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2/28/2025

Excel。カレンダー。隔週ごとに手早く塗りつぶしたいけど、どうしたらいい【Every other week】

Excel。カレンダー。隔週ごとに手早く塗りつぶしたいけど、どうしたらいい

<条件付き書式+MOD+WEEKNUM関数>

次のような簡易カレンダーがあります。

隔週ごとに手早く塗りつぶし

わかりやすいように、週ごと。隔週で塗り分けたいと考えました。


では、どのようにしたら、手早く隔週で塗り分けることができるのでしょうか。


隔週という条件なので、条件付き書式をつかいます。


そこで、問題になるのが、条件式です。

隔週をどのように確認したらいいのでしょうか。


週番号を求めることができる、WEEKNUM関数というのがあります。


求めた週番号が、奇数か偶数かを求めれば、隔週で塗り分けることができそうです。


奇数か偶数かを求めるには、除算した余りを求めることができるMOD関数をつかいます。


早速、設定していきます。

A2:B16を範囲選択します。

ホームタブの条件付き書式から「新しいルール」を選択します。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックして、条件式を設定します。


条件式のボックスには、

=mod(weeknum($A2,1),2)


と数式を設定したら、塗りつぶしたい色を設定して、OKボタンをクリックします。


ご覧のように、隔週で塗り分けることができました。


条件式の確認をしましょう。


数式全体ですが、

=mod(weeknum($A2,1),2)


数式の最後に「=0」をつけてもいいのですが、省略しています。

=mod(weeknum($A2,1),2)


この数式が成立しているならば、「1」と算出され、TRUEという判断になります。

また、成立していないのなら「0」と算出され、FALSEという判断になります。


このため、「=0」は省略することができます。


MOD関数は、除算した余りを求めることができます。


2で除算することで、奇数か偶数かを求めることができます。

WEEKNUM関数は、週番号を求めることができます。


最初の引数は、シリアル値。日付です。

列固定の複合参照にすることで、行全体を対象にすることができます。


2つ目の引数は、「週の基準」です。


今回は、1をつかいました。1は、週の最初を日曜日として設定することができます。


用途によって、基準を変えることで、最初の曜日に対応させることができます。


このWEEKNUM関数ですが、週の基準の21をみてみると、(システム2)と表示されています。


このシステム1とシステム2の違いは何かというと、システム2は、その年の最初の木曜日を含む週をその年の第1週の場合でつかうことができるというのが、システム2です。


外資系の企業さんで使うことが多いのが、システム2のようです。


これらの関数を組み合わせてつかうことで、隔週で塗り分けることができる条件式を設定することができます。

9/04/2024

Excel。日付から週番号は週番号でも、ISO国際標準化機構のISO週番号を知りたい【Week Number】

Excel。日付から週番号は週番号でも、ISO国際標準化機構のISO週番号を知りたい

<WEEKNUM関数・ISOWEEKNUM関数>

カレンダーに第何週というように記載されていることがあります。


ところが、外資系の会社のスケジュール表をみると、1月1日を含む週を第1週としていないことがあります。


多くが、ISO国際標準化機構のISO週番号を採用しているようです。


このISO週番号は、最初の木曜日を含む週がその年の第1週と定められています。

ISO国際標準化機構のISO週番号

 

例えば、2025/1/1は水曜日です。そうなると、最初の木曜日は2025/1/2なので、2025/1/2が含まれている週全体が、第1週ということになるわけです。


よって、2024/12/31は、前年ですが、週としては、第1週という扱いになるわけです。


これをどのようにしたら、求めることができるのでしょうか。


最初の木曜日が…と考えそうですが、ISO週番号を求めることができる関数があります。

それが、「ISOWEEKNUM関数」です。


通常の週番号を算出するのが、WEEKNUM関数です。

C2には、

=WEEKNUM(A2)

という関数が設定してあります。


そして、ISO週番号は、D2に数式を設定してあります。

=ISOWEEKNUM(A2)


あとは、オートフィルで数式をコピーします。


これで、ISO週番号に対応した週番号を算出することができました。

4/22/2024

Excel。週間売上を手早く算出するには、どのようにしたらいいの。【weekly sales】

Excel。週間売上を手早く算出するには、どのようにしたらいいの。

<WEEKNUM関数>

日々の売上データで、年間売上なら、YEAR関数をつかって年を算出してから年ごとに算出します。

また、月間なら、MONTH関数をつかって算出することができます。


では、日曜日から土曜日までの週間売上はどのようにしたらいいのでしょうか。

WEEKNUM関数

週を算出することができる関数があります。

それが、WEEKNUM関数です。


D2に

=WEEKNUM(A2,1)

