EOMONTH関数とEDATE関数
ちょっと知っておくと便利な関数は色々ありますが、
今回は、日付に関した関数の中から、
月末の日を自動的に判断する、EOMONTH関数とEDATE関数をご紹介。
使い方はいたって簡単ですが、マイナーな関数なんですよね。
例えば、今年の2月は29日だっけ?なんて時に活躍しますし、
見積書や請求書などでも活躍します。
まずは、
EOMONTH関数
からご紹介。開始日に、2012/2/1と入力してみます。today関数でもOK
今回は、仮に、B2に2012/2/1に入っているとして、B2をクリック
月に、0だと、2月末が表示されると思いきや、なんだ40968って。
これは、日付に関してExcelが苦手という証拠なのですが、
Excelは、日付の管理を1日1として数えている、ロングカウント方式を使っています。
マヤ暦と同じですね。
で、この数字のままでは、人間にはさっぱりわからないので、
書式形式を日付型に変更してみましょう。そうすると、2月29日が表示されてきます。
なお、月のところに、1ならば、来月末。
そう、末締めの翌末払いっていうのですね。
今度は、
EDATE関数
をご紹介。こちらの関数は、先程のEOMONTHと異なり、同じ日の何ヵ月後っていうのをもってきます。
先程と同様に
開始日に、2012/2/1がセルB2と入力にされているとして。
月に、0を入れてみましょう。
表示形式は、割愛します。
結果は、開始日と同じ2012/2/1。先程のEOMONTHと異なり、
何ヵ月後とか何ヶ月前というのを算出するのです。
今度は、月に1を入れてみましょう。
そうすると、2012/3/1になりましたね。
開始日を2012/2/15にすると、2012/3/15になりますよね。
開始日を2012/1/31にすると…2012/2/29。結構賢いですね。