4/28/2016

Excel。COUNTIF。最初の一文字目と同じものが何件あるのか数える方法


Excel。最初の一文字目と同じものが何件あるのか数える方法

<COUNTIF関数とワイルドカード>


先日、ご質問をいただいたのですが、商品コードの最初の一文字目が区分けになっていて、
その一文字目を検索して、
その分類の商品がいくつあるのかを数える方法はないのかなぁ~というご質問。

なるほど、最初の一文字目が分類になっているのですね。

これまた、現場ならではの質問といったところでしょうかね。

さらに、お話を聞いてみると、ワイルドカードを使うかと考えたんだけど、
うまくいかなかったそうです。
けど、ワイルドカードは使うはずなんですけどね?

ということで、算出方法をご紹介していくことにしましょう。
下記にこのような表があります。

B列に商品コードがあって、その一文字目が商品区分になっているわけですね。

そして、D列に商品区分の一文字目のアルファベットがあって、
E列にその件数を求めたいというわけですね。

では、E列を求めるには、どのようにしたらいいのでしょうか?

条件付きで件数を算出したいわけですから、COUNTIF関数を使うわけですね。

そして、問題になるのは、最初の一文字ということですね。

では、単純に、D列だけを使ったとしたら算出することできるのでしょうか?

E2をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

範囲は、$B$2:$B$14
検索条件は、D2
OKボタンをクリックすると、

あれれ、0件ですね。
そうなんです。この検索条件は、完全一致でないといけないわけです。

ということで、登場するのが、

ワイルドカードの*(アスタリスク)。


これを使えば、検索条件は、バッチリのはず。

では、改めて、D2をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

範囲は、$B$2:$B$14
検索条件は、D2*
そして、OKボタンをクリックしてみましょう。

あれれ、これもダメなんですね。

しかしなぜ、ワイルドカードを使っているのに算出してくれないのでしょうか?

それは数式バーを見てみると、わかるかと、思います。

今E2の数式はこのようになっていますね。
=COUNTIF($B$2:$B$14,"D2&*")

検索条件が、"D2&*"となってしまっています。つまり、D2&*という文字を検索しているわけです。

ここで、Excelの特徴なのですが、*(アスタリスク)なのですが、
そのまま入力してはダメなんですね。

”(ダブルコーテーション)で囲んであげないといけないのです。

実は、ここがポイントだったんですね。
たぶん、ご質問をしていただいた方も、この*(アスタリスク)のままだったので、
うまく算出してくれなかったのでしょうね。

では、再度改めてやってみましょう。

E2をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

範囲は、$B$2:$B$14
検索条件は、D2&”*”

そして、OKボタンをクリックしてみましょう。
すると、今度はちゃんと算出してくれましたね。

あとは、オートフィルを使って数式をコピーしましょう。

これで、完成しましたね。ワイルドカードを使うときには、

”(ダブルコーテーション)を忘れずに。


4/27/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/4/19-2016/4/25

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<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

4月19日
Excel。ファイルの保存で、ブックの名前に使えない文字は、
¥ / : * ? " < > | [ ] です。これは、パソコンのルールですので、
そちらと共通ですね。

4月20日
Excel。Excel2010では、
バックステージビューという印刷設定と印刷プレビューが合体した画面になります。
旧バージョンから使用していた人はだいたい、ビックリしますね。

4月21日
Excel。オートフィル機能は、Excelの基本操作です。どんどん使っていきたいですね。

4月22日
Excel。オートフィル機能に追加したい場合は、
ファイルタブ→オプション→詳細設定→ユーザー設定リストの編集ですね。

4月23日
Excel。A1+A2という場合でも、+で計算するのではなく、
SUM関数を使用する方がいいですね。
もしA1やA2に"-"などの文字が入ってきてもSUM関数ならば計算してくれますね。

4月25日
Excel。オートフィル機能で、下方向にドラッグするのは、
大変なので、オートフィルハンドルをダブルクリックすると、
一番下まで処理してくれますね。

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4/25/2016

Excel。Decimal。プログラマーやネットワークの人向け。進数変換をまとめてみました。


Excel。Decimal。プログラマーやネットワークの人向け。進数変換をまとめてみました。

<進数変換の関数たち>


先日、とある開発メーカーさんの新人研修を担当させてもらえることになりまして、
Excelの基本からちょっとした関数講座なんてものまでをお願いしたいと、
先方の担当者さんとの打ち合わせでリクエストがありました。

