Excel。積み上げ横棒グラフに合計値を表示させたい
<積み上げ横棒グラフ>
積み上げ横棒グラフをつくるのは、簡単なのですが、出来そうで出来ないものがあります。
それは、合計値です。
それ以外にも、横棒グラフならではの縦軸を反転しないとグラフの元表と同じ順番になりません。
この2点を含めて、積み上げ横棒グラフに合計値を表示させるには、どうしたらいいのかを紹介いたします。
積み上げ横棒グラフ用に用意した表です。
この表のポイントは、合計列を用意していることです。
E2の数式は、
=SUM(B2:D2)
といういたってシンプルな数式です。
E4までオートフィルで数式をコピーしています。
積み上げ横棒グラフをつくりますので、A1:E4を範囲選択します。
E列の合計列も忘れずに含めます。
挿入タブのグラフブロックにあり、積み上げ横棒グラフをつかって、積み上げ横棒グラフを挿入します。
サイズ変更をして、グラフタイトルは今回グラフを大きくしたいので削除してあります。
挿入されましたが、縦軸が店舗名になっていません。
4月売上から6月売上は、「積み上げ横棒」で、第2軸にチェックをいれます。
合計は、「集合縦棒」にして、第2軸は、何もしません。
第2軸が前面に、通常の第1軸が背面に設定されるので、4月から6月を前面にしたいので、第2軸にします。
合計はあくまでも、データラベルのためだけなので、背面の方がむしろ都合がいいというわけです。
OKボタンをクリックします。
第2横軸がグラフ上部に表示されましたが、右側に第2縦軸が表示されていないので、表示する作業を行います。
右側に第2縦軸を表示させる理由は、左側の縦軸が、上から立川・渋谷・新宿の順番になっています。
グラフの元表と順番が上下逆です。
グラフの元表と同じようにする作業をするために必要になります。
グラフのデザインタブの「グラフ要素の追加」にある軸ラベルの「第2縦軸」をクリックします。
続いて、上の第2横軸と同じように、下の第1横軸の目盛を0~9000に合わせます。
これで、縦軸の順番は表と同じ、新宿・渋谷・立川になりました。
ただ、右側の第2縦軸はそのままなので、第2縦軸をクリックします。
第2縦軸は、横軸との交点を「自動」にします。
ここがわかりにくいので、注意ポイントです。
軸位置は、「軸を反転する」にチェックマークをいれます。
ここまでで、縦軸を表と同じ順番にすることができました。
いよいよ、本題の合計値を表示する工程に進めましょう。
合計の集合横棒グラフは、背面あるので、さわることができません。
そこで、書式タブのグラフの要素を「系列 "合計"」にします。
グラフのデザインタブにある「グラフ要素の追加」のデータラベルの「外側」をクリックします。
これで、合計値を表示することができました。
あとは、仕上げの作業です。