Excel。小計など表中の和算はSUM関数だと手早く求めることができます。
<SUM関数>
四半期ごとの集計を求める場合、四則演算の「+」をつかって算出するよりも、SUM関数をつかうことで、手早く算出することができます。
次の表を用意しました。
B5の第1四半期集計を算出したい場合、3件の和算なので、「=B2+B3+B4」と数式を作りがちかもしれません。
これを第2~第4そして、年間合計を算出したい場合、「+」を繰り返し使用して、範囲選択も面倒な作業です。
ところが、SUM関数には、自動的に範囲選択を調整してくれる機能があります。
まずは、B5をクリックして、オートSUMボタンをクリックして、SUM関数を設定します。
=SUM(B2:B4)
次に、B9の小計を算出したいので、B9をクリックしたら、オートSUMボタンをクリックしてみましょう。
B5には、SUM関数の数式があると、それ以降の数値から範囲選択をしてくれます。
B9の数式は、
=SUM(B6:B8)
最後のB10の合計を算出するのもSUM関数をつかってみましょう。
B10をクリックして、オートSUMボタンをクリックしてしてみます。
SUM関数をつかって算出したセルだけを範囲選択した数式をつくってくれます。
B10の数式は、
=SUM(B9,B5)
このように、単純な和算であってもSUM関数をつかうことで、手早く、ミスも抑制して算出することができます。