その打ち合わせの時に、毎年【進数変換】を別途説明しているんだけど、
なかなか~ということでしたので、Excelの関数でも進数変換ができるので、
盛り込みましょうと提案したところ、よろしくお願いいたします。ということになりましたので、
今回は、

【進数変換】

をまとめて、ご紹介したいと思います。

なお、プログラマーさんやネットワーク向けの人でないと、
ほとんど使わない関数ですが、
こんな関数もあるんだぁ~という雑学でお使いになってもらえればと。

進数といって、時間がありますね。1日が24時間で、1時間は60分とかですね。

では、下記のまとめた表をご覧ください。

10進数を2進数へ変換する関数は、DEC2BIN関数
E6には、=DEC2BIN(D6,8) という数式が設定されています。
引数の8は、桁数です。8桁での表記です。

10進数を16進数へ変換する関数は、DEC2HEX関数
E7には、=DEC2HEX(D7,4) という数式が設定されています。
引数の4は、桁数です。4桁での表記です。

今度は、2進数をそれぞれに変換させる関数です。

2進数を10進数へ変換する関数は、BIN2DEC関数
E8には、=BIN2DEC(D8) という数式が設定されています。

2進数を16進数へ変換する関数は、BIN2HEX関数
E9には、=BIN2HEX(D9,4) という数式が設定されています。
引数の4は、桁数です。4桁での表記です。

そして、16進数をそれぞれに変換させる関数です。

16進数を10進数へ変換する関数は、HEX2DEC関数
E10には、=HEX2DEC(D10) という数式が設定されています。

16進数を2進数へ変換する関数は、HEX2BIN関数
E11には、=HEX2BIN(D11) という数式が設定されています。

このように、2進数・10進数・16進数へと変換を求めることが出来る関数があるんですよ。
ちなみに、8進数にも変換する関数がありますので、ついでにご紹介しておきます。

10進数を8進数にするのが、DEC2OCT関数
2進数を8進数にするのが、BIN2OCT関数
16進数を8進数にするのが、HEX2OCT関数
8進数を10進数にするのが、OCT2DEC関数
8進数を2進数にするのが、OCT2BIN関数
8進数を16進数にするのが、OCT2HEX関数

要するに、

2進数がBIN = BINARY (バイナリ)

8進数がOCT = OCTAL (オクタル)

10進数がDEC = DECIMAL(デジマル)

16進数がHEX = HEXADECIMAL (ヘキサデジマル)

これを2=toを挟んであげれば、それぞれの進数へ変換することが出来るようになりますので、
覚えておくと、そのお仕事の方々には、重宝すると思いますよ。

4/21/2016

Excel。EDATE。年月日から年ならYEAR関数。年度はどうやって作ったらいいの?


Excel。年月日から年ならYEAR関数。年度はどうやって作ったらいいの?

<EDATE関数+表示形式>


4月になると多くの会社では、年度も変わって、新人研修やらなんやらと、
新年度ならではの講座も多くなってきますね。

さて、この「年度」ですが、Excelで、年でも元号でもなく、

「年度」で表示する方法を、

今回はご紹介しようと思います。

下記のようなことをしたい訳です。

B列には、日付が入力されています。
それらのデータを使って、C列は、年だけを抽出しています。

C3には、YEAR関数が設定していきます。これで、年だけを抽出できました。

D列は元号表記になっています。

D3には、=B3という数式を設定しております。
そしてその値の表示形式を変更して、元号表記にしております。

表示形式のユーザー定義で種類をgggeとすると、元号表記で表示することが出来ますよね。

そして、次はいよいよ、年度を表記させていきましょう。

E列は年度で表記されているのと、
3月31日は平成27年度で、翌日の4月1日は平成28年度としたい訳です。

では、どのように考えたらいいのでしょうか?

