Excel。OR関数の引数がたくさんあるので、数式がわかりにくい
<IF+OR関数>
遠方の事務所は会議に参加するのにオンラインで参加OKという表をつくりました。
C列に地域というフィールドがあります。
D列のオンラインというフィールドには、C列の地域が、東北・四国・九州だったらば、オンラインで会議に参加。
それ以外は、リアルで参加するという表です。
D列のオンラインには、東北・四国・九州ならば、○と判断する数式を設定したいわけです。
C2が東北だったら、四国だったら、九州だったらと判断したいわけです。
判断となれば、IF関数をつかうわけですが、IF関数だけだと、ネストだらけになってしまいま
す。
そこで、OR関数をつかうことで、可読しやすい数式にすることができます。
D2に設定した数式は、
=IF(OR(C2="東北",C2="四国",C2="九州"),"○","")
この数式でも可読性はいいのですが、OR関数の引数を「C2=」が多く繰り返される傾向にあります。
今回は、3つで済んでいますが、10あれば、「C2=」が10も作る必要があります。
これでは、可読性が悪化してしまいます。
そこで、OR関数の引数に、配列定数をつかうことで、改善することができます。
D2の数式を修正します。
=IF(OR(C2={"東北","四国","九州"}),"○","")
配列定数をつかうことで、OR関数は、
C2={"東北","四国","九州"}
と、とてもわかりやすくなりました。
これならば、10件だったとしても、「C2=」は一つだけですみます。