という数式を設定して、オートフィルで数式をコピーします。


すると、その日が第何週なのかを算出することができます。


また、WEEKNUM関数の2つ目の引数ですが、今回は日曜日から土曜日までを週としていますので、「1」と設定します。



週が算出できましたので、あとは週ごとに集計します。


G1にSUMIF関数をつかって週ごとの集計をすれば、週ごとの集計を算出することができます。


G1の数式は、

=SUMIF($D$2:$D$16,F1,$C$2:$C$16)

と設定して、オートフィルで数式をコピーしています。

12/05/2023

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、WEBSERVICE関数~WEIBULL.DIST関数です。【dictionary】

Excelの様々な関数の読み方や引数などを紹介。今回は、WEBSERVICE関数~WEIBULL.DIST関数です。

<Excel関数辞典:VOL.89>

今回は、WEBSERVICE関数~WEIBULL.DIST関数までをご紹介しております。

Excel関数辞典

WEBSERVICE関数

読み方: ウェブサービス  

分類: Web 

WEBSERVICE(url)

XML形式のデータから必要な情報だけを取り出す 



WEEKDAY関数

読み方: ウィークデイ  

分類: 日付時刻 

WEEKDAY(シリアル値,[種類])

日付から曜日に該当する数値を算出する 



WEEKNUM関数

読み方: ウィークナンバー  

分類: 日付時刻 

WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])

日付の週の番号を算出します 



WEIBULL関数

読み方: ワイブル  

分類: 互換性 

WEIBULL(x,α,β,関数形式)

ワイブル分布の累積確率か確率密度を算出します 



WEIBULL.DIST関数

読み方: ワイブル・ディスト  

読み方: ワイブル・ディストリビューション

分類: 統計 

WEIBULL.DIST(x,α,β,関数形式)

ワイブル分布の累積確率か確率密度を算出します 

2/01/2023

Excel。隔週おきに行全体を塗りつぶしたいけど、どうしたらいいの【biweekly】

Excel。隔週おきに行全体を塗りつぶしたいけど、どうしたらいいの

<条件付き書式:MOD+WEEKNUM関数>

簡易カレンダーで隔週おきに行全体を塗りつぶしたい時には、どのようにしたら、効率的に作成することができるでしょうか。


Excelの日付には、第何週なのかという情報も含まれています。

第何週なのかを算出できる関数が、「WEEKNUM関数」です。


このWEEKNUM関数で算出した値を2で除算して、余りがあるのか、ないのかを判断すれば、隔週おきに分けることができます。


そして、条件で塗り分けるわけですから、条件付き書式を使えば、対応することができます。


それでは、設定方法を確認していきます。

範囲選択します。今回は、A2:B15が該当します。

ホームタブの条件付き書式にある、「新しいルール」をクリックします。


新しいルールダイアログボックスが表示されます。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。

「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のボックスに、数式を設定します。


=MOD(WEEKNUM($A2,1),2)


あとは、書式ボタンをクリックして、書式を設定したらOKボタンをクリックして完成です。


MOD関数は、余りを算出する関数です。

WEEKNUM関数が、該当する日付が第何週に当たるのかを算出する関数です。


ところで、

=MOD(WEEKNUM($A2,1),2)=1

というように、数式のうしろに、「=1」とか「=0」とかをつけていません。


これは、=MOD(WEEKNUM($A2,1),2)が、「1」か「0」のみ算出されます。


「=1」となれば、「1」はExcelでTRUE。

「=0」ならば、「0」でExcelではFALSEと設定されています。


TRUEならば、成立しているということで、条件を満たす。

すなわち、書式設定の対象となるわけです。


そのため、数式のうしろに、「=1」とか「=0」をつけていなくても、大丈夫というわけです。


あと、WEEKNUM関数の最初の引数を「$A2」と列を固定した複合参照にすることで、行全体を塗りつぶすことができます。


条件付き書式と数式を組み合わせることで、日頃使っている資料が、より一層わかりやすくなるかもしれませんので、色々試してみるといいかもしれませんね。

9/05/2022

Excel。隔週ごとに行全体を塗り分けるにはどうしたらいいの。【biweekly】

Excel。隔週ごとに行全体を塗り分けるにはどうしたらいいの。

<条件付き書式+WEEKNUM関数>

スケジュール表や月報の売上表など日曜日から土曜日ごとの隔週で塗り分けることができれば、見やすい資料が作れます。

どのようにしたら、手早く、隔週ごとに塗り分けることができるのでしょうか?


