Excel。EXPON.DIST関数で、指数分布の確率密度関数と累積分布関数を計算します。
<関数辞典:EXPON.DIST関数>
EXPON.DIST関数
読み方: エクスポン・ディスト
読み方: エクスポネンシャル・ディストリビューション
分類: 統計
EXPON.DIST(x,Λ,関数形式)
指数分布の確率密度関数と累積分布関数を計算する
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EXPON.DIST関数
読み方: エクスポン・ディスト
読み方: エクスポネンシャル・ディストリビューション
分類: 統計
EXPON.DIST(x,Λ,関数形式)
指数分布の確率密度関数と累積分布関数を計算する
海外のイミグレーションで、長蛇の列に遭遇することがあります。
そこで、例えば、1時間に10人対応しているとして、あと5分以内に順番が回ってくる確率を知りたい場合には、EXPON.DIST関数を使うことで、算出することができます。
B6に設定した数式は、
=EXPON.DIST(B4/60,B3,TRUE)
算出結果は、56.5%
ということで、56.5%の確立で、自分の順番が来るそうです。
数式を確認しておきましょう。
最初の引数は、「x」で変数です。
今回は、1時間10人と時間に単位を揃えるので、B4の値を60で除算しています。
よって「B4/60」
2つ目の引数は「λ(ラムダ)」です。「B3」
3つ目の引数は、「関数形式」です。
TRUEにすれば、累積分布で算出してくれます。
FALSEにすると、確率密度で算出してくれます。
このEXPON.DIST関数は、指数分布に基づいた、「待ち行列理論」の間隔のモデル化する場合に使用する時に使用する関数です。
指数分布は、待ち時間などのその間の平均時間を表します。
EXPON.DIST関数の読み方は、
「エクスポン・ディスト」
「エクスポネンシャル・ディストリビューション」
です。