Excel。ビットやオクテットを10進数で表示できるのがDECIMAL関数です。
<DECIMAL関数>
2進数・16進数など、色々な進数がありますが、その様々な進数を10進数にするには、DECIMAL関数をつかうと、簡単に戻すことができます。
まずは、DECIMAL関数の引数です。
DECIMAL(数値,基数)
では、使い方をみてみます。
A列は、ビットやオクテットを入力しています。
A2は、10進数の「10」ではなくて、「1・0」といったイメージです。
B2の数式は、
=DECIMAL(A2,10)
とした場合は、A2は通常の数値ということになるので、B2は「10」と算出してくれますが、C2の数式は、
=DECIMAL(A2,16)
として16進数を10進数に戻す処理をしますので、「16」と算出されます。
D2の数式は、
=DECIMAL(A2,2)
こちらは、A2の「10」を2進数だとした場合10進数に変換するならば「2」と算出されるわけです。
なので、A3を「2」としてしまうと、D3は、2進数で「2」という表記はありませんので、「#NUM!」と算出されてしまいます。
逆に、A6に「a」と入力すると「文字」ではなく、16進数では「10」なので、10と算出してくれますが、他の進数は、「文字」という判断になってしまうので、これまた「#NUM!」というエラーが表示されてしまいます。