1月1日~3月31日なら、前年度。
4月1日~12月31日なら、今年度。
翌年の1月1日~3月31日なら、今年度。

ということですから、
「3か月前の日にちの年が年度と同じ」というルールなのがわかりました。

そこで、その日から3か月前の同日を算出できる関数。

EDATE関数を使うといいわけですね。

E3をクリックして、EDATE関数ダイアログボックスを表示しましょう。

開始日は、B3 を設定します。
月には、3か月前ということなので、-3を入力します。

あとは、OKボタンをクリックしましょう。
すると、このように算出されますので、オートフィルを使って数式をコピーしましょう。

B列のデータの3か月前の同日のデータが算出されましたので、
表示形式を変更して、年度表示にしていきます。

E3:E6までを範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。

表示形式の分類をユーザー定義にして、種類を
【ggge”年度”】と設定します。
あとは、OKボタンをクリックしましょう。

このようにすると、年度で表示しることが可能になりますので、
資料で年度が必要な方はお試しください。

なお、もし、数字のところを漢数字で表示した、
つまり、平成二十七年度というように表示したい場合は、
もう少しアイディアが必要になりますので、合わせて、紹介します。

E3:E6を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示します。

先ほど紹介した、ggge”年度”の前に、

[DBNum1]

という文字を入力します。

これは、数値を漢字に変換して表示するという意味なので、これを頭につけるだけで、
OKですので、

[DBNum1]ggge"年度"

と入力して、OKボタンをクリックします。

これで、漢数字でも年度を表示することが出来ましたね。
ちょっと、覚えておくといいかもしれませんね。

4/19/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/4/12-2016/4/18

今週のFacebookページの投稿 2016/4/12-2016/4/18

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

4月12日
Excel。ショートカット。Ctrlキー+Shiftキー+↓キーで、
アクティブセルからデータの下端までを範囲選択できますね。

4月13日
Excel。ショートカット。Altキー+F4キーで、Excelを終了することができますね。

4月14日
Excel。開発タブを出すのは、Excel2007とExcel2010では違うんですね。

4月15日
Excel。開発タブをExcel2010で、表示するには、
ファイルタブ→オプション→リボンのユーザー設定→開発タブにチェックを付けると
表示されますね。

4月16日
Excel。開発タブをExcel2007で、表示するには、
officeボタン→Excelのオプション→基本設定→開発タブをリボンに表示する 
にチェックを付けると表示されますね。

4月17日
Excel。1枚のシートは、~Excel2003だと、列は256。行は65536。
セルは、16777216個です。

4月18日
Excel。1枚のシートは、Excel2007~だと、列は16384。行は1048576。
セルは、17179869184個です。171億を越えるセルって…凄すぎる。

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4/17/2016

Excel。Pivot table。ピボットテーブルで条件付き書式を使ってレコードに反映したいけど…


Excel。ピボットテーブルで条件付き書式を使ってレコードに反映したいけど…

<ピボットテーブル+条件付き書式>


今回は、ピボットテーブルに条件付き書式を使って、その条件に合致したら、レコード。

すなわち、その行に塗りつぶしの設定をするということをやってみたいと思います。

このようにしたいわけですね。

一見、複合参照を使った条件付き書式を設定すればいいように思えますよね。

それでは、条件付き書式を設定していくことにしましょう。

下記のような元の表がありますので、
まずは、元の表から、ピボットテーブルを作るところまでやっておきましょう。

これをピボットテーブルにします。

順位を求めたいわけですが、RANK.EQ関数は使わないですよね。

ピボットテーブルですから、売上金額をもう一つ、値に追加して、合計/売上金額2を表示します。

オプションタブの計算の種類から、降順での順位を選択すれば、順位が算出できます。

B3を売上合計。C3を順位に変更しておきます。

このピボットテーブルに、条件付き書式を設定していきます。その条件は、順位が1位のレコードに塗りつぶしが設定できるようにしていきます。

A4:C6を範囲選択します。

条件付き書式の新しいルールをクリックして、
新しい書式ルールダイアログボックスを表示させます。

数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択し、
次の数式を満たす場合に値を書式設定のボックスに、

=$C4=1

と入力して、書式から塗りつぶしを設定しましょう。

すると、1位の梅田店が塗りつぶされました。

これで、完成のように見えるのですが、では、ピボットテーブルですから、
店舗から梅田店を除いてみましょう。

当然、横浜店が1位に新宿店が2位になりますので、
今度は、横浜店のレコードが塗りつぶされるはずですよね。

あれれ!なんということでしょうか!!