しかも、次の表のように、行全体を塗り分けたいとします。


日曜日から土曜日なので、この日曜日は何回目に登場しているとか、曜日をWEEKDAY関数で算出してとか、考えてしまいそうですが、Excelには、第何週なのかを算出してくれる「WEEKNUM関数」というのがあります。


隔週で塗り分けたいわけですから、WEEKNUM関数をつかって算出した週番号が、奇数か偶数かわかるようにしてあげれば、隔週を表現できます。


そして、条件で塗りつぶしをしたいわけですから、「条件付き書式」と合わせて使うことで、隔週ごとに行全体を塗りつぶすことができそうです。


まずは、WEEKNUM関数をつかった数式をどのように作ればいいかを確認しておきましょう。


E2には、次の数式を設定しました。

=MOD(WEEKNUM(A2,1),2)


オートフィルで数式をコピーしています。


「0(ゼロ)」と「1」で隔週を判断することができています。

これを条件付き書式に組み込むわけです。


また、日曜日から土曜日を「週」とするには、WEEKNUM関数の2つ目の引数で、どの曜日を起点とするかを設定することも出来ます。


それでは、条件付き書式を設定していくことにします。


A2:C17を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックして、「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のボックスに、数式を設定します。


設定する数式は、先程確認した、MOD+WEEKNUM関数です。

=MOD(WEEKNUM($A2,1),2)


この数式の結果が「1」ならば、Excelでは「1」を「TRUE」としているので、条件をみたす。

つまり、塗りつぶし対象になるというわけです。


なお、WEEKNUM関数の最初の引数を、「$A2」と、列固定の複合参照にしているのは、行全体を塗りつぶし対象にするためです。


このように、条件付き書式の条件にMOD+WEEKNUM関数を組み合わせることで、隔週ごとに塗り分けることができます。

8/26/2022

Excel。日曜日~土曜日の週間売上集計を効率よく算出するにはどうしたらいいの【weekly sales】

Excel。日曜日~土曜日の週間売上集計を効率よく算出するにはどうしたらいいの

<WEEKNUM関数>

年間売上や月間売上を算出するには、年や月を別枠に設けてあげれば、SUMIF関数などをつかうことで、手早く算出することはできます。

ただ、日曜日から土曜日までの「週間売上」を算出したい場合、どのようにしたら、効率よく算出できるのでしょうか。


年や月のように週ごとにわかるものをどうやって用意するのかが、ポイントになるわけですね。


では、次の表を用意しました。


B2の「土」は、B列の曜日の中で、何回目の登場で、この登場回数が1だけの売上高を合算させればいいという考え方でもいいのですが、もっと簡単に、年間で、第何週なのかを算出する関数があります。


その関数が「WEEKNUM関数」です。


D2には、WEEKNUM関数をつかった数式を設定してあります。

=WEEKNUM(A2,1)


あとは、オートフィルで数式をコピーしています。

2番目の引数「1」は、何なのかというと、「週の基準」です。


今回は、日曜日から土曜日までを週とするので、「1」を採用しました。


この番号がややこしいので、説明しておきます。

1と2は、最新バージョンからExcel2007まで対応しています。

それ以外は、2007は対応していません。


11から17は、理解するのに問題は無いのですが、謎なのが「21」の月曜日。


月曜日は「11」ではと思うかもしれませんが、「21」の月曜日は、システム2の月曜日で、11から17は、システム1なので、「11」はシステム1の月曜日をつかうことを意味しています。


システム1とシステム2の違いはというと、システム1は、1月1日を含む週がその年の第1週としています。


システム2は、最初の木曜日を含む週がその年の第1週としています。


ポップアップヒントで、「(システム1)」と書かれていても、困っちゃいますね。


このようなことから、「17」でもいいのですが、「1」を採用して数式をつくりました。


WEEKNUM関数によって、週番号を算出しましたので、あとは、SUMIF関数をつかって集計すれば完成ですね。


G2の数式は、

=SUMIF($D$2:$D$14,F2,$C$2:$C$14)


あとは、オートフィルで数式をコピーしています。


これで、週ごとである、週間売上合計を算出することができました。


なお、F2:F4には、表示形式をつかって、「週」を表示させることで、SUMIF関数の引数で直接つかっても、算出することができます。


設定方法は、セルの書式設定ダイアログボックスの表示形式タブにある「ユーザー定義」をつかいます。


SUMIF関数で算出できればいいだけなので「G/標準」のうしろに「”週”」を追加してOKボタンをクリックすれば、設定完了です。