので、上限と下限。それぞれ1件ずつをカットすることになりますよ。

では、C14にTRIMMEAN関数のダイアログボックスを表示しましょう。

配列には、
この配列には、データが入力されているセル範囲を選択しますので
C3:C12
と入力します。
さて、次の割合なのですが、これがちょっと厄介なんですね。
日頃あまり使わないものなので、アレレということも結構あるんですが、
今回は、上限と下限のそれぞれ10%を除きたいので、この割合には、
10%の0.1を入力しそうになるのですが、上限と下限なので、20%ということになりますので、

今回の割合には、
0.2
と入力します。

ですので、仮に、0.1と割合に入力すると、
上限と下限がそれぞれ5%のデータを除外することになりますので、注意が必要です。

あとは、OKボタンをクリックして、完成ですね。
C14には、56.25という数値が算出されましたね。

さて、よくここで、【本当にあっているの?】と疑問を持たれる方もいらっしゃいますので、

C3の100とC9の20を除いた値の平均値を算出してみるといいでしょう。

このように、56.25になります。
TRIMMEAN関数
このような関数があることを知っていると、Excel力が益々アップすることが出来ますね。
本当にExcelって奥が深い。