全く条件付き書式が作動しておりません。どうしてしまったのでしょうか?

ピボットテーブルと条件付き書式がコラボレーションできないということなのでしょうか?

C4をクリックして、条件付き書式のルールの編集で、
どのように条件付き書式が設定されているのかを確認してみましょう。

全く問題はありませんよね。

実は、ピボットテーブルはフィールドごとに管理されているために、
通常の条件付き書式と異なる設定を行うことになります。

A列のデータ。今回は、A4:A6のセルの上にマウスカーソルを持っていくと、
右向きの黒矢印に変わります。➡(このような矢印)Wordの表の行選択の矢印ですね。

その状態で行選択をする感じでドラッグすると、A4:C6まで、範囲選択されますので、
改めて条件付き書式を設定していきます。

新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。
いつもの条件付き書式のダイアログボックスと異なっていますよね。数式は先ほどと同じで、

=$C4=1

として、塗りつぶしを設定します。そして、OKボタンをクリックします。

しかし、A列の行ラベルが反映されていませんね。

値に設定しただけで、A列の行ラベルには設定されていませんので、
今度は、A4:A6で条件付き書式を設定していきます。

A4にマウスカーソルをもっていくと、今度は下向きの黒矢印が表示されますので、列選択をします。

Wordの表の列を選択する要領ですね。

あとは、先ほどと同じ条件で、条件付き書式を作っていきます。

結果、このように条件付き書式が反映されました。

改めて、フィルターで梅田店を抜いても、
ちゃんと条件付き書式が反映されるのかを確認してみましょう。

今回は、ちゃんと反映されたのが確認できましたね。

このように、条件付き書式とピボットテーブルのコラボレーションする場合には、
いくつかの注意点がありますので、ご注意のほど。

4/14/2016

Excel。Lottery。くじ引き番号。ランダムの数値を重複させない簡単な方法


Excel。くじ引き番号。ランダムの数値を重複させない簡単な方法

<RAND関数&RANK.EQ関数>


先日知り合いの方の講師の先生から、席替えをするんだけど、
番号を重複しないで振る方法って何かないかなぁ~とのこと。

なんでも、RANDBETWEEN関数を使うと、重複しちゃって、
しかも、削除をしたり、文字を追加したりなどすると、コロコロ変わっちゃって、
数値が固定されないので、困っているというもの。

確かに、RANDBETWEEN関数は、重複を防ぐことが出来ないんですよね。

便利そうなんだけど、ちょっと不便。

ランダム数が少ない場合は、「自力で」でもいいのですが、増えてくるとやっぱり、
面倒くさくなるし、重複を見逃しちゃうかもしれないし。

ということで、今回は、重複しないランダム数値の設定方法をご紹介していきます。

まず、下記の表があります。

こういう表を作りたい訳ですね。

では、RANDBETWEEN関数だとどうなるのかを確認してみましょう。

C3をクリックして、RANDBETWEEN関数ダイアログボックスを表示しましょう。

最小値は1
最大値は10
と入力してOKボタンをクリックしましょう。オートフィルで数式をC12までコピーしましょう。

すると、ランダムで1~10までの数値が振られてはみたものの…やっぱり重複している。

これでは、自力で何とかしないといけないわけです。

けど、面倒なので何かいいアイディアはないですか?という訳ですね。

そこで、重複するかもしれないけれど、重複しないような関数があるのです、

それは、RAND関数。


この関数は、小数点第7位までをランダムで表示する関数なのですが、
小数点第7位までならば、ほぼ重複することはないので、今回はこのRAND関数と、
順位を出す、RANK.EQ関数のコンビネーション技で、
重複しないランダムの数値を算出する方法をやってみましょう。

D2にRANDと入力して、
D3に、

= RAND()

