Excel。条件付きで空白セルを数えたい場合、どのようにしたらいいの。
<COUNTBLANK関数・COUNTIFS関数>
計算結果が空白でも、元から空白でも、セルが空白にみえるなら、その空白セルの件数を算出するのが、COUNTBLANK関数です。
ところが、COUNTBLANK関数は条件がついてしまうと、対応することができません。
なぜかというと、COUNTBLANK関数の引数は、「範囲」だけしかないからです。
そして、この引数の「範囲」は、連続した範囲でないといけません。
つまり「,(カンマ)」で範囲を追加することもできません。
では、次のような表の場合、どのようにしたら、条件付きの空白セルの件数を算出することができるのでしょうか。
B列の上期下期が「上期」でC列の提出確認が「空白(空欄)」のセルの件数を算出するには、COUNTBLANK関数がつかえません。
そこで、COUNTIFS関数をつかえば、算出することができます。
E2に設定した数式は、
=COUNTIFS(B2:B9,"上期",C2:C9,"")
COUNTIFS関数は、複数条件で件数を算出することができる関数です。
なので、空白セルに条件を付けた場合は、COUNTIFS関数で対応することができます。