と入力して、オートフィルでD12まで数式をコピーします。

まず、RAND関数を作って、ランダムな数値を算出させます。

そして、この数値の順位を算出すれば、1~10までの重複しない数値を算出できるという訳です。

なお、D列は再計算され続けますので、気にせず、
C3にRANK.EQ関数を作っていきますので、
RANK.EQ関数ダイアログボックスを表示しましょう。

数値はD3
参照は、$D$3:$D$12
順序は、昇順でも降順でも構わないので、今回は0にしておきます。

あとは、OKボタンをクリックしましょう。オートフィルを使って数式をC12までコピーします。

これで、重複しないランダムな数値を作ることができました。

が、D列が固定していないので、値の貼り付けを使って、数値を固定化します。
D3:D12を範囲選択して、コピーします。

貼り付けボタンから、値を選択します。すると、数式ではなく値に代わりました。

これで、C列の数値は変わることが無くなりましたので、このようにすれば、
重複しないランダムな数値を作ることが出来ますので、何か機会がありましたら、
やってみると面白いですよ。

4/13/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/4/5-2016/4/11

今週のFacebookページの投稿 2016/4/5-2016/4/11


<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

4月5日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+←キーで、データの左端のセルにジャンプすることができます。
データが無い時は、シートが対象になりますね。

4月6日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+→キーで、データの右端のセルにジャンプすることができます。
データが無い時は、シートが対象になりますね。

4月7日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+↑キーで、データの上端のセルにジャンプすることができます。
データが無い時は、シートが対象になりますね。

4月8日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+↓キーで、データの下端のセルにジャンプすることができます。
データが無い時は、シートが対象になりますね。

4月9日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+Shiftキー+←キーで、
アクティブセルからデータの左端までを範囲選択できますね。

4月10日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+Shiftキー+→キーで、
アクティブセルからデータの右端までを範囲選択できますね。

4月11日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+Shiftキー+↑キーで、
アクティブセルからデータの上端までを範囲選択できますね。


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4/10/2016

Excel。RANK。順位を、順位/全体数で、表示する順位を作成したいというリクエスト


Excel。順位を、順位/全体数で、表示する順位を作成したいというリクエスト

<RANK.EQ関数とCOUNTA関数>


順位を求める、【RANK.EQ関数】と【RANK.AVG関数】。

特に、RANK.EQ関数に関しては、初心者さんの研修でも、企業研修でも、
当然、新人さんの研修でもご紹介する、比較的ポピュラーな関数なのですが、
今回は、このRANK.EQ関数をご紹介した時にいただいた質問を取り上げてみたいと、
思っております。

現場というのは本当に、様々なケースがあるんすね。

今回も現場ならではというご質問だなぁ~と。

その質問というのは、

「順位を出す関数ってありますよね。
これを、順位だけじゃなくて、5位/8 というように全体数も合わせて、
表示した順位を求めることはできませんかね?」

というもの。

お仕事で使うようでして、「順位/全体の件数」で算出したい、表示したいということなんですね。

最初に聞いた時には、一瞬無茶なリクエストだと思いましたが、
結構あっさり、解決しましたので、今回は、これをご紹介してみようと思います。

下記の表をご覧ください。

D列のように通常の順位をRANK.EQで作成するだけではなくて、
F列のように、順位と全体数が表示されているようにした順位を表示していきたいわけです。

そこで、どうやったら表示できるのかを考えてみると、
順位と全体数を求めた数を結合してあげればいいことに気がつけばしめたもの。

&で結合できますから、早速、数式を作っていくことにしましょう。

F3:F7を削除して、RANK.EQ関数ダイアログボックスを表示しましょう。

数値には、C3
参照には、$C$3:$C$7。参照は全体のことですね。そして、絶対参照も忘れずに。
この参照が初心者さんには、ちょっと難易度があるようですね。
どっちかというと、「範囲」っていうほうが、しっくりくるようですね。

順序には、0

そして、OKボタンをクリックして、まずは、順位を算出させます。

数式バーには、

=RANK.EQ(C3,$C$3:$C$7,0)

と入力されていますね。
このあとに、全体の件数を算出するために、COUNT関数または、
COUNTA関数を使って数式をアレンジしていきます。

今回は、COUNTA関数を使ってみます。

=RANK.EQ(C3,$C$3:$C$7,0)の後ろに、&”/”&と入力しましょう。

これで、”/”を表示することができますので、
あとは、COUNTA関数ですが、難易度が高くないので、
ダイアログボックスを表示しなくても直接入力していきましょう。

数式の後ろに、COUNTA($C$3:$C$7)と追加します。

F3の数式は、

=RANK.EQ(C3,$C$3:$C$7,0)&"/"&COUNTA($C$3:$C$7)


これで、F3には、1/5と表示できましたね。

あとは、この数式を、オートフィルを使ってコピーしていきます。

結果は、

このように、F列を算出することができましたね。

4/08/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/3/28-2016/4/4

今週のFacebookページの投稿 2016/3/28-2016/4/4


<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月28日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+Shiftキー+ -キーで、セルの削除ダイアログボックスが表示されます。

3月29日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+dキーで、上のセルの内容をコピーできます。けど、使ったことが無い…

3月30日
Excel。ショートカット。
Ctrlキー+rキーで、左のセルの内容をコピーできます。けど、使ったことが無い…

3月31日
Excel。ショートカット。
Shiftキー+←キーで、左側のセルを範囲選択することができます。

4月2日
Excel。ショートカット。
Shiftキー+→キーで、右側のセルを範囲選択することができます。

4月3日
Excel。ショートカット。
Shiftキー+↑キーで、上側のセルを範囲選択することができます。

4月4日
Excel。ショートカット。
Shiftキー+↓キーで、下側のセルを範囲選択することができます。


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4/07/2016

Excel。Conditional Formatting。複数条件の条件付き書式の設定方法をご紹介。


Excel。複数条件の条件付き書式の設定方法をご紹介。

<条件付き書式+OR関数 AND関数>


職業訓練でも、企業研修でも、必ずご紹介する

「条件付き書式」。

自分で判断することをしなくても、設定すれば、Excelが判断して、
書式を反映してくれる便利な機能なのですが、この条件付き書式に関しても、
いろいろ、ご質問をいただくことがありますので、今回はその中から、
複数条件での条件付き書式の設定方法をご紹介していきます。

下記のような表があります。

条件付き書式としてやりたいことは、店舗が梅田店か、または、売上金額が50万以上だったら、
そのレコード。
つまりその行ごと、塗りつぶしを設定したいとします。

そのセルだけならば、いいのですが、レコードごとで、さらに、
複数の列にまたがった条件ということになります。

まずは、確認として、複数条件を確認しておきましょう。

D2が梅田店であるのか? E2が50万円以上なのか?という数式を作る必要があります。

この2つの条件を満たすようにするには、OR関数を使うといいようですので、
OR関数を使って条件付き書式の数式を作っていきましょう。

では、A1:E12までを範囲選択します。

ホームタブの条件付き書式から新しいルールをクリックしましょう。

新しい書式ルールダイアログボックスが表示されますので、
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、
ルールの内容を編集してくださいのボックスをクリックします。

次の数式を満たす場合に値を書式設定のボックスをクリックしておきます。

数式は、

=OR($D2="梅田店",$E2>=500000)

と入力をします。
これは、D列が梅田店なのか?
または、E列が50万円以上のどちらかの条件をみたしていれば…という意味になります。

書式ボタンをクリックして、任意の塗りつぶしを設定していきます。

OKボタンをクリックして、新しい書式ルールダイアログボックスに戻りますので、
OKボタンをクリックして、完成ですね。

ポイントになるのは、数式を設定するところですね。
関数のダイアログボックスを表示することができませんので、手で設定する必要があります。

また、せっかくなので、同じ列内での複数条件の場合もご紹介しておきましょう。

今度は、店舗名が、梅田店、または、横浜店の場合、
そのレコードを塗りつぶす場合はどう設定したらいいのでしょうか?

条件付き書式の数式は、こうなります。

=OR($D2="梅田店",$D2="横浜店")

これで、書式を設定すると、

このように反映されますね。
では、AND条件も確認しておきましょう。

D2が梅田店でE2が50万円以上だったらという条件の場合をやってみましょう。

条件付き書式の数式には、

=AND($D2="梅田店",$E2>=500000)

これで、書式を設定してあげると、

このような結果になり、きちんと反映されていることが確認できますね。

条件付き書式の設定も、関数をうまくコラボレーションすることによって、
より一層わかりやすい表を作ることができるので、機会があれば是非挑戦